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承認欲求をマネジメントする(テーマ:承認欲求)

こんばんは!🌚早稲田哲学カフェのゆうかです。
風邪をひいており更新が遅くなってしまい、申し訳ございません💦🤧
GWも終わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のテーマはタイトルの通り「承認欲求」です。
こちらは、4月度開催予定だった対話のテーマと合わせています。
(こちらの対話は中止になりましたが、また同じテーマで対話を開催すると思うのでSNS等随時チェックお願いします!😊)

皆さんは「承認欲求」という言葉にどんなイメージをお持ちですか?
あの人は承認欲求が強い、とか、承認欲求の塊、とか。
世間ではこのような言葉をよく聞きますが、
どれもあまりポジティブな文脈では使われていないように感じます。

確かに、誰かに自分の価値や存在を認めてほしいという欲求は、
場合によっては独りよがりな行動に繋がるかもしれないし、
自身の根底に関わる欲求を他者に見せすぎることは
(以前に書いた記事とも少し関連しているかも?)
「みっともない」「恥ずかしい」などのイメージが付きやすいのかもしれません。

現に、最近は「自分を自分で認める」「自分の機嫌を自分でとる」など、
承認欲求を自身でマネジメントしよう、という動きが高まっているように思えます。

そこで、誠に僭越ながら、
このコラムでは超個人的な承認欲求のマネジメント法をいくつか紹介していきたいと思います。

ただし、今から述べるのは「承認欲求をなくす・消す」方法ではありません。
大前提として、人の内部に生起する感情や欲求、考え方自体に良い・悪いはないと思うからです。
だから、無理やり消したり抑えるというよりかは、承認欲求が生起することを前提としてどう付き合っていくか、を考えていきたいと思います。

(余談ですが、感情や欲求などに限らず、人の属性や状況、特性などにも良同様の事が言えると思います。以前にテレビの広告でサカナクションの山口さんが「うつと肩を組んで生きていくしかないんだ」と仰っていて、何かを消す・治すだけではなく共に生きていく、という考え方に気づくことができました)


さて、ではここから具体的な方法を紹介していきます☻!

① 目の前に置いてあるものや、身体の感覚に意識を集中

これは承認欲求問わずあらゆる悩み事や不安などがある際に効果的な方法だと思いますが、
いわゆる「マインドフルネス」のようなものです。

寂しい、誰かに自分を見て欲しい、などの感情が押し寄せてきた際に、
今目に見えるもの、例えばスマホを握っている自分の手であったり、向かい合っている机であったりに
意識を集中させる。
今自分の手の皮膚、指先はどんな感覚を感じているだろうか?とか、
机の色はどんな色に見える?茶色?黄土色にも見えるかな?とか、
そんなことを考えていると自然と心の中の苦しさが晴れるような気がします。

個人的には、
「色々悩むことはあるけど、今目の前にあるのは手とスマホと机だけ!」
などどいったフレーズを呪文のように唱えるとより効果的だと感じています😊✌
 

② 心の中で自分の名前や所属名などを呼んでみる

以前に学童のアルバイトの面接に行った際、
職員の方に「お子さんが指示を守らない時などはどのように指導していますか?」と質問したことがありました。

その際に返ってきた答えは、
「『〇〇ちゃん、〇年生だよね?』みたいな感じで、名前や学年を呼ぶと『そうか自分は〇年生なんだ!』っていうふうに自覚が生まれて、
行動を直してくれることがあるのよ」
というものでした。

これを聞いた際に、私は、
自分が何者であるかという自覚が生まれる→自分の存在を認められた感覚になる、にも繋がるんじゃ?と思いました。
実際に私は、心の中で自分の名前や所属名を呼んでみると、気が引き締まると共に、
「自分はしっかり名前があって、ここに存在してるんだな」という意識が生まれて、
自信のようなものが強化されるように感じました。
(少し大げさかもしれませんが^^;)
なので、あくまで個人的な感想にはなりますがこちらもおススメです。


③ 自分で決めた目標をクリアできたら好きなことをしていい!というルールを作る

一般的な方法になりますが、「自分にご褒美を与える」といったやつですね。☻
行動を起こすモチベーションになりますし、
自分で自分を喜ばせたり管理したりするシステムを作ることで、他人に認めて欲しいという感情が和らいでいくと思います。
ご褒美は継続しやすいシンプルなものにすると、より持続できるようになると思います。


私の考える承認欲求のマネジメント方法は、以上の3つです。
こうして並べてみると、どの方法も「自分の存在を意識する」ことに関連しているかもしれないな、と思いました。
どれも簡単に実践できると思うので、気になった方はぜひお試しいただければ幸いです!
また、「承認欲求」のテーマで対話が開催できる機会が今後もありましたら、ぜひみなさんの考えもお伺いしたいです。

今回のコラムは以上となります。
読んでくださったみなさん、誠にありがとうございました!!✨




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