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Be Reborn マイナス・-1.0日


 翻訳の凄さに、食わず嫌いを今更悔やむ日々を送っている。

最近の高校では、和訳先渡し方式といい、和訳で内容を理解してから英文を読むという形式があるという、自分の時代は、文法訳読式といい、ひたすら辞書で知らない単語を調べて、文の構文を考えず、日本語を創作するという英語ぎらいを作るやり方であった。開拓社のリーダーは、安井教授というその時代の英文法の大家による名著であることを最近知ったが、指導書を読み上げるだけの教師に望むべきものでなかった。

今回の積読からぜひ読んでおくと決めた「ヘミングウェイで学ぶ英文法1.2」で杏林大の

倉林教授が、この方法をとって書いている。抜粋された英文を読む時間は、なかったので訳文を全部読む。老人と海の件に思うことがあり、もう新刊は買わないと決めていたアマゾンで、福田恒存、高見浩、越前敏弥氏の翻訳本を買って読んでいる。

文芸翻訳家の越前敏弥のNoteに挙げている自著解説を視聴して、同じく積読から対訳本「シートン動物記で学ぶ英文法」「一緒に翻訳してみない?」を完読して、ディケンズとモームも買いました。ディケンズは、「大いなる遺産・上下」「荒涼館1.2.3.4」「オリバー・ツイスト」、モームは、「短編編・上下」「コスモポリタンズ」です。

 4技能重視と言って、訳のわからんマニュアルや契約書を読まされる今の高校生は、かわいそうである。読んで心に響く文書でないと、身につかないとは、思うのであるが。

「チョイス」関連作4冊の和訳部分を読んで、強く思う。ハートで英文法は、わからないが。心に残る英文は、存在するもんだ。

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