ChatGPTの弱点を探る

かなり近い将来、ChatGPTは人間を超えるだろう。
たとえば将棋ＡＩの場合は、ボナンザが出現してから人間が勝てなくなるまで２年くらいだった。同じスピードで発展していくと仮定すると、2026年には人間の居場所はなくなっているかもしれない。そこで、今のうちからＡＩの弱点を探して、そこに人間の居場所を作っておくことは大切だと考えた。それらの思いをnoteにまとめていこうと思う。
もちろん、それ以外にも日常気がついた点なども、つれづれなるままに書いていきたい。

まずは、現在の生成ＡＩで処理できないレトリック（比喩）の処理についてだ。

AIと比喩の理解 人間の言語は比喩に満ちている。"時間は金だ"、"彼は狼だ"といった表現は、直訳すると意味をなさないが、人間はこれらの比喩的な表現を自然に理解する。しかし、AIにとってはこれが難題である。AIは文字通りの意味を理解するのが得意だが、比喩は文字通りの意味とは異なる意味を持つ。これがAIのパフォーマンスに影響を及ぼす。例えば、AIが文章を生成する際、比喩を理解できないと、不適切な内容を生成する可能性がある。また、これは他の自然言語処理タスク、例えば感情分析や意味理解にも影響を及ぼす。これがAIの限界を示していると言えるだろう。