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『穏やか貴族の休暇のすすめ。』アニメ化決定!おめでとうございます。

嬉しいニュースです!
岬先生著、『穏やか貴族の休暇のすすめ。』がいよいよアニメ化決定です!ずっとずっと、アニメ化を期待していた作品なので、本当に嬉しくて、一報を聞いたときは思わず叫んでしまったし、その後泣きました。

原作小説はすでに18巻まで刊行。コミカライズもされており、10月15日に小説19巻、コミック11巻の発売が待ち構えていて楽しみにしていたところ、アニメ化の発表に浮かれまくっています。放送は来年でしょうか?アニメともなるとこの作品の魅力が世の中に認知されちゃうんじゃないか?とウキウキしますね。

せっかくですので、少し作品の魅力に触れたいと思います。

ちょっとのあらすじ

異世界に暮らす主人公リゼルが、別の異世界に転移したところから物語が始まります。自室にいて瞬きしたら、知らない街中(下町)に立っていた。明らかに見たことのない世界に、さてどうしたものやら。もともと高貴な立場の貴族だったリゼルは持ち前の頭脳と清廉さと穏やかさと人たらしな性格でもって、たくさんの人と出会い、コミュニティを作っていきます。元の世界へ戻るすべを探しつつ、「せっかくできた休暇だと思って、(冒険者を)楽しみます!」ほのほの。というお話。


個性的で魅力的なキャラクターたち

メインキャラクターもサブキャラクターもみんな個性的で、原作小説では、一人称がなくても誰のセリフか分かるのが素晴らしいのです。
ここでは、メインのキャラクターだけご紹介します!

※ボイスキャストはドラマCDのもの。アニメも続投をお願いしたい。

◇リゼル:(CV:斉藤壮馬)
この物語の主人公で、異世界から転移してきた。冒険者をしているが、漂う空気感が貴族そのもので、どこへ行っても貴族と間違われる。本人は冒険者っぽいと思っている。穏やかで清廉で高貴。人たらし、本狂い。

◇ジル:(CV:梅原裕一郎)
"一刀"という二つ名をもつソロのBランク冒険者。リゼルに出会い、1ヵ月契約でこの世界における道案内役をすることになる。黒くて(服が)ガラが悪いがイケメン。そして物凄く強い男。

ジャッジ:(CV:山下大輝)
リゼルが信頼する(可愛がっている)優秀な鑑定士で、冒険者向けの商品などを扱うお店の店主。背が高く毛量が多い髪をポニテにしている、大型犬みたいな子。料理上手。リゼル信者のひとり。

スタッド:(CV:福山潤)
リゼルが信頼する(可愛がっている)冒険者ギルド職員。愛称は「絶対零度」誰に対しても冷徹で無感情な性格だけど、リゼルにはなぜか懐いている。氷魔法が使えて、かなり強い。リゼル信者のひとり。

スタッドの声だけは、イメージ違うのです。ワタシの願望ですが、福山潤さんには、シャドウのお声を担当して欲しいかと!

イレヴン:(CV:柿原徹也)
この世界でも珍しい蛇の獣人でソロCランク冒険者。赤い長髪をポニテにしていて、頬に鱗がある。癖つよセクシー男子。リゼルを気に入り、パーティメンバーに志願する。実は盗賊団のボスという裏の顔を持つ。

この作品の魅力とは?

何と言っても、キャラクターの絡みです!(いやらしい意味ではない)

リゼルとジルの信頼関係
衝撃的な出会いから信頼関係が結ばれていく様や、時にBLに見えてしまうほどのやり取りと美しい挿絵。実際は、この二人の間には恋愛感情はなくて、友愛というか、親愛というか、互いに尊敬していて対等でありたくて、手放したくない存在。いずれにせよ物凄く尊い関係なのです。

リゼルとスタッドとジャッジの三角関係
リゼルからすると二人とも年下で優秀な子。元いた異世界では国王の教育係で宰相という肩書きだったリゼルは、優秀な人材が好きで二人とも可愛がっている。スタッドとジャッジはリゼルを慕い敬っていて、取り合っている。

リゼルとイレヴン
当初はイレヴンの一方的な好意からスタートしているが、リゼルはイレヴンの善悪の全てをひっくるめて、受け入れている。パーティ入りを認めてからからは、二人のじゃれ合いに悶絶する。

ジルとイレブン
相棒とは言ってはいけないのか?二人ともリゼルの一番の理解者。互いの実力も性格も理解しあっているので、どんなトラブルにも、あうんの呼吸で対処する。

リゼルとジルとイレブン
3人組って色々と問題起きそうだけれど、3人に関しては性格は全く違うのに、理解しあっているし、それぞれ自立しているから、依存し合わないけど、頼っていて、互いを誇らしく思ってさえいる。3人のテンポの良い会話は本当に面白くて、戦闘では息ぴったり。

永遠に続いてほしい冒険譚!

主人公リゼルの休暇は、この世界で冒険者を楽しむこと。普段は冒険者ギルドで受けた依頼をこなしたり、ダンジョンにいって魔物と戦ったりします。岬先生の描くダンジョンは凄くユニークな仕組みの所が多くて、奇想天外なことが起きてても、ダンジョンだから。また、冒険者業は自由なので、他の都市へ拠点を移すことで、新たな出会いがあったり、大きなトラブルに巻き込まれたりもします。リゼルはその全てをジルやイレヴンたちと共に、悠々と飄々とほのほのと、そして全力で楽しんでいます。いつか親愛なる国王陛下のいる元の世界に戻るのか?戻れるのか?そこが物語の終着点なのかもわかりませんが、まだまだリゼルの休暇が永遠に続いてほしいと願ってしまうのです。

以上、作品の魅力を心のままに書かせていただきました。少しでも伝わっているといいな。

著者の岬先生、イラストのさんど先生、コミカライズの百地先生のご活躍を今後も期待しております!!
そしてアニメ化、本当におめでとうございます!!!


最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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