
27歳で投資詐欺にあって消費者金融4社から400万円借金した話し【導入編】
このお話しは2015年頃のお話しです。
シナジーブックスという当時渋谷界隈を拠点に活動をしていた詐欺団体から投資詐欺に遭い借金400万円を27歳の時に背負いました。
今回は導入編という事で当時の経緯に関してお話しをします。
当時の私のスペック
りょーた(27)独身
実家住まい
職業:会社員
給料:20万円
それまでは家電量販店での携帯販売をやっていました。
当時営業等の人と関わる事に疲れた私はデータセンターでのオペレーション管理の仕事をしていました。
データセンターでのお仕事は誰でもできるラクで簡単な業務でした。
当時の会社は副業禁止でしたが、
副業がバレることが理由でクビになったら別にいいやという思いでMLMやイベント主催など様々な活動をしていました。
私の過去の職歴に関してはコチラの記事に詳しく書いてます。
【半自伝】Fラン大学中退、転職回数10回以上の私が社長になれた理由
併せてご覧下さい。
シナジーブックスとの出会い
そんなアクティブに活動している中で
友人から渋谷界隈を拠点に活動している社会人サークルに誘われました。
その社会人サークルが今回の事件のお話しです。
名前をジナジーブックスと言います。
シナジーブックスで検索をするとかなりの検索数がヒットします。
かなり大勢の方が同じように被害に遭われているのが分かります。
シナジーブックスの理念
結果的にこのシナジーブックスという社会人サークルは投資詐欺を目的としたサークルでした。
入り口としては営利を目的としない団体で信用と信頼で成り立つ団体。
様々な形で所属する個人を応援する社会人のコミュニティみたいな感じで表向きはとても健全な社会人サークルでした。
20代〜30代の男女が主に所属して、
最盛期には恐らく100名近くの人達が所属していたんじゃないかなと思います。
シナジーブックスに入会
入会費は無料。
誰でも入会できるという訳ではなく、入会しているメンバーからの紹介しか入れません。
あなたはそうではないけども、変な人を入れたくないからという理由で全ての人に平等に面接をしているとのことでした。
私も幹部との面談を行い、
渋谷の椿屋珈琲店で面談を行いました。
面談といっても友人の友人が幹部で、
既に何度か飲みに行ったりもしていました。
そんな感じなので君はもう合格でいいよ
とフレンドリーな感じで話しが進みました。
シナジーブックスは信用と信頼で成り立つ会の為、
申込書等記入することもなく口頭でのお互いの意思確認が行われ私もシナジーブックスのメンバーになりました。
シナジーブックスの活動内容
シナジーブックスでは月に1回会議室を借りて定例会が行われてました。
定例会の内容は
当月に開催されるイベントの告知
新たに入会したメンバーの自己紹介
等が行われていました。
基本交通費以外は参加費等は全くお金がかかりません。
イベントはカラオケやBBQ、体育館を借りてのバスケ大会などレクリエーションが不定期で行われており、参加費は無料でした。
幹部陣と会う時のお茶代や飲み代も無料。
マッサージができる会員は無料で施術を行い、
施術代のお金はシナジーブックスが補填してくれているようでした。
みんなが楽しめる場や個人を応援をする場を作ることがシナジーブックスの活動内容でした。
空気感もサークルの延長というような感じで楽しい空気感が出ていた為、どんどん友達が友達を呼ぶ団体になっていったんだと思います。
シナジーブックスの資金源
シナジーブックスの個人を応援するという活動の中の一つに投資運用という項目もありました。
謳い文句としては
投資金額に対して月利平均10~15%の利益率を上げている。
そのうちの月利5%の配当を出資金額に応じて出資した人へ分配しており、その残りをシナジーブックスの運営資金に充てている。
という事でした。
中身の運用方法や運用先は完全に非公開でした。
当時、何故非公開なのかと尋ねたところ
特別な人脈を伝ってとある先生にお願いをしている。
政治家なども関わっているので公には名前を明かせないが、幹部になれれば詳細を知ることができるがその分大いなる責任も背負うことになる。
とのことでした。
今回は導入編という事で
事件の発端となったシナジーブックスと関わるところまでとさせて頂きました。
次回は私が実際にお金を投資してからその後について書いていきます。