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社内で鳴り響く電話、それでも“聞こえない”女たち

【あらすじ】
「暇人になろう!」と開き直った二人の、
地方の片隅で、社会になじみきれない日常のあれこれ。

登場人物は【いい人】ばかりではありません。
(ちなみに、このお話はフィクションです!)

どういう訳か、【風が吹いても儲からない桶屋な私たち】の
ウラオモテの使い方を間違え、うまく笑えず、立ち回れない日々など。

なんとも言えない日常をお届けします。
メール感覚で、お気軽にお読みください。

今日の話題は・・・     
  女たちがやたらと騒がしいって話――さて、何が起こったのでしょう?

よーよー
あの、3人組の仲良しさんいるじゃん。
平均年齢42.8才ぐらいの。
社内の3人組(50代・40代・30代後半)、やたら結束が強い(笑)。

電話が鳴っても、誰も取らない。じっと3人で顔を見合わせて、
笑いながら牽制してるでしょ。

「これ誰が出る?」
「知らなーい」
「無理~(笑)」

みたいな空気感。
お客が来ても気づかないフリは当たりまえ。
そんなのは【標準装備】

対応するこっちはバカみたい。
いつも思う、バカみたい。

3人いると、自称:ヒエラルキーも高い らしいけどさ。
残念ながら、美〇でも若い訳でもないんだよねぇ。
地味でふつー。
でも(多分)悪目立ちはしたなくない。

・・・どーーしたいんだろ?

めんどくさいな。
微妙な女心ですかね(笑)
十分、悪目立ちなんだけどねぇ。

  仲良しが楽しそうにおしゃべりしてる構図。

あれさ。
どこかで
 
  「私たちは、気が合うから、お互い全肯定していこうね」

って話したんかな?
・・・呼ばれてないわぁ
その会合(笑)

おかげで・・・・

電話が鳴っても、
客が来ても、
3人そろって無視。

   【急にお客さんきて、びっくりした】
   (ほーら、ちゃんと理由ありまーす)
 
     「ねーーーあるよね、さっきね」
     「あーーーわかるぅーあたしも」
   

とりあえず、フォローし合いながら笑う
ゲラゲラ
   ゲラゲラ
相互協定でも結んでます??

   【電話ってドコが鳴ってるか、
           わかんないよね】
   (ねーほら。
       ちゃんと理由ありまーす)

    「ホント怖くて下手に出れない」
    「あーーーわかるぅーあたしも」

なぜか相槌を、同時に言っていた(笑)
コントかなんかか?
この人達、なぜか、個々に聞くことがあっても返事は同じ
    「知らなーい」
いや、いつまでも「知らなーい」が通用すると思うなよ(笑)
あぁ・・・あれワザとか。
そうだよね。答えるの面倒だもんね。

もっぱら最近の楽しみは、
    
   【ご賞味ください】
~〇〇サマからお歳暮いただきました~

お歳暮コーナーをうろつくこと、焼き菓子が入った箱の周囲を
1人が、ウロウロ。
偶然を装った2人目が合流。
しれっと3人目も足を止め・・・

「えーおいしそー」
「食べていいんかな?」
「えーいいのぉ?」

きゃあきゃあ言いながら、全種類を1個づつ持って帰る。
なぜか1~2個残す。美味しくなさそうなのも置いて帰る。

・・・・全部持って帰れよ。
こちらは、食べてもないのにお礼状を作成。
菓子箱周辺、うろつきもしないよ(笑)
そんな雰囲気じゃないしさ。

・・・食べてもないのに、お礼状。
(・・・・ちえっ)
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あの三人でしょ。
ねぇーーーーその感じ、
延々しないとダメなの?

もーーーしんどいわ。
いい大人がさ。
あたしの机の上にも、付箋貼って伝票が置かれてあった
  
     【お礼状、お願いします】

あたしだって食べてないよ!!!!!
はぁーーーあーーー。
・・・・食うた奴らが出せや。
=====================

さて、午後になったら・・・・“自称:女子力炸裂”の
【ICレコーダー探し】劇場が始まるのでした…。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。

  
                 

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五月雨まいる
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