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【オーペア】 英語ができないなら仕事探しは運とタイミングとご縁
仕事や家が見つからず資金が尽きて早く帰国するワーホリも増えている中、私の場合は有り難いことになんだかんだで一年3ヶ月もオーストラリアに居座りました。
今回はオーストラリアでどうやって仕事(オーペア)に就けたのか、書いていこうと思います。
日本出国前から仕事探しを始める
オーストラリアではコロナが落ち着いて以降、仕事の数も空いてる物件の数も激減しているらしい。
それを聞いて出国前からかなり不安でした。
めちゃくちゃ不安でした。
とはいえ、せっかくオーストラリアに行くんだから、日本ではできない仕事がしてみたい!
そう思った私はいろいろと調べるうちに「オーペア」という仕事を知りました。
オーペアとして働くことができれば、現在オーストラリアで見つけるのが難しいとされている住居と仕事の両方を同時にゲットできる!
そう考えた私は、オーストラリアでオーペアとして受け入れてくれるファミリーを探し始めました。
返信は全然来ない
私はオーペアとホストファミリーのマッチングサイトを利用していました。
サイトを通じて10件ほど自分からメッセージを送ってみたものの、返信が来たのはなんと1件だけでした。
メッセージが届いてすらいないのでは…??!
などと疑心暗鬼になるほど音沙汰なし。
しかし、メッセージを送らなかったファミリーからも2件ほどコンタクトがあり、
計3つのファミリーとやりとりをしました。
出国前にやり取りした3つのファミリー
Aファミリー → ニュージーランド在住のためお断りしました。
(オーストラリアに行くことをガッツリ記載していたのになぜメッセージを送ってきたのか謎)
Bファミリー → 唯一返信が来たファミリー。
テキストでのやり取り中、「つい昨日の夜他の人に決まった」のと言われ白紙になりました。
Cファミリー → テキストでやりとりし、ビデオ通話することに。
初めてのオーペア面接
唯一ビデオ通話に漕ぎ着けたCファミリー。
通話ではホストマザーと話しました。
もちろん全部英語で会話するので全然聞き取れませんでした😂
でもホストマザーがテキストメッセージを併用してくれたおかげでなんとか会話が成立。
私の拙い英語を急かさずに聞いてくれたし、
聞き返したりよく分からなかったときも、嫌な顔をせずにゆっくり話してくれたりテキストを打ってくれたり、この人の家なら大丈夫そうだなと思いました。
ただ、
「来週別のオーペア候補と話すから、
それが終わったら決めてテキストするね」
とのこと
(私のことはキープか)
ってちょっと思ったけど、
国も違うし、そういうものなのかなと思って待つことにしました。
結局不採用
その後テキストでのやり取りを継続しましたが、
2週間後、別のオーペアを採用したと連絡が来ました。
雇うことにしたオーペアさんは半年しか居られないらしく、
「もし来年の8月ごろもファミリーを探していたら連絡してね」
「オーストラリアで困ったことがあればいつでも連絡して」
と言ってくれました。
渡豪し現地で仕事を探す
オーペアは一旦諦めた
そして私は渡豪し、ブリスベンでジャパニーズレストランの仕事を探していました。
これがまた全然見つからない!
そんなときに、あのサイトを通じてまた別のファミリーから連絡が来たのです。
しかも2件…!急にどした😦
DファミリーとEファミリーはほぼ同時にメッセージをくれたため、
同時進行でやり取りをしていました。
再びオーペアになることを考え始める
それぞれのファミリーの条件はこんな感じ。
Dファミリー
・ケアンズ在住
・小学生の男の子2人
・周りに農場やジム、プールなどがある
・子どもが日本語を勉強しているので教えてほしい
・お小遣い $250/w
Eファミリー
・シドニー郊外在住
・1歳の子ども1人
・車やバス30分〜1時間程度でシドニーシティ
・お小遣い $250/w〜、$1200/m の可能性もあり(勤務時間による?)
どちらも条件に不満はなかったし、
この時点でどちらかの選択肢を捨てる決心がつかなかったので、
早く決まった方が縁があったということにしよう!
と、そのつもりでやり取りをしていました。
そんな中、Eファミリーはレスポンスがとても早く、
わりとすぐにビデオ通話をすることになりました。
通信環境が悪い中での面接
このファミリーはホストマザーだけでなく、
ホストファザーと子ども、
それにワンちゃんまで画面に映してくれて、
家族みんなを紹介してくれました。
ちなみにこの当時、私はバックパッカーズホテルに滞在していました。
それで共用スペースのフリーWi-Fiのせいか、
それともファミリー側の回線のせいか、
なぜか音が途切れ途切れで、
とにかく聞き取りづらかった…
Cファミリーの10倍は聞き取りづらかったし、
テキストを併用することもなかったのでもう必死。
でも必死なのが悟られないように笑顔。
そのときのビデオ通話でも、私を雇うのかどうかについてはっきりとした返事はもらえませんでした。
「これから夕食だからまた後で連絡するね」というようなことを言われてビデオ通話を終えました。
ついにファミリーが決定
結局その日のうちには返事が来ませんでした。
ソワソワしながら連絡を待っていると、その次の日に
「あなたが○日に来てくれたら嬉しい」
とテキストが来ました。
メッセージをもらったときに決めていたように、先に決めてくれたこのシドニーのファミリーとのご縁を信じてケアンズのファミリーには大変申し訳ないと思いながらお断りの連絡を入れました。
その後、何時の電車で向かうのか、どこに迎えに行くかなどをテキストで話し、当日無事にピックアップしてもらい家に辿り着きました。
参考までに最終的な数はこちら
自分からメッセージを送った件数:10 → そのうち返信が来た件数:1 → そのうちビデオ通話まで進んだ件数:1 → 確定:0
ファミリーからメッセージが来た件数:4 → そのうちビデオ通話まで進んだ件数:1 → 確定:1
英語力がないなら運とタイミング
出国前、ファミリーにメッセージを送っていたときはほぼ返信なし、
ジャパレスの仕事も30件以上応募したけどまったく返信がなく、
どこに進んでも壁にぶつかって進めない感じだったのに、
ホストファミリーが決まったときは誰かに手を引かれているように、トントン拍子にスーッとうまくいった感じでした。
今考えても少し不思議な体験だったなあと思います。
大した英語力も資格もない私がこんなに条件の良い仕事を手に入れられたのは、タイミングや運が全てと言っても過言ではありません…😂
結果オーライだったけど、もしもう一度やり直すなら、英語の勉強をもっとしてから渡豪します!