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バッパーの洗面台で洗濯していた話【ワーホリ】
今ではネタにしてる超貧乏ワーホリ時代の洗濯物事情の話です。
ワーホリの始めの頃、私はバックパッカーズホテルに約1ヶ月間住んでいました。
私が泊まっていたバッパーは10人部屋で、部屋の中に共用のトイレとシャワールーム、洗面台が二つずつ。
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コインランドリーが敷地内にあって、洗濯物の量に関係なく一回5ドルかかります。
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初めは普通にコインランドリーで洗濯しました。
しかし、洗濯し終わってから靴下を一足洗濯機に入れ忘れていたことに気がつき、
靴下一足のために5ドルも使いたくないし、
また洗濯物が溜まるまで待つのも億劫だなあ…
そんなことを考えていたらランドリールームのすぐそばに、洗濯物を干すためのロープがたくさん張られているのを見つけました。
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オーストラリアは乾燥しているし毎日晴れているし、
手洗いでもここに干しておけば乾くのでは?
そう思った私は、翌日洗面台に自分の洗濯物と洗剤を入れて手洗いし、学校に行く前にそのロープに干しておきました。
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ところで洗濯機での脱水って、機械の力でかなりしっかり水が切られているんですね。手で絞るのは限界があって、どんなに力を入れて絞っても洗濯物から水滴が落ちてきます。
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こんなんで乾くのかなあ…
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洗濯物を心配しつつ学校へ。
そして帰宅。
え!!!!!!!
学校から帰ってくると完全に乾いていました。
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普通に洗濯機で洗って干したのと同じような仕上がり。
オーストラリアの日差しと空気の乾燥恐るべし…!!
それ以来、毎朝学校に行く前に手洗いで洗濯するようにしていました。
ポイントは、毎日すること。
洗濯物の量が増えると手洗いするのが大変だから。
1日分の洗濯物くらいなら手洗いでも全然苦じゃないくらいの量です。
結局バッパーを出ていく日までこの方法で洗濯し、洗濯機や乾燥機を使うことはありませんでした。
その後、オーペアの仕事のために一軒家に引っ越し、もちろん洗濯機も自由に使わせてもらっていますが、洗濯機を使う度に思うのです。
お金を払わずに使える洗濯機があるって素晴らしい。
洗濯機そのものが贅沢品。
文明の利器万歳。
今後も洗濯機に限らず、当たり前にそこにあるものに対して感謝を忘れないで生きていきたいです。