ケーススタディ1:トランプvsハリス③
勝つのは誰か?
これまでカマラ・ハリス、ドナルド・トランプ両氏の四柱推命を見てきました。
ハリス氏のHPを見ると、「残り24日」ということで、献金を呼びかけるバナーに続けて、トランプ氏のネガティブキャンペーンなどが続きます。
一方トランプ氏のHPでは、まず献金のバナーが別枠で登場、それを閉じるとアジェンダの説明、さらに応援グッズのページに続きます。
ハリス氏は、現在強い「官殺(かんさつ)」の大運(官殺は、地位、身分に加え、規律、上司、組織団体など自分が従わなくてはならない規則や規律)にあり、トランプ氏は「財」と「官殺」の大運にいて、これらは両氏において好ましい運です。
このことから見ても、両者いずれが勝ってもおかしくない、極めて接戦になる状況が理解できます。
では、選挙を占うもう一つのファクターとして、投票日の命式を見てみましょう。
日 月 年
癸 甲 甲
酉 戌 辰
当日は癸酉の日で、水と金の日ですが、強い金(酉)が水(癸)をサポートしているので、非常に強い水の日であることが分かります。ハリス氏は支援者にかこまれ、とても居心地良く過ごしており、トランプ氏は彼の演説などが支援者を魅了し、献金などお金がたくさん集まっているイメージです。
年と月はそれぞれ、木と土の運です。五行の相剋の関係で言うと、木が土を剋すイメージです。木が根を張って土をガッチリコントロールしていると見ることができます。ハリス氏にとって木は良くありません。自分のパフォーマンス力が反感を買うとか、これまで培ってきたスキルが効かないことが考えられます。一方トランプ氏にとって木は「官殺」で、好ましい運です。彼の「官殺」がハリス氏の「官殺」を剋しているように見えます。
また、官殺は財運の後ろ盾があって初めて強くなります。したがって財による後ろ盾のない官殺は弱くなります。
以上の考察から、今回の大統領選挙を制するのはドナルド・トランプ氏であると私は見ています。