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エンドロールの先

学生の頃から好きなものって
大人になっても特別な存在になってると思う。

SHE IS SUMMER
私はサマーちゃんと一緒に大人になった。
友達も恋人との関わり方も変わっていった
大学4年生の冬、
キネマ倶楽部で聴いた海岸2号線がどうしても忘れられない。
新曲、歌詞カードなんて手元にないのに頭から離れなかった。
帰りは鶯谷から上野まで泣きながら歩いた。
新しいアルバムが出るたびに、自分と重なる曲が必ずあって、サマーちゃんと私は同じ時を歩んでいるような気がして、どうかMICOちゃんには永遠に歌っていてほしいと願った。

最近は自分だけ先に進めていなくて、気が滅入ってしまうことが多い。
見た目だけどんどん歳を重ねてしまっている。