5歳の息子、「予防接種のコツ」を掴んだらしい
先日は、息子のインフルエンザ予防接種の日でした。
予防接種は午後から。
息子は、朝起きた時からテンションダダ下がりです。
息子「お母ちゃん、注射いやだ。病院行きたくない。」
私「病院行くよ」
息子「・・・」「ねえねえお母ちゃん、病院行かないよ。」
私「行くよ。」
この会話の、無限ループが始まります。
毎年秋になると、インフルエンザの予防接種は受けに行っています。
昨年も息子はギャン泣きで・・
*
でも、赤ちゃんの頃は予防接種であんまり泣きませんでした。
0~2歳くらいまで、毎月何本も!というペースで予防接種がありましたが、そんなに泣かず。
とくに、2歳くらいの時に全く泣かない時期もありました。
息子は、病院にある車のおもちゃをニコニコと眺めていて、その間に先生が注射する。息子は、終始笑顔♪
あの頃の「泣かない時期」は何だったのだろう?
*
私は、予防接種でテンション下げ下げの息子に、聞いてみました。
私「2歳の頃、全く泣かない時期があったよ。その時は、車のおもちゃを眺めてたよ。今は注射がこわいの?」
息子「その頃はたぶん、状況が分からなかったから、こわくなかったんだ。今はね、だんだんど状況がわかってきた。そうしたら、注射がこわくなったんだよ。」
何という冷静な分析!笑
かくいう私も、病院が苦手です。病院に行くと緊張し、脈は速くなり血圧が上がります。
ただ、注射はけっこう大丈夫。注射のために子どもの頃から意識していることがあります。それは「注射から目をそらす」ということです。
そうすると、注射の緊張感が軽減される気がします。(これには諸説あると思いますが。)
去年の息子の様子を思い出すと、注射針をがっつり見ていました。
そりゃこわいわ・・
よし、息子に「注射から目をそらす作戦」を提案しよう。
私「注射、こわいよね。お母ちゃんも病院で緊張するから、その気持ちわかるよ。」
息子「そうなの?」
私「お母ちゃんは、子どものころから注射のときは別の景色を見るようにしているよ。そうしたら、注射はあんまりこわくないよ。」
息子「いいねえ。じゃあ今日はお母ちゃんに抱っこされて注射する。お母ちゃんのほうだけ見ておく!」
〇いざ、予防接種の病院へ
息子の番が来て名前が呼ばれました。
やはり、「注射こわい」の気持ちが残っている様子。
診察室に入るや否や、
「帰る!」と、ドアから出ようとしました☺
看護師さんにひょっと抱っこされ、先生の前へ。
息子は半泣き状態です。
息子は「あ、そうだった。お母ちゃんに抱っこされ、お母ちゃんだけ見るんだった!」と言い、私のもとへ。何とか、予防接種の作戦を思い出したようです。
既に先生は息子に注射しはじめましたが、始めの数秒間、息子は気が付いていない様子。
その後、息子は小声で「ふえーん、、」と言いましたが、そんなに注射が痛くなさそう。
無事、予防接種は終了。
息子「お母ちゃん、気が付いたら注射が終わっていたよ。この方法いいね!僕は予防接種のコツを掴んだよ♪」
予防接種を終えた息子の表情は晴れ晴れしています。
また、2週間後にインフルエンザ予防接種の2回目が控えています。
息子によると、「コツを掴んだから大丈夫!」とのこと。
頼もしいです。
こうやって、成長していくんですね♪