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アニメ「嘆きの亡霊は引退したい」の各話の構成がユニークで好きだ!

こんにちは!秋アニメ、異世界もの好きとしては、とても面白く観ています。

日々、アニメを観ていても、主にストーリーを追っていて、作画やら構成やらは二の次なのですが、「嘆きの亡霊は引退したい」は各話の構成がユニークで注目しています。始まりから終わりまでの流れ、テンポ感がもの凄く良くてワクワクするのです。遊び心があって、最高のエンターテイメント!!


ワクワク感の理由はナレーション楽曲にあると思っています。そして、その使い方が面白いのです。

この記事では、作品の内容(ストーリー)にはまったく触れずに、本作のアニメの作りについてをまとめてみたいと思います。ド素人なので、用語とかは適当ですが何卒ご容赦ください。


最初に、通常の30分アニメの構成はこんな感じしょうか。

(アバン)→OPAパートBパートED→(Cパート)→(次回予告)
※OP:オープニング曲
※ED:エンディング曲
※アバン、Cパート、次回予告はあったり、なかったりします

それに対して、この作品は、

アバン→ナレーション→OP→セリフからのサブタイトルコールOPに戻る→Aパート→Bパート(ラストにナレーション)→ED→ラップな次回予告→(Cパート

太字部分が特徴的ユニークなのです。
それでは始めから順番に詳細を語りたいと思います。

ただ、文字で読んでも何のことやらなので、是非アニメを観ていただくのが一番伝わるとは思っています!



◇その1:
長めのアバンからのナレーションからのOP
アバンは今のところ過去回想メインです。そのあと毎話同じナレーションが入ります。こういう形は昔によくありました?懐かしい感じがするのです。そして何より、ナレーション担当の杉田智和さんのお声と躍動感が素晴らしいのです。ちなみにアバン後半からOP曲が薄く流れ始めます。これも心地良い!

こちらが、冒頭ナレーションの全文!

時は今、かつてなきトレジャーハンター黄金時代、帝都ゼブルディアに煌めくあまたの才能の中に、ひときわ異彩を放つ男がいた!その名はクライ・アンドリヒ。これは幼馴染と共に結成した、最強パーティのリーダーにして、最強のクランマスターとして名を馳せる彼の、栄光と苦悩に満ちた英雄譚である!

冒頭ナレーション(CV:杉田智和)

朗々と読み上げることなんと23秒!結構長い?怒涛のナレーションからのオープニング曲はこちら。「葛藤Tomorrow」 / Lezel

今のところ、アニメで使われているのはサビ(58秒ぐらい)以降というパターンが多く、ナレーションからサビの流れはかなり盛り上がるのです。

ちなみに、3話だけはアバンが短めだったのか、Bメロ?(25秒)以降から使われていました。サビ前までの映像には、まだ登場していないキャラクターもいて、ドキっとしました!


◇その2
OP途中に入るセリフからのサブタイトルコール
OPのサビ部分が終わると、音が絞られ、本編のチラ見せ映像とともにキャラクターのお喋り(セリフ)とサブタイトルコールに続きます。そして、何もなかったようにOP曲(2回目のサビ部分)に戻り、ラストにタイトルロゴバーンっ!!!この流れも凄く上がります。


◇その3:本編
ここは普通にAパート、Bパート。

◇その4:本編ラストのナレーションからのED
本編のラストに入るナレーションCV:杉田智和がまたよいのですよ。そのノリから、P丸様。のエンディング曲がまた心躍るのです。何話かは特殊EDでした。

※特殊EDは、本編最後の方でED曲が流れ始めて、ナレーションが入り、曲の途中からエンディング映像に切り替わるパターン

「すくりぃむ!」 / P丸様。はこちら


その5:EDの流れのまま次回予告ラップ

ノリノリのED曲「すくりぃむ!」のあと、そのまま楽曲に乗る形でキャラクターのラップが!そしてテンポ良いままに、次回のサブタイトルコール。
えっ?ラップ?えっこのノリが毎回?初回は特に斬新さに驚きました。

そして、次回予告のラップ担当が毎話違っているんです。制作スタッフ遊び過ぎ!本当に好きだよ!

5話まではこちらの方々です!

1話:ティノ・シェイドCV:久保田未夢&闇鍋パーティ
2話:エヴァ・レンフィードCV:大地葉ティノ・シェイドCV:久保田未夢
3話:ティノ with 闇鍋パーティ
4話:リィズちゃんCV:ファイルーズ愛ティーティノのこと
5話:ガークCV:大塚明夫カイナCV:道井悠

※闇鍋パーティはルーダCV:関根明良グレッグCV:関幸司ギルベルトCV:前田誠二

大塚明夫さんにもラップやらせちゃうの、良いですよね。ラップというか叫んでいただけだった気もしますが。


◇その6
Cパートは予告のあと!
5話にて、初めてのCパートは、予告の後でした。ということは、予告までがひとくくりでエンディング扱いになっています。流れとテンポを考えても納得です。


◇まとめ!

ここまで「嘆きの亡霊は引退したい」の各話の構成についてお話しました。ワタシが面白いな!好きだな!と感じていることが少しでも伝わっていると嬉しいです。

こういったアニメ作品の見せ方は、放送時間が決まっていて何話か(1クールだと12話~13話)に分けて作るテレビアニメでしか味わえないわけで、楽しみ方の一つだと改めて感じました!

テレビ放送よりも配信がメインな世の中になったら(今も配信で観ている方多いですよね)、AパートとBパートを分けない時代がくるのでしょうか?それはそれで、少し寂しい気もしますね‥‥‥。

以上です!


最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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