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東大英語リスニング講座①
初めまして、変態英語マスターです
身体はだいぶ衰えてきましたが英語力だけは日々尖り続けております
そして今回扱うのは東大英語リスニング
リスニングに関して、世間は非常に浅い指導をするものです
いっぱい聴け•先読みをしろ•メモを取れ…
言ってる事は正論のように感じますが、具体的にどうすれば良いのか漠然としたままで、受験生のリスニング能力はさほど変化しないまま入試本番を迎えるのが毎年の恒例行事です
そこで、私は《リスニングにおける頭の使い方》を徹底的に解説します
そこで、私が長年中国で指導してきたオリジナル講座「逻辑听力(論理的なリスニング)」を日本で開講することにしました
ぜひ期待してください
全5講になります
※東大リスニングに特化していますが、他のリスニングにも極めて効果的です
【第1講】〜リスニング問題の解き方〜
リスニング問題の鉄則
《問題文から解答根拠を予測する》
リスニングの設問部分の内容が言い換えられた時に、設問を解くための情報(つまり根拠)が流れてきます
ならば、我々は設問を先読みする中でどの内容に触れた時に根拠が流れてくるのかを予測する事ができます
例を挙げましょう
※説明の便宜上日本語表記になります
問1「彼が逮捕された時、いくらのお金を所持していたか」
という問題があったとします
この問題を解答するのに必要な根拠は、リスニング音声の中で〈彼が逮捕された時〉という情報に付随して流れてくるため、仮に意味不明な状態が続いたとしても〈彼が逮捕された時〉に相当する表現さえ聞き分けられれば解答に必要な情報を手に入れることができます
どうでしょうか
この感覚、分かりましたでしょうか
言われてみれば当然•当たり前のことですが
実際に指導された人はどのくらいいるでしょうか…
おそらくかなり少ないはずです
リスニング問題を解くための基本の基を知らないまま突っ込むのはあまりにも無謀ですが、そんな事も教えないで場当たり的な解説を平気で撒き散らして給料を貰うペテン師英語講師がこのアジアには大量にいるのです…
私は全ての東大リスニングの問題を一貫して
①設問からの根拠推測
②音声からの根拠取得
の2つのステップで解きます
この講義では、実際にどのようにして設問を読むか、音声を聞くか、選択肢を切るか…という徹底的に「解き方」にこだわった論理的な方法論を解説するつもりです
今回はオリエンテーションでしたが、何か得られたでしょうか
次回からは実際の東大の問題を扱い、私の頭の動きを皆さんにインストールしてもらいます
ぜひ期待してください
それでは、第二講で会いましょう