電車に揺られてブリスベンからシドニーへ【ワーホリ】
ワーホリ開始1ヶ月、シドニーでオーペア先が見つかったので、ブリスベンから引越すことに。
距離は約900km。日本で言うと東京〜福岡くらい。
けっこう遠いので飛行機での移動が一般的らしいけど、今回はあえて電車を使ってみました。
実際どんな感じなのか記録用に書いておきたいと思います。
ブリスベンからシドニーへの移動手段を簡単にまとめ
移動手段は大きく分けて次の3つ
飛行機
最も一般的。
所要時間:1時間半
金額:約$100〜(航空券$80+荷物$20・JetStarの場合)
メリット:早い
デメリット:手荷物の重さに制限がある、値段が高い傾向
バス
所要時間:17時間
金額:約$130〜
メリット:夜行バスなら宿泊費が節約できる、荷物の追加料金がない
デメリット:最も時間がかかる
電車
所要時間:14〜15時間
金額:約$70〜
メリット:荷物の追加料金がない
デメリット:時間がかかる
今回はワーホリで来ており荷物が多く、金銭的に余裕はないが、時間的余裕はある、という状況だったので電車を使ってみることに。
朝4時に起きて駅に向かう
4時55分 Roma Station 発なので早起きして向かいました。
改札内に入ると分かりやすい案内があります。
この階段を上がるとホームで、電車が来ていない時でも大きめの荷物を持った人がたくさんいたのですぐにここだとわかりました。
いざ、電車が到着し、荷物を預けようとしたのですが…
ここでチケットを見せて、荷物を測ってもらいます。
しかしまさかの重量オーバー。
何か捨てないと乗れないってことだよね…とオロオロしていると、
「車両の中に荷物置き場があるからそこにおけば良いよ」
とあっさり持っていくことができました。
そんなこと購入サイトにもチケットにも書かれてなかったのに…
オーストラリアゆるすぎない??
そのためそのまま全ての荷物を持って列車へ。
ちょっと無愛想な車掌さんらしき人が入り口でチケットの確認をしていました。
スタッフが無駄に愛想良くない…外国だ…(良い意味で)
車掌さんにはニコリともされなかったけど、「俺がやるからお前は乗れ」的なことを言われ、20Kgオーバーのキャリーケースを載せるのを手伝ってくれました。
車内は新幹線やバスみたいに2×2の横並びの席になっていて、エコノミーの座席でもまあまあ広く疲れてきたら正座や体育座りみたいに座ることもできました。
また、トイレや、飲料水をボトルに汲める場所もあります。
売店になっている車両もあったので、食べ物を購入することもできます。
もちろん自分で事前に買ったスナックなどを持ち込んで食べることもできました。
電車に揺られること1時間、外が明るくなってきました。
車窓からはオーストラリアの美しい風景が見えます。
体感的にも日本の電車よりちょっとゆっくりめに走っている感じ。
しかしその分綺麗な景色、ファームや素朴な住宅地など、日本にはなさそうな風景がたくさん見られました。
道中ファームがいくつも見えました。
さすがオーストラリア。
電車の欠点は時間がかかることですが、
車内は通路もあって疲れたら歩けるので、長時間座っていてつらいということはなかったです。
席も広くてトイレに行ったり水を飲んだりするのも好きなタイミングでできるしむしろ快適でした。
たた、とにかく時間があって暇ではあるので、事前に映画をダウンロードしておくとか、本を持っていくとか、やることを決めておくとなお良いかなと思います。
電車に揺られること14時間、辺りはすっかり暗くなり、シドニーのCentral stationに到着。
今回の引越しは、仕事を始める前でとにかく節約したかったため、値段で選びましたが、
値段の割に快適な旅だったなあという印象。
あとこれは想定外の良かったことですが、オーストラリアの田園風景を見ながらのんびり優雅に旅している気分になれて非常に良かった。
それと、日本の新幹線がいかに速いのかということを身をもって実感しました。笑
しかしながら時間を贅沢に使うというのもワーホリだからこそできた経験で満足しています。
もし機会があれば電車の旅も検討してみてはいかがでしょうか。