ひいろAIからファンタジー 図書館の魔法使い
ひいろさん、おはようございます♪
いつも素敵なAIイラストをありがとうございます✨
素敵なイラストにインスピレーションを受けて、ファンタジーを書いてみました😊
後編は明日以降、書きますね☔️
図書館の魔法使い 前編
月曜日が待ち遠しい…
だって、月曜日になればケントくんに会えるから…
オランダで生まれた私が、この国に来たのは去年のこと。
言葉もわからない…
いつからか図書館が私の居場所になった。
本に囲まれた図書館は落ち着くけど、言葉もまだ慣れないから少しホームシックになりかけていた。
そんなある日、出会ったのがケントくん。
彼は、だいたい決まった席に座って黙々と本を読んでいる。
たくさんの本を積み重ねては、次々と読破していく。
私もオランダでは評判の物知りだったけど、ケントくんには敵わない。
科学は1番得意みたい。
物理、化学、生物、地学、天文、数学…
どんどん読破するケントくん。
「どうなってるの?」
科学だけでない。
文学、歴史はもちろん、政治、経済分野、エンタメ、音楽…
「ケントくんの好奇心は、どこまで広がっていくの?」
私はケントくんに夢中になった。
いつも彼が座る席の真横に本を置いてドキドキしながら、彼の傍らに座った。
鼓動が聞こえる?
この思いが気づかれてしまう?
梅雨になった☔️
ケントくんは毎日来るわけではない。
晴れた日には待ちぼうけしてガッカリしたこともある。
朝から続く雨。
こんな日は、きっとケントくんに会える…
→後編に続く
後編はこちら
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