【リアル英語9】デート中にやりがちなある行動。許せる?許せない?
あなたにゴーストされた理由 Vol.9
(※「Marcus & Corey ON DEMAND」“The Case of The Missing Window”より)
この話は、アメリカ西海岸のベイエリアで流れるラジオ「Star 101.3 /Marcus & Corey ON DEMAND」の“SECONDE DATE UPDATE”という、『1回目のデートの後に音信不通にしたのはなぜ?』と、電話で直接相手に聞いちゃうアグレッシブなコーナーの内容を元に、小説風に創作して紹介しています。
小説の後に、元のポッドキャストのリンクと解説・感想、英語のメモもあるので、ぜひ英語のヒアリングとして聴いて、下記参考にしてみてください。
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回答者:男性目線
音信不通?僕が?
最近、自分から音信不通にした人なんていないと思うけれど…。
あぁ、彼女か。そうだな。
彼女とのデートはそれなりに良かった。
彼女とはMatch.comで知って、連絡を取り合った。
色々と共通点もあったし。
例えば、お互いにワインテイスティングをしにワイナリーに行くのが好きだったり、2人とも犬を飼っていたり、子どもを持たない主義だったり。
だから、彼女と一緒に暮らす未来が想像できて、僕たちは合うと思った。
それで、ディナーに行くことに決めた。
彼女と会った時の印象は、自立した素敵な女性。
清潔感も自信もあり、自分の仕事に誇りを持っている。
そういう女性がいいなと思ったんだけど…。
食事中、彼女がずっとあることをしていた。
それがなんか、15歳の子どもみたいで。
正直、すごくガッカリしたし傷ついた。
僕は段々と、彼女と話すのも嫌になっていった。
僕とのデートがつまらなかったのか、なんなのか。
それにしても、彼女の行動は子どもっぽすぎるし失礼すぎる。
相談者:女性目線
彼は本当に最高だった。
とてもハンサムで、私の好きな青い瞳を持ち、鍛えられた身体が眩しかった。
その上、彼とは本当に共通点が多かった。
なんというか、彼とはとても深いところで繋がっているような、運命のようなものを感じたのだ。
だから、彼とのデートは何があっても行きたかった。
ディナーデートだって、最高の時間だった。
美味しい食事に楽しい会話。
最後はとても素敵な別れのキスまで。それも、デートのお礼のような優しいキス。
何も問題はなかったはず。彼から音信不通にされるような出来事など何も…。
ただあの日、帰ってからとても疲れた。
本当はその日、仕事でトラブルがあって、デートの最中も仕事のメールが気になって仕方がなかった。
大事なクライアントを失うんじゃないかって。
でも、私は優秀だから、デートであっても問題解決できると思った。
だから、デート中もメールをチェックしたり返信したりすることはあった。
そのせいで、彼とのデートを100%楽しめたわけじゃないけど、でもお互いに楽しかったはず。
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いかがでしたか?
元にしたpodcastはこちら(19:27頃~)↓
「Marcus & Corey ON DEMAND」“The Case of The Missing Window”
https://podcasts.apple.com/us/podcast/marcus-corey-on-demand/id1259390201?i=1000605431278
男性が言っていたのは、「 She like texted the whole time through the entire of the dinner, like she was like a 15-year-old.(彼女は食事の間中ずっとテキストをしていた、まるで15歳みたいに)」と。
つまり、女性はずーっとスマホをいじってたんですね。
しかも「TikTok or something」と、その内容もわからずだったようで、「何してんの?」と思ったよう。
そして「how do you talk to the top of somebody’s head the whole time trying to carry on a conversation? (会話を続けようとしている間、ずっと頭に話しかけられる?)」と興奮気味に言ってます。
「Am I boring?」と感じたと。
確かに、彼の言う通り、「自分と居てもつまらないのかな。スマホの方が楽しいのかな」と思ってしまいますね。
すると彼女は、「I was checking my work email with a huge damn thought fire with a client at work.(仕事で大事なクライアントと揉めていたからメールをチェックしていた)」と。ちょっと文章が変なので、聞き取り違いかも。
なんで言わなかったのー?と思ったら、やっぱり彼も「why didn’t you tell me that?」とすかさず。
初デートって、やっぱり正直に言いづらいでしょうね。カッコつけちゃったのか、気を使わせまいとしたのか。
それを聞いていたMarcusが一言。「this feels salvageable to me.(救済できるんじゃない?)」と。
そこで意気揚々と「Second Dateは?」と聞くも、「I feel like my feelings are hurt a little bit.(ちょっと傷ついてしまったから…)」と消極的なことを言い出す彼。
さて、結果は…?
Yes!!
これは断られる流れかと思いきや、そう言うことならと彼はセカンドチャンスをあげたのでした。
彼女の方も、「I promise I’ll never check my phone.」と、2度とスマホをチェックしないこと約束していました。
良かったー!
Marcus とCoreyも興奮しながら「Cowbell!」と鐘を鳴らして祝福。
スマホチェックってついやりがちだけど、気をつけないと、相手を傷つけちゃいますね。
余談ですが、初めに女性から彼の特徴を聞いたとき、Coreyが「それってうちの夫(男性と名前が同じ)じゃない?」と。
悪ノリの2人が、男性が連絡を絶った理由を「オレゴン(Coreyの家)に帰ってるからじゃない?」とボケはじめる。
しかも男性に電話をかけて、声を確認した途端「良かった、私の夫じゃなかったわ」と。
何も分からない男性から逆に「How can I help you guys?」とつっ込まれたり。
そんなワチャワチャな感じも、ぜひ聞いてみてください。
では、また次のエピソードで〜
<英語のメモ>
should have 〜(p.p.):〜するべきだった
「I should’ve more 〜」女性が男性の話を聞いた後、仕切りに「もっと〜すべきだった」と後悔して謝っていました。
honest with 〜:〜(人)に対して正直になる
「I should’ve just been honest with you(あなたに対してもっと正直になるべきだった)」と。
damn:驚いた、マジ、すごい、ふざけるな、など(スラング)
スラングで綺麗な言葉ではないですが、よく聞きます。スマホをずっと確認していた理由として、彼女が「I was checking my work email with a huge damn thought…(すごく考えながら仕事のメールをチェックしていた)」と。hugeを強調して使っている感じですかね?
(be/stay/keep)on top of the situation:状況をコントロールしたり対処したりできるようにする
彼女が上記のようにクライアントともめていて「I was just trying to stay on top of the situation.(対処しようとしていた)」と答えてます。
be caught up in 〜:(関係のないことで)意図せず巻き込まれる、心を囚われる
彼女はinの代わりに atを使っていますね。inの方が一般的です。
「My mind was just caught up at the client an issue…(私の頭はクライアントとの問題にとらわれていて…)」
juggle:いくつもの物事を扱う、うまく調整する
彼女が謝っていた時。「I thought I could maybe juggle both and very good job at that.(両方(仕事もデートも)うまく回せると思っていたし、私は(普段は)それが得意なんだけど)」と。でもできなくてごめんね、という感じで言ってました。
salvageable:救出可能な
彼らの会話を聞いていたMarcusがCoreyに言った言葉。「This feels salvageable to me.(僕には可能性があるように聞こえる)」と。
今回もとても可愛らしいいい回でした!次のデートこそは集中できるといいですね。