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ICレコーダーはどこに? 女子3人の団体芸的な午後

【あらすじ】
「暇人になろう!」と開き直った二人が、地方の片隅で、
社会になじみきれない日常のあれこれ。

登場人物は【いい人】ばかりではありません。
(ちなみに、このお話はフィクションです!)

どういう訳か、【風が吹いても儲からない桶屋な私たち】の、
いまだにうまく笑えず、立ち回れない日々など。
なんとも言えない日常をお届けします。
メール感覚で、お気軽にお読みください。

今日の話題は・・・     
  女たちの団体芸話――さて、何が起こったのでしょう?

やー昨日の参ったよねぇ~
ICレコーダーはどこだ?騒ぎ。
幕を開けたのは、昼イチ。

あの、いつも仲良し3人組。
平均年齢42.8才ぐらいの。
本当は、50代・40代・30後半の3人組。
やたらに、社内での結束がすごい(笑)

昼イチに男子が
「ICレコーダーって(ドコに)ありましたっけ?」
の一言で、
わちゃわちゃと、立ち上がり。
3人がかりで探しだす。

はい優しい。
あぁ優しい。
うん優しい。

いつの時代もそうなんですけど(笑)
あれってさ・・・・

      【男子】

だからですよねぇ?
変んないねぇ。
ワタシらが聞いたら、
「え?知らなーい」
で終わり。

はいはい。

聞いたワタシがバカでした。
突如出るヒロイン風なセリフ。

「もおっーなんで私たちが探さないとダメなのぉ?」
「ホント!暇じゃないし」
「自分で探しなよぉ」

・・・を、うれしそうな顔で言う。
年端の言った連中が言う(笑)

言い出した男子は、すでに『助けてくれるかも』の淡い期待は、
裏切られ・・・「はぁ・・(そんなに騒がなくても・・)すいません」
他の男子たちは静かに自分の仕事を続けながら、
そっと遠巻きに見ているだけ。
アタシは参戦券ないからね。

なんかシュールな光景だったわ(笑)
いたたまれない温度差。

いつまでも可愛くって大変だねぇ。
ホントは探すの嬉しいんだろうね。
仕事しなくていいんだもん。

ただ・・・なんか・・
ちょっとだけ、なんですけど(笑)

   昔の【少女漫画】みたい。
   ヒロイン気取りか?
   古いな、なんか。

ちょっと見てる方が恥ずかしい。

とにかく、探す。
開けたり、
締めたり、
引いたり、
のけたり、
どかしたり
見せ場は・・・

唐突にやってくる。
「あっ!!!あった!!!
  あ、なんかちが~う、
    イヤ~ン
 
  あ、これ・・・・
 【ICレコーダーかと思ったらぁ~
  レーザーポインター】じゃん」

おばはん3人が大盛り上がり。
あんなつまんないことで、
  【きゃあきゃあ】
  (ゲラゲラ)

ゲラゲラが止まらないみたいよ。
咳き込みだした。
・・・年だろ(笑)
あんな言わないといけないのか?
・・・ハードル高けぇな。
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あぁ・・なんか盛り上がってたね
ウチにも来てたよ。

「知らなーい」でしょ。

あれ言われると思うよね
あ、知らなくてもいいんだ。

でも、あぁいう人達ってさ・・・・
知ってたり知らなかったり、
知ってても、慌てるか(笑)
知ってても【慌てることができる】からさ。

器用だよね

うまいこと変換できる機能あるからあの人達。

知っててもアンタには教えない。
慌てちゃってるワタシ。(んっふ)
バタついちゃってるワタシ。(てへ)

人の目を意識して、ちょっと目立ったちゃったは、
いいけど悪目立ちはイヤ。
・・・おい、なんか違ってるぞ。

全てを笑いで隠す。
隠しきれてないですけど

その・・・【箸が転んでも可笑しい】アピ。
あはっ。
つい笑っちゃう。
私もつられて笑っちゃう。
あははは
うふふふ
ゲラゲラ
もはや、団体芸でしょ。
・・・・そんなバカな。

ゲラ担当は1つの課に1人にしてほしい。
あれだけ探して、隣の課から借りたらしい。


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五月雨まいる
応援してください!という内容でもなく、おこがましいのですが、 もしいらっしゃいましたら・・・ありがたく、英気を養うために使わせていただきます。