TOEICに狂わされた男。
はい、どうもこんにちは。弟です。
本日のテーマは「TOEIC」
こんなテストが日本にあるから
世の中が腐っていくのである。
好きな女性に
「好きです」と伝えることは出来ないが
「好き」「愛してる」「スタイルいいね」
「お目目パッチリだね」などの単語を
暗記することだけで点数は上がっていく。
使えないのにだ。
しかも
その点数が高い者が
優秀だとされる世の中である。
TOEICが高得点なだけでは
自分の感情は伝えることが出来ない。
私は違う。頭は悪くてもいい。
TOEICの点数なんていらない。
言葉の数も必要ない。
「好きです」の一本槍で戦えるのだから。
こんなもの結局
伝えるか伝えないかの2択なのである。
伝わるか伝わらないかのは
どうにかなるのである。
そのどうにかなるものばかり
点数で競ってどうする。
しかもテスト2時間もあるんだよ。
高齢のお婆ちゃんTOEIC受けれないじゃないですか。腰痛くなってしまいます。
どうですか?
Panasonicさん。
今の技術だったら
リトマス紙におしっこかけたら
うっすら◯点と赤字で
ゆらゆらと浮かび上がってくるシステム
くらい簡単に作れるでしょ?
まぁー誠に勝手ながら
おしっこリトマス紙にかけた結果。
ちょっとした欠陥で
満点が990点のテストで2万点とか出てしまった際
どんな顔したらいいのかは、まだ思いついていません。
その時その時の状況に適した顔で乗り切って下さい。
マニュアルはございません。
くそっ、忌々しい。
TOEICめ!駆逐してやる。
さてはて、
こんなにもTOEICを憎む少年。
田中 悠介にはどんな過去があったか
壮絶な英語との戦いを見ていきましょう。
TOEICについて皆様からは
どれくらいご存知なのでしょうか。
英語の資格??くらいのものでしょうか。
軽く説明さしていただくと
英語の資格で間違えはないのだが
英検◯級合格!とかとは少し違っている。
今、咄嗟に考えた例えを書かして
頂くとするならば
小学校であったスポーツテストの50M走
を思い浮かべてもらおう。
なにも、50M走を5秒台で走ったから合格!
10秒台だったから不合格というものでない。
あくまでも自分の能力値を測るもの
でもあります。
TOEICも全く同じでございます。
TOEICに落ちるといった概念はございません。
この例えもTOEIC満点のやつにも
咄嗟には出えへんぞ。
満点が990点の英語のテスト
(主にビジネス英語が多いです)を
約2時間かけて挑んでいきます。
私の入学した大学では
そのTOEICの点数が400点という
卒業要件がありました。
(一般的にはそんなに難しい点数ではないと
いいます。)
私はそんなくだらない卒業要件に
7年もかかったのだ!!
ちなみに、私の卒業後
TOEICの卒業要件はすぐに廃止されたという。
理由は
そんなの何の役にも立たないからなそうな。
舐めるなよ。
その為にこっちは300万借金してるのだぞ。
TOEICの話の前に
私の入学した高校では
TOEICではなく、TOEFLという英語のテスト
で400点以上という卒業要件があった。
TOEICがビジネス英語であるのに対し
TOEFLは留学の為の英語といったところである。
高校2年の春
初めてそのテストを受けたのである。
冗談抜きで
一問も分からなかったため
ただただ不毛な2時間を過ごしたのであった。
そして第1回私のTOEFLが終了した。
英語地獄の開幕とも言える。
次の日、なぜか英語の教師に
約20名の生徒が呼び出されることになりました。
あーあ。、
TOEFLの結果がヤバすぎた20名ですか。と
肩を落としていたのだが。
一つ、気がかりなことがあった。
TOEFLはもちろん学校のテストではなく
外部のテストである。
それなのに、点数でるの早すぎやしないか?
TOEFLがあったのは昨日だぞ?
それにしても日頃、真面目で優秀な者達まで
呼び出されている。
これは一体何の呼び出しなのだ?
そんなピリついた20名の生徒を集めた教室に
鬼の形相で現れたのは、学校でも1、2を争うほどに口うるさい女英語教室の池田だ!
そして話始める。
「あんたら!TOEFLの注意書き
ちゃんと読んだんかっ!」と声が震えている。
めちゃくちゃ怒っておる。
駄目だ。小さい頃からの悪い発作が出そうだ。
怒っている人を目の前にすると何故だか
笑みを浮かべてしまうのである。
耐えろ。太ももをつねる私。
TOEFLのテストは
問題文はもちろんのこと
テストの冒頭に記載されている
テストを受ける際の注意書きまで
英文で記載されていた。
問題冊子は持ち帰っては行けません。などなど
その中にこんな一文がありました。
「問題冊子への書き込みはしてはいけません。」
↑
英語で書きたかったけど
間違えてたら恥ずかしいので
辞めときました。
don't write this paper!ですか?一応。
実際は英語で書かれています。
そんなの私に読める訳もなく。
実際問題読めたのかも知れませんが
英語で書かれているというだけで
そもそも読む気持ちが僕には湧きませんでした。
この一文があるにも関わらず
問題冊子に書き込みをした20名で
あることが先生から伝えられました。
皆、真面目にテストを受けたが為に
リーディングの文章に下線を引いたりなど
奮闘した結果の書き込みだったようです。
しかも、TOEFLの事前に行われた授業では、
問題文のここに下線引いたら解きやすい。
みたいな授業もされていました。
本番で使えない解き方教えんじゃねーよ。
と1人で思いながら。
先生の皆への怒りを聞き流していました。
そして、30分ほど経ち
話は終了。解散!ということで
さて、帰りますか
あー怠かったと思いながら
椅子から立ち上がった瞬間。
「YUSUKEは残りなさい。」と
英語の教師特有の名前を呼ぶ際の訛りで
言われる。
「え?なんで?」
「いいから!」
残りの生徒が教室から出て行った後に
池田と私のバトルが始まるのであった。
そして、私の席に近寄って来た池田は
私の机にバンッ!!と強烈に
TOEFLの問題冊子を叩きつけた。
そこに、あったのは
問題冊子に書かれた
それは、それは美しい大量のコスモスの絵であった。
もちろん私が書いたのである。
(この時、池田はこのコスモスの絵が後に損保ジャパン日本興亜により高値で買収されることは知る余地もない)
本当に、そんな注意書きがされていたことも
知らなかったし。
あまりにも分からなすぎたので
1時間45分暇だったので、ありったけ
のコスモスを書いたって訳なのだ。
まぁーどんな言い訳をしたところで
池田の怒りを止めることは出来ないと
分かっていたので
ひたすら「すみません」と
言い続けるしかなかった。
「私は YUSUKEが心配やねん!
英語苦手なんも知ってるし、400点超えへんと
皆んなと卒業出来ひんねんで!!
しかも、高3の夏までに取得出来て無かったら、
海外の修学旅行行けへんねんで?」
と涙がポロリと
コスモスの上に垂れた。
私はこの時に思った。
これで完成だ!と。
私が描いた美しいコスモスの花に
女性の涙が垂れる。芸術。
それにしてもー。、
修学旅行行けへんのは
聞いてなかったな。
つづく。
次回兄へのテーマ
「初体験」について書いてもらおう。