初演1789オタクが星組1789を見て①

皆さまはじめまして、イスです。
これが初投稿です。

 今星組1789を見終わって放心状態ですが、この感覚を覚えておきたくて、Twitterや日記に感想を書くでもよかったのですが、どうもそれだけでは収まらなさそうで、こちらに記録としてまとめようと思います。長くなりますがオタクの感想なんで大目に見てやってください。

 まず、どうして私が1789オタクなのかの経緯について話します。当時中学生だった私は、大のミュージカルオタクでした。ブロードウェイで人気だった作品の東宝版は必ず観劇しに行かせてもらっていました。地方済みだったのにいつも観に行かせてくれた母に感謝です。そのため、東宝1789も当然観ようとしていました。特に、フランス革命ものはレミゼがミュージカルオタクになったきっかけである私にとっては観たことがなくても絶対好きになる確信がありました。
 しかし、チケットがことごとく落選。これまでそんなことはなかったのに、一枚も取れませんでした。悔しい。今でも悔しい。悔しさのあまり普段は観ない1789の記者会見を見ていると、どうやら宝塚で初演されたと小池先生(たしか)が仰っていたのを聞き、ちょうどその月のWOWOWで月組の1789が放送されているのを知りました。内容だけでも知りたい!と思った私はそれまで一度も観たことがなかった宝塚を知ることになります。

 観てみると、まあドボン。あんなに華麗にドボンすることがあろうかというほどきれいに沼落ちしました。テレビ越しなのに自分に電撃が走ったのを覚えています。そんなこんなで1789の録画は何度も観ました。多分カセットなら間違いなく擦り切れるほど観てます。学校に行く前に観て当時習っていたバレエに行く前に観て、寝る前に観て、、、もう今思い出すと完全に1789しか見えていませんね、学校の勉強なんてもちろん手に着かない。
 そして、1789ではある出会いがありました。フェルゼン伯爵をしていた当時月組の暁千星さん(以下ありちゃん)に中学生の私は一目惚れをしました。今思えば初恋でしたね。もうありちゃんのことしか考えてませんでした。バレエの男性と組むレッスンでも恐れ多いですが男性をありちゃんにすり替えて踊っていましたね(最悪)。それくらい夢中でした。にしても私先見の明あるなあ~
そういうのもあって、1789自体の内容ももちろん大好きですが、ありちゃんに出会い、宝塚を好きになるきっかけを下さった作品なので、私にとってすごく思い入れのある作品なんです。

 だからこそ!!!!今回の星組1789は何が何でも観たい作品でした。無事にチケットを取り(結構頑張りました)、観劇の日。もう最初から最後まで嗚咽。もう1789を生で観ている、画面ではなくこの眼に本物が映っている。これだけで大号泣でした。
 そして、ありちゃんカミーユでさらに号泣。実は、月組で好きになったのはありちゃんですが、キャラとして好きなのはカミーユなんですよ、、、だからキャスト発表の時からもう、楽しみにしていて。もう最高。ビジュアルも最高。そして何より、あの声。私はありちゃんの声に惚れて暁狂いになったので、もうたまらんでしたね。なんというか、下級生だったありちゃんが、革命家の1人になっていて、階段も1人で降りて、月組の時よりレベルアップしたありちゃんを見てもう、オタクの涙腺決壊。もうありちゃんしか見えない(そんなことはない)。もう、感情がぐちゃぐちゃで大変でした。

 今回演出が前回と少しずつ変わっていましたが、どちらの演出もとてもよかった。特に、ありちゃん()の持ち歌が、カチャさんの時とは違っていましたが、どうも聞き覚えがあり、もしかして東宝版かな?と思ったり。
 あとはもう星組の皆さん歌がお上手!!!!すごく層が厚くて、さすがだなと感服しておりました。やっぱりフレンチロックって色んな種類の歌とアレンジとか地声とファルセットを行ったり来たりとか、とても難しいと思うのですが、なーーーーんの違和感もなく、もう物語に浸ることができました。
 それと、皆さんのビジュが爆発している!!!!!
本当に、なんか、スタイリッシュになりましたよね。(語弊)
いい意味でプチブルジョワ味が増してて、とてもよかったです。もう今回革命家の皆さんのことは下級生の時代から見てるからか、久しぶりの再会でかっこよくなった幼馴染というか、もうかわいい~~ではなくかっこいい!!!になっててそれも感動しちゃいましたね。

なんだかまとまらなくなっちゃった(笑)
大学のレポートもこれくらいの熱量で書ければいいんだけどな。
とにかく、とてもとても良くて、しばらくは余韻に浸りそうです。

では、おやすみなさい~~

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