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ツレ妊#19 次の住処

<17周目>

実はここ1、2ヶ月ほど、実は家探しをずっとしていた。

子どもも生まれるということは生活環境も変わるということで、妊娠したことをきっかけに引っ越す人は少なくないと思う。

そしてわたし達も今回かぞくが三人と二匹になることに備えて引っ越しをすることになったという訳です。

家探しをしたことがある人はわかると思うけど、物件って本当に縁だから見つかるかどうか、またどの段階でその物件に決めるという決断を下すかというのは難しい。

この物件は理想から比べたら70点くらい、悪くはない。でも他に見たらもっと良いところが出てくるのではないだろうか、、、。でもそんなことをしていたらこの物件を他の人が契約するかもしれない。

これは大いなる心理戦なのである。(自分との)

何が絶対条件で、何が諦められる条件なのか。取捨選択をしていく。

今回、犬がいることもあり、そもそもの絶対条件でかなり物件が限られてくる。しかもこの犬の条件、「小型犬ならOK」みたいなところは結構多いのだけど、中型犬になるとなかなか厳しい。

数少ない物件を見ながら、近所には子どもがいるか、学校はあるか、ご近所はどんな感じか、防音などはどうかなど隣の部屋で声を出しながら確認する。



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あったら素敵浴室乾燥機!


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子どもがいるなら和室があった方が寝かせやすいと聞いたこともある


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フローリングも掃除はしやすそう


マンションが良いのか、はたまた戸建てが良いのか、、、

共同保育ができる家なども視野に入れたりもしたけれど、なかなか条件が難しい。


職場からちょっと遠い、ちょっと狭いなど、不動産屋さんにわがままを言いながら、色々と物件を見て周り、ネットでも調べまくり(ネット広告が調べたものに支配されるアノ状態ーまたその広告をクリックしては、さらに同じような広告の出現回数が増えるという、わかる人にはわかるアレ)ようやく、最終的に、とてもとても古い一軒家だが、一部リフォームがされているところに決めた。

わたしは一軒家には住んだことがない。団地とかマンションばかりだ。家の中に階段があるのは、やや膝が不安ながらも、在宅ワークが続くわたしには良い運動にもなりそう。

そんなわけで17週目を迎えて、引越し先がようやく決まった。

家が決まるって思った以上にホッとする。住んだ事がない地域だけど、美味しい赤提灯があったらいいなぁ。


行く暇なくなりそうだけど


(ちなみにお世話になった不動産屋さんはLGBTQフレンドリーで、そうでなくてもフレンドリーな「レタス不動産」という不動産屋さんです。

私たちのわがままに嫌な顔せず根気よく付き合ってくださいました。

一見高い物件しか取り扱って無いのかと思う雰囲気ですが、全くそんなことありませんよ。タワーマンションから中古物件の購入から賃貸、他で見つけてきた物件でも、根気強く正直に向き合ってくれます。さとこさんの〜って言えばより伝わるかとオモイマス )


そして17週目のベイビーはと言うと、、、

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し、指紋?!! 


えっと大きさは13cmとかなのに、もう指紋?!

生まれる前から赤ちゃんの成長には驚かされる。


驚かされるといえば、実はこの週とても嬉しいことがあった。

それは、ご自身がレズビアンの親に育てられたと言う、すでに成人しているかたと話をすることができたこと。


子どもながらにも色々と思うこともあった事、けれども親に対して思うことというのは、セクシャリティがどうということではなく、親子として、人として相手をどう思うのかというところだったいうことなど、今まで育ってきた色々な経験や子としての想いを聞かせてもらった。 


これから子どもを産み育てようと思っているツレとアタシにとって、とても勇気づけられる話で、自分たちが目指す方向は間違ってないなあと思える時間だった。(別途インタビュー記事掲載できたらと思っています!)


-いつかうちの子どもも、誰かに語る、、そんな未来もあるかもシレナイ。


書いた人 茂田まみこ


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