アステカの祭りの備忘録みたいな。
はじめに
ねんじゅもです。
今更アステカの祭りに参加して思ったことを思い起こしながら言語化してくよ〜。
開催前の話
5月6日に下記のツイートがあり
その当時、Fate/grand order というゲームの第2部 7章をクリアしていて、個人的にタイムリーだなぁと感じた、という経緯で参加しようと思ったかんじ。
Fgo 第2部 7章自体がマヤ神話やアステカ神話、考古学をベースにした世界、ミクトランを舞台にしたシナリオで、テスカトリポカ神やトシュカトルの祭りの要素が物語の軸の一つだったということがタイムリーと感じた原因だったり。
あとは、
ピンクのジャガーの戦士の改変した人とTwitter上で知り合ったり、
イベント参加用にアステカ風まめひなた改変したり、
まめひなたが規約引っかかったのでアステカ風ラスク改変したり、ここだけナウイ・オリンが昇ってると呟いたり、いろいろ。
参加してた時のお話
結構な反響があって参加者が殺到した結果、4回に分けて開催されていて、自分は一番最初のインスタンスに飛び込みました。
前からフレンドだったメタカズさんや現代的解釈のアステカ神格アバター作ったライズさんには会えたり、知り合ったひなさんとは会えなかったりといろいろ。
開催前にいとよさんからスタッフ紹介と段取りの紹介があった記憶。自分も精神すり減るからビビらないでね、歓声あげてねみたいなことも言われた記憶。
最初の15分(1年テスカトリポカのターン)で、生贄役の宝土蓮華さんをもてなしてもてはやしてて、いろんな人が決闘してたり、楽器鳴らしたり、食い物献上したり色々やってた感じ。
15分がめっちゃ長くて、蓮華さんもめちゃくちゃ照れ照れになってたのが印象的だった。
自分は「偉大なるテスカトリポカよ〜」とか「神様〜」とかそんなふうに、ヤヤウキ・テスカトリポカ神とかウィツィロポチトリ神とかトナティウ神を讃えるようなことを言ってやじってた記憶。「神様〜」って言ってるやじが多数派だったような。
4人の花嫁が決まって、死の笛が鳴って、生贄の儀式のターンに入った後、みんなで歓声を上げながら蓮華さんを神殿に送り出してたような。
生贄の儀式の時にいとよさんが演説していたけれど、自分自身アステカの風俗をそんな知らず、メシーカの民が何なのかよく分からんかった記憶。
蓮華さんが台に寝かされて、心臓を取り出されてる時、みんなが歓声を上げてるので半分興奮しつつ、半分ビビりつつ、ビビらないように、いとよさんを応援するような気持ちで自分も歓声を上げてた記憶。
実際に抉り出された心臓のモデルはなんか鮮度悪そうだなぁって思った。
神殿から生贄の体が降ろされて、その体を鍋に突っ込んで煮込んだスープを食べるターンが個人的に感心したり面白く感じたところ。
鍋に突っ込まれた蓮華さんのアバターがまるまる器に入ったスープのアバターに変わって、そこにトルティーヤの生地っぽいのを突っ込んで食べるという形式で、みんなでワイワイしながら食べてた感じ。
途中でスープになった蓮華さんが花戦争の捕虜としての経験と一年テスカトリポカの経験を語り出したのは若干面白かった。
そんな感じで終わり、記念撮影して幕を閉じた。
とさ。
ワールドの話
イベントが開かれたのはアステカの神殿というワールドで、集落部分も神殿部分も結構作り込まれててすごいなぁと感じたり、さらに、いろいろなtopicsが仕込まれていて、アステカの風俗や信仰の知識を深められるのでおすすめ。
さいごに
そこそこ昔の異国の風習の追体験は、色々と新鮮な体験だったと思う。自分みたいに若干ビビってた人もそこそこいそうな気もする。メタカズさんは高揚したそうな。
心臓ぶっこぬきの比にならないグロテスクさを誇る、シペ・トテックの祭りもいつか再現するそうなので楽しみ。
ちなみに、アステカ帝国の滅亡の原因はコンキスタドール、エルナン・コルテスと、生贄の捧げすぎによってアステカ帝国に反感を持った周辺部族が組んで戦争を引き起こしたことなどが原因なんだそうな。
どっとはらい。
注釈的な
FGO 第2部 7章
タイトルは『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』。ナウイは四、ミクトランはアステカ神話における冥界の名前。
FGO第2部の全体の大まかなストーリーが、異星の神を名乗る謎の存在によって引き起こされた地球白紙化現象を解決するため、異星の神の配下・クリプターが育成する7つの世界、異聞帯を切除していくという話。
7章はFGO第2部の最大の敵、異星の神 U-オルガマリーがTYPE-MOONの世界観で最強の存在 ORTと融合することを防ぐために、最後に残った中南米異聞帯、恐竜人と豹頭族が生存競争を繰り広げるミクトランの攻略を目指すというお話。
ORT攻略戦がひたすらめんどくさかった。
テスカトリポカの語るあるものに対する考え方はとても参考になった。
ナウイ・オリン
ナウイが四、オリンが動で「四の動」の意味
アステカ神話にて語られる五つの太陽のエピソードのうち、最後の太陽/現在の太陽を示す単語。
地震が起きて空からツィツィミメという魔神が降ってきて、人間を喰らい尽くして滅亡するんだとか。
他四つの太陽が、ナウィ・オセロトル(四のジャガー)、ナウィ・エエカトル(四の風)、ナウィ・キアウィトル(四の雨)、ナウィ・アトル(四の水)。
太陽に四の某ってついてる理由はよくわからない。
ヤヤウキ・テスカトリポカ
ヤヤウキが黒いで、「黒いテスカトリポカ」の意味。テスカトリポカという神性は4柱存在するというエピソードで語られる最高神のテスカトリポカの名前。第一の太陽、ナウイ・オセロトルの主宰神。
ちなみにテスカトリポカは「煙吐く鏡」の意味。テスカトリポカが義足として使っている黒曜石の鏡が由来。
ウィツィロポチトリ
ウィツィがハチドリ、ロポチトリが左で「ハチドリの左」の意味。アステカ帝国の部族神で、太陽とか狩猟、戦争を司ってるらしい。ちなみに男神。
生贄の心臓を欲する神らしいよ。物騒だね。
青のテスカトリポカとしても伝承されているよ。
トナティウ
「光り輝くもの」等の意味。第五の太陽、ナウイ・オリンの主宰神。
生贄を求める神で、第五の太陽創世神話において、すべての神を生贄に捧げたことでやっと動き出した。という逸話をもってるよ。
物騒だね。
シペ・トテック
穀物や豊穣を司る神、剥がされた人の皮を着ぐるみにしたような格好で描かれてる。
赤のテスカトリポカとしても伝承されてる神。
シペのお祭りの内容はここではいちおうふせとく。 調べたい人は調べてね。
トラロック
画像載せてるんで、いちおう書いとく。
雨を司る神、眼鏡のようなものをつけたユニークな顔の男神。第三の太陽、ナウィ・キアウィトルの主宰神。アマゾンズのアマゾン殲滅作戦の名前の元ネタです。
この神には泣き叫ぶ子供の生贄が捧げられていたそうな。 物騒だね。
ちなみに、何で女性の姿なのかというと、この画像のキャラがトラロックじゃ無いからだよ。
ククルカン
こいつも書いとく。
マヤ神話における創造神で、メソアメリカにおいて崇拝されてる羽毛ある蛇の系譜にある神格。
マヤ神話はよく知らない、わかってないことも多い。
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