映画「BLUE GIANT」 感想

こんにちは。いつもはNBAの話が多いんですけど、3ヶ月前ぐらいにみた「BLUE GIANT」を見た感想を今更ですが話していこうと思います。ネタバレとかはないので僕が感じたことを書いていこうと思います。

控えめに言って泣きそうでした。移動中のバスの中で見たので泣けそうにもありませんでしたが、数少ない今まで見てきた映画の中で1番?ぐらい熱くて最高の映画でした。

僕はこういうわかりやすく感動するような映画を見た後に余韻に浸る時間が結構好きで、今回も映画を観てから一週間ぐらいは浸ってました。LINE MUSICにプレイリストをダウンロードして、原作漫画を読み始めちゃうぐらい僕の「好き」って気持ちに刺さってます。

この映画の何がいいかって簡単に説明するのが難しいんですけど、(僕が説明が下手ということもあるんですが)最初から最後まで心を動かされた感じです。今時頑張ることの価値を低く見積もることってあると思うんです。頑張ることってダサいとか、サボってるやつがかっこいいとか。実際にこの映画でも3人の主要人物がそれぞれ必死になって練習してるシーンがあって、ダサさを感じないわけではないんですけど、それ以上にもがきながらも努力して前に進んでるやつカッケーって思えるんです。この映画を観た人の99%の人は、3人の姿を見て、自分も頑張ろうって思えるんです。そういう頑張ってるやつってすごいんだっていう当たり前のことにめちゃくちゃ感動するんです。

3人のジャズに取り組む姿勢もそうなんですけど、音楽や演奏シーンも圧巻で、映画館で観なくても鳥肌立ちます。演奏シーンの描写は、ちょっと不自然に感じる部分もあるんですけど、3Dでリアルに、かつ楽器に光沢が照らされていて、演奏者を最大限まで際立たせています。音楽は素人なのでよくわからないんですけど、ソロのパートがそれぞれの持ち味とかストーリーを反映したような感じで時間を忘れるほどでした。リアルなライブとは違ったアニメーションの良さがありました。

この映画全人類が見るべきです。間違いなく心に刺さるし、自分の日常にもポジティブな影響を与えてくれるはずです。またこの映画は原作を知らなくても内容がわかる映画で、かつ原作ともリンクしているので誰でも楽しめます。少しでもこの映画を観てくれる人が増えたら嬉しいですし、僕ももっとこの作品を愛していきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?