見出し画像

isn't he lovely



どうも。こんにちは。弟です。

つい、おとといの話なのだが
(水曜日のド平日)

午後2時ごろだったか
私は開店からパチ屋に行き
その日も散々な目に遭い。

家で昼ごはんでも食べますか!と
コンビニで、
唐揚げ弁当と少し高めのソフトクリームを
買いコンビニから家までの道中を歩いていた。

3.4時間で3万円負けたこと
に加え
外の気温が高すぎたこと。で

私は間違えなく。
誰の目から見ても
負のオーラを纏い、とぼとぼと
歩いていたに違いありません。

そんな時に
1人近づいてくる人影。

なんか、近づいてくるなぁーと思いつつ
まぁ。そのまますれ違うのだろうと思っていました。

しかし、あろうことか
その人物は声をかけてきたのである。

「何してるんですか?」

その人物を影でしか認識していなかったが

私の目にしっかり写り込んできたのは
小学生の男の子であった。
恐らく、3年生か4年生くらいか。

眩しすぎるほどの
笑顔である。

もちろん、どこの誰かは知らない。

noteにネタとして書いても良いという
了承は得ています。

「え?何って今?家帰ってる途中やでぇー。」
と伝えた。

「ううん。何の仕事してるの?」

(心の声)
こいつ、平日からコンビニの袋を手に
ぶら下げて負のオーラぶち撒け歩いてる俺を
子供ながらにダメ人間だと決めつけて
話かけてきてやがるな。

どうせ、何もしてないと思って
「何してるの?」と挑発してきてやがるのだ。

ついでに、袋から少し透けている
少し高めの高級なソフトクリームを狙って
やがるな。

死んでも、渡してやるもんか。

大人を舐めるなよ。


「薬局で、薬売ってるのと副業でパチプロやなぁー
なんかなりたい職業あるの?」

「保育園の先生になりたい」

「えーなんで?保育園の先生好きやったん?」

「保育園楽しすぎて!なりたい」

「へーすごいなぁー」

(心の声)

それ、小学校の先生聞いたら泣く。

僕は幼稚園の誕生日の度に
何か書かされていたのだが
なりたい職業の欄に「なんでも屋さん」て
書いていたのを思い出すなぁー。

それで先生に
「なんでも屋さん凄いねぇー」
って褒められて

今となっては、ジャンプで有名になった
「銀魂」の主人公の職業が「よろず屋」という
いわゆる、なんでも屋さんであるが

当時、まだ銀魂がこの世になかった時に
何を考えて、何に影響されて「なんでも屋」を
夢に見ていたかは分からない。

幼稚園の先生も
「なんでも屋さんてなんや?
そんな、男結婚したくねぇーーー」と
内心思っていたことだろう。

まぁ何はともあれ
今ではこうして
その夢は見事叶っているわけなのだが。

「ほんで、今小学校終わって帰り?」

「〇〇小学校」

「。。。。。。。、、そうなんや」

(心の声)

だから、コミュニケーションの取れないガキは
嫌いなんだよ。

小学校からの帰りか、帰りじゃないかの2択を聞いてるのであってどこの小学校に通ってるのかを聞いてるわけじゃね。

そもそも、ランドセル背負って歩いているのだから。
こっちだって、まぁー大体小学校からの帰りなんやろな。と思って言うとる。

それくらい話すことがないのだ。

というより、後ろからおばさんが歩いてきてるなぁー。

小学生と負のオーラを纏ったおっさん。の
ツーショットをどう見ているのだろうか?

誘拐的な目で見られても
おかしくないような状況である。

ここで、可愛い小学生に
少し高めのソフトクリームをあげようものなら
確実にOUTな気がする。

はなから、渡す気はありませんが。
私が食べるのだから。

「おじさんも〇〇小学校行ってたで!
もう20年以上も前やけど」

「20年前!!!めっちゃ前やん」

(心の声)

誰がおじさんや!
全く自分ではおじさんとは思ってないが
ここで、自分のことをなんと言えばよい?

お兄さんか?
何かに見栄を張っているようで
とてもじゃないが。
自分のことをお兄さんだなんて言えない。

小学生からしたら
親と大して変わらぬ年齢なのに
お兄さんなはずがないのである。

やっぱり、おじさんで正解なのか。

しかし、この場面に31歳の女性が
出くわすとするならば99.9%の女性は

一人称をお姉さんと言うだろう。

自分でおばさん。と言うなんて
ありえないのだろう。

誠に、汚らわしい人種である。


と、

小学生が言うもんですから。

私が
「こらっ!ばかもんっ!女性は生きてるだけで
存在が素晴らしいのだよ。」と

叱っておきました。

最近の子供はこれだから。やれやれ。

この間、新鮮な上に心の葛藤がたくさんあった故に
とても長く感じましたが。
実際のところは、30mくらいだと思います。

お別れの時です。

「僕こっちなんでー。」と笑顔で手を振り
走っていきました。

その後、私は念の為
少年の後を尾行し家を特定は
しておきました。

正直めっちゃくちゃいい子でした。けど
少し、人懐っこ過ぎるのが心配になってしまいました。
今回は、相手がこの心優しき私で本当に良かったなと

世の中悪いやつばかりなのだから。
気をつけないと。

アイスをくれる奴は悪だと。覚えときなさい。

終わり。


次回兄へのテーマ
「金銭感覚」について書いてもらいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?