観光地訪問雑記
昨日、細君と日帰りバスツアーに行って参りました。最後に「ひたち海浜公園」のコキアの丘というのを見に行きました。
想像を超える観光客の数に閉口しながら、実は遠巻きに見えるコキアという不思議な植物のせいなのでしょうか。次のような思いが浮かんでしまいました。
それは、あのヒエロニムス・ボッスの絵にある「快楽の園」という、たくさんの人間が明るいけれど薄気味悪い植物や建物のある平野にいる絵。
また、行列をなして丘を登る人たちは、あの世の門に向かって順番通りに上がっているのではないか?ひょっとして自分は死んだ自覚がないまま列に並んでいるのでは?などと。
あまりにも空が青く、砂漠に生えているような夥しい数の赤く丸い植物を前にしてそんなことを思ってしまいました。
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