不動産査定書のひな形 byエクセル
不動産査定書のひな形
「不動産査定書、査定書ひな形、エクセル」等で検索された方の為のページです。不動産査定書のひな形はあまり見かけませんね・・・。
エクセルで、ある程度簡単で、積算まで出来れば尚素晴らしい・・・。
そんな便利なツールがあれば、業務の効率も上がるのに。
と考えた事は無いでしょうか?ピッタリの物をお届けさせて頂きます。
査定をエクセル媒体で、数値を地域特性に合わせながら変更でき、流通性比率での調整もできるパターンの査定書のひな型になります。
不動産査定書の特徴
エクセルです
プルダウンリスト等の中から選択できる
点数をつけて行くので、入力選択したものに連動
税制の選択によって計算式が勝手に計算
カスタマイズ可能
不動産の営業ツールとして、個人間での評価ツールとして利用できると思います。
どこまで皆さんのニーズと使用に耐えうるかはわかりませんが、私自身は十分活用できています。
簡単な使い方説明
使い方は簡単です.
基本的な入力事項は査定地概要シートの物件の所在地などですが、査定の計算自体はほぼ自動になっています。
ダウンロードして頂くと
表紙
所見
査定概要
査定地DATA
事例地情報
事例地DATA(1)~(3)
査定計算
建物査定
売却計算
その他
でエクセルシートが分類されています。
表紙・所見・売却計算については自社のオリジナルの物をお使い頂くのがよろしいでしょう。
その他の部分についてはプルダウンリストの選択支のシートなので、項目を増やしたい時以外は、触ることは無いです。
査定の入力で必要な項目は査定概要・査定地DATA・事例地情報・事例地DATA(1)~(3)・査定計算・建物査定のシートになりますので、それぞれ順番に見ていきます。
査定時に必要なものは、事例地を選択しておく事です。
そして事例地と査定地の位置図をDATAで用意しておきましょう。
※点数の配分を変えたい場合はパスワードが必要ですので、個別でお問い合わせください。
不動産査定書概要
写真の緑の部分が入力事項です。
ピンクの部分がプルダウンリストからの選択になります。
通常の査定と同じで、査定日・所在地・所有者・地積を入力して、地目や現況を選択してください。
下段の査定価格は、流通性比率の部分のみ入力してください。他のシートを入力することで査定価格が自動で入力されます。
この部分は慣れた方であれば、不動産業者の裁量的な部分である事はご存知かと思いますので、物件の需要によって入力してください。
また、査定地の地図DATAや写真は好みで、別で1枚地図のみのページを作るか、余白部分に張り付けるかして下さい。
査定地DATA
査定地DATAの入力事項はありません。
緑の部分をプルダウンリストから選択して下さい。
自動で点数が付きます。
事例地情報
事例地情報については基本的には3か所、情報を集めて入力してください。
基準価格、売買事例等、出来れば誰もが確認しやすい事例が望ましいでしょう。
2か所や1か所しか事例地が無い場合は、次の項目事例地DATAの評点数字を0になるようにしておきます。
※査定地の地図DATAや現場写真は好みで、別で1枚地図のみのページを作るか、余白部分に張り付けるかして下さい。
時点原価修正についてお問い合わせがあったので、念のため記しておきます。
この部分については下落率を入力してください。
1年前の事例地DATAであれば1年分の下落率を100%から差し引いて入力です。
3年前のDATAであれば3年分の下落率を100%から差し引いて入力してください。
考え方としては、過去の物件の採点と現在の物件の採点を比較して点数を振り分けて価格を出すのですが、過去の単価を補正する必要があります。
同じ評価の物件だったとしたら、下落率だけで査定できますよね?
なので、物件の採点とは別に下落率(上昇率)を考慮する必要性があるのです。
事例地DATA(1)~(3)
DATAの入力事項はありません。
ピンクの部分をプルダウンリストから選択して下さい。
自動で採点されます。
ここでの注意点ですが、前項で触れましたが、事例地が1か所しかない場合は事例地1のみを選択し、事例地2・3については評点が0になるようにしてください。
事例地が2か所の場合は事例地1・2を選択し、事例地3については評点が0になるようにしてください。
査定計算
査定計算のシートでは緑の部分のみ選択して下さい。
この1~3までの数字は事例地の数になります。
事例地が1佳代の場合は1、2か所の場合は2、3か所の場合は3です。
この数字が3、つまり事例地が3か所ある場合の方が、不動産査定書を提出する相手先に対する信頼度が上がります。
建物の査定
写真の緑の部分が入力事項です。
ピンクの部分がプルダウンリストからの選択になります。
家屋番号・構造・階数・用途については全部事項等からそのまま入力してください。
建物グレードについては各会社で呼び名や言い方があると思いますので、お任せします。
私はA~Cで表し、再調達原価を決めています。この基準も各自で説明が出来るようにしておけば良いと思います。
後は対応年数や経過年数を選択すれば自動で計算されます。
ここまで入力すれば査定は99%完了です。
最初の査定概要のシートに戻って、流通性比率を変えてやれば査定価格が算出されます。というか整えられます。
表紙について
表紙については独自のものを使用していただくのが良いと思いますが、面倒な場合は表紙のシートでロゴや会社名を入れ替えて頂ければ、簡単に利用できると思います。
なぜだかこちらも現在使用しているものとは変わっておりますが、それぞれ会社の表紙や独自のものを作成すれば、カッコイイものができるので、より書類作業がはかどるでしょう…。
基準の数値を変更したい場合
対応年数や原価率、再調達価格など地域によっても他生の誤差がありますし、査定地DATAで採点する際にも-点を大きくしたい場合などがあると思います。
またエクセルについては素人が関数を触っていますので、出来が悪い部分もあると思います。
ご指摘いただければ改善してみますし、ご自身でバージョンアップして頂いても結構です。
そういった場合はエクセルの保護パスワードの解除が必要になりますので、購入者の方には解除パスワードを開示させて頂いております。
色目、デザイン、数値が変更できますので、カスタマイズしてご利用してください(^^)/
不動産価格査定書の査定方法の仕組み
この不動産価格査定書の査定方法は、近隣事例比較法によって算出する方法を採用しています。
収益還元法には適しませんので、その点ご理解ください。
記事の中段で述べましたが、近隣の事例地が多い方が査定を受ける側への信用度が高まります。
近隣の事例を3つ集めて採点し、それと比較して査定地の価格を出す形ですので、事例地数が多い方がより正確性が増すからです。
また、新人の不動産営業マンの方は特に、説明できる根拠や資料が多い方がありがたいと思いますので、付属で書類を付け足して行けばよいと思います。
私の場合は地価の下落率のグラフや、公示価格、人口統計詳細等を一緒に閉じて使用しています。
地方都市で地価が下落している場合は特に、理屈で解っていても他社での高額査定に引っ張られるケースも少なくないと思います。
こういった書類を固めておくことで、長々と売却できていない売主さんが帰って来てくれたりもします。
また一括査定サイトの様な机上査定とも差別化が図れますし、使い方や場合によってはお金も貰える代物です。
皆様が有意義に営業ツールとして活用して頂くことができます様、少しずつバージョンアップはしていこうと思いますので、不便な点や不明な点はどんどんご指摘ください。
不動産査定書ひな形のダウンロード
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