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【うさぎ】子育て1日目【記録】

ある秋の日曜。早朝、4:30頃
私の子になったうさ子が産気付き、出産。7匹誕生。
産み終わってからは、子うさぎに近づかない、ママうさぎ。
野生のうさぎさんは、地面に穴を掘り、そこで出産。巣穴の入り口を埋めて蓋をし、次に来るのは授乳する時。蓋をした巣穴を掘り起こして入り、授乳をしてまた巣穴を塞いで〜を繰り返す。
その為、授乳のタイミングまで近寄らず、むしろ出産を忘れたのか?!と思える勢いでマイペースにご飯を食べたり、のんびりしていた。
こちらは、約30時間内に初回の授乳がないと子うさぎの命に関わると、ハラハラしていた。

産まれたての体重は、大きい子は44g。小さい子は24g。
約2倍の差。
ママがご飯中の隙をついて測定。うさぎのご飯用に買った計りを使用。

子うさぎの為に、以下を購入。ホームセンター。
赤ちゃん用の粉ミルク、布の手袋(赤ちゃんに触れる時用)、キャリーケース、ヒーター。

ママには、いっぱい食べても大丈夫なように牧草を追加購入。
うさぎのブリーダーもしているお店で買ったので、子育てのお話をした。
その時に言われたのか、以下の感じ。

  • ママうさぎにも母性があるから、育てるはず。あとは、ママうさぎの性格にもよる。

  • なりゆきに任せる。

  • 人工保育は、とても難しい。ママうさぎの子育てでの生存率より遥かに低い。

  • 発育が悪い子の生存率は低い。

  • 7匹全員が育つと思わない方がいい。亡くなる子もいる覚悟をしておく。

ブリーダーの方の言葉を胸に、これからの子育てを支援していこうと覚悟をした。

その後、気になって、親子と同じ部屋にいたかったのだが、あまりにもママうさぎがのんびりゲージ内にいる。私がヤキモキしてしまう。
なるようになると、自分に言い聞かせて、某アイドルのオンラインライブを観て過ごした。

その前に、段ボールで作った巣箱に、子うさぎを移して、ママうさぎのゲージ横に設置。寒さ対策で、屋根に電気ヒーター、巣箱の中には触り心地のよかったフリースの膝掛けを敷、ちょっとママが自ら抜いた毛も入れたそこで、7匹はすやすや。

日付が変わる頃に、産み落とした場所(私の布団の中)でママうさぎがウロウロ。
「あれ?ここに私の子達がいるはずなのに…どこ?」って感じで、明らかに探していた。
巣箱を作って、移動されているとも知らず。
慌てて、巣箱内のフリースごとママの目の前に我が子を連れて行った。
手袋をしていないので、直接触らないように気をつけながら、ママうさぎに子うさぎを見せる。
「あ!居た〜」って言われそうな勢いで我が子の様子を鼻を近づけて匂いを嗅んでいく。
納得したのか、一匹ずつ、鼻を近づけたり、お尻をツンツンした。目の開いていない子うさぎだが、その後モゾモゾとママうさぎの腹の方へ。自らおっぱいの方に向かった。
それを全員に繰り返した。
一番小さかった子は、上手くママうさぎの下の方に行けず、違う方向に。
私は、行き先をそれとなく、ママうさぎの下に行けるように促した。
自然界では生きていけないだろうな。今後要注意な子だと思った。
このまま、元気に育てよ!と思いながら、授乳が終わるのを待った。
終わると、ママうさぎは軽やかに自分のゲージに戻りモリモリご飯を食べる。お腹いっぱいな子うさぎ達は、その場ですやすや寝ていた。
なんとなく、ママうさぎが立ち去る時に、地面を埋めるような仕草をしていた。
巣穴の入り口を塞いだつもりかな?
ちょっとソレ、甘くないか?って仕草だったが、まあいいか。
私は、フリースの上で寝ている子うさぎ達を巣箱に帰した。
その時、なんとなく、ゲージを見ると、ご飯中のママうさぎがこっちを見た。
…取らないからね〜、戻すだけだよ〜と声をかけながら、巣箱に戻した。
その翌日から、ママうさぎはこの巣箱に入って子うさぎに授乳するようになる。

状況把握するの早くない?!マジで!え?うちの子、天才なのでは!?
って思った、瞬間でした。

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