何もやるべきことがないという幸せ
最近、このことをよく感じます。
数年前まではある目標に向かって、日々バタバタしていて、
毎日 なんか「やらなきゃいけない」という思いに追いかけられてて、
そしてある時それを全部諦めて
月日が経って
今はただ家のことをし、
一人暮らしになった実家の母の手助けをし、
ちょくちょく家に来る小さな孫と遊ぶことを楽しみ、
そんな感じで過ごす中で初めて感じた感情がありました。
それは
「何もやるべきことがないという幸せ」
以前にはなかった感情です。
それまでは常に
「成功しないといけない」
という線で頑張ってきたため、どこかで達成できてない絶望感を常に感じていたようです。
それが夢を諦めたことによって、もはや何をしていても焦りを感じることがなくなりました。
行かなければならないところがなくなったからです。
皮肉にも夢に破れ、専業主婦をしている期間に、本当は感じたかった自由を獲得していることに気づきました。
そこからなんてことのない毎日を楽しんでみようと思うようになりました。
何かを達成すれば幸せになれると思っていたけど、達成する前からそれはあったんだなと思います。
知らない間にどこかで刷り込まれてきた
「こうしなくてはならない」
「こうでなくてはならない」
という数々の思い込みを手放して
やりたいことをやりたいようにやる。
やりたくないことはやらない。
こんな感じで生きてみる。
今が一番、楽に生きられてるかもしれません。