ケーススタディ1:トランプvsハリス①

大統領になるのは・・

今年は各国で国のリーダーを決める選挙が行われました。
そして、来月にはアメリカの大統領選挙が行われます。
そこで、共和党・民主党それぞれの候補者の四柱推命を見ることで、
どちらに利があるのか見ていきたいと思います。

カマラ・ハリス氏の命式

まず、カマラ・ハリス氏の命式を見てみましょう。
1964年10月20日生まれのハリス氏は、出生年月日を農歴に当てはめると、
以下のようになります。

         
?   壬   甲   甲
?   寅   戌   辰

このように、生まれ年・月・日・時間の四つの柱から運命を紐解く、という意味で「四柱推命」と言われます。この四柱は、各個人の「命式(めいしき)」といいます。出生時間が不明なため、時柱が空いていますが、手に入る情報を元に、命式から分かることを見ていきましょう。

カマラ・ハリス氏の命式から分かること

彼女は壬(みずのえ・陽水)の人です。壬の人はエネルギッシュで、非常な努力をして目的を達成する人たちです。ですが、時に衝動的で注意深く考える前に行動を起こしががちなところもあります。しかしながら、五行で水は「智」を表します。ゆえに、水の人は総じて状況に合わせて行動できる知恵があり、理解力が高い人たちです。

加えて彼女は「文昌(ぶんしょう)」という星を持ちます。これは知性の星であり、勉強や学問的な達成を表します。自分の興味関心に従い、とことん突き詰めて学び、成果を収めることができる資質を持つということです。彼女は大学院を出て、検事としてのキャリアをスタートし、カリフォルニア州の司法長官を経て、同州選出の連邦上院議員となり、現在に至ります。

このように、彼女は非常な努力をして、輝かしいキャリアを築きました。

しかしそれは何のためだったでしょう?

「戌」「辰」は彼女にとって「官殺(かんさつ)」で、「地位、身分、法律、上司、組織団体」を表します。彼女にとって大切なのは、こういったことです。つまり、彼女は自分の「地位や身分、所属する組織」のために、自分の「知性」を使って生きている人だ、と見ることができます。

一方、私生活はどうだったでしょうか?

彼女は「華蓋(かがい)」という星を持ちます。華蓋を持つ人は芸術的なセンスがあり、孤独感を持ちます。彼女の華蓋の場所は、「母親」に当たることから、母親との関係に孤独を感じていたでしょう。ウィキペディアを参照すると、彼女の両親は彼女が小さい時に離婚しており、シングルマザー家庭で、妹と共に育ったことがわかっています。彼女の結婚は、50歳の時でした。

また、彼女の特徴的な資質として「天羅地網(てんらちもう)」という星を持ちます。これは、命式に「辰」と「戌」を持つ人のことです。直感が鋭く、超能力を持つとまで言われています。そして、しばしばスピリチュアルな体験をするようです。

以上、カマラ・ハリス氏の命式を見てきました。

彼女は、とても頭がよく、自分の能力をフル活用すると同時に、非常な努力をもして順調にキャリアを築いてきました。一方で、人に明かされず、理解されることのない孤独を抱えている面があります。

彼女は、もうすぐ60歳になる年齢ですが、54歳から63歳までの10年は「土」の大運にあります。土は彼女にとって、「官殺」で「地位の確立、昇進」などが考えられる良い運にあります。

以上の結果を踏まえ、次回、ドナルド・トランプ氏の四柱推命を見ていきましょう。





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