いつまで経っても初心者
熱しやすく冷めやすい性格なので好きな物にも波がある。
そんな私が寄せては返す波のように地味に長く続いている趣味がある。
それはカメラだ。
カメラ遍歴もそこそこある。
でも気分によって撮ったり撮らなかったりするのでいつまで経っても初心者のままなのだった。
そんな私のカメラ遍歴を今日は載せていこうと思う。
①SONY NEX-5N
一番最初にカメラを買ったのは多分2012年ころ。
友達とちょっと遠出のドライブした先にあった家電量販店で、型落ちのため安く売られてたカメラである。
ドライブが好きでよく出かけていたのでお供にと思って買った。
小さくて持ちやすいカメラで、初めてのちゃんとしたカメラにウキウキした。
しかしそれと同時に悩みもあった。
写真サイトで見るような色が綺麗に出ている写真が撮れないと。
なんかのっぺり。
特に自然なんかは壮大な景色を残したいと撮ったのに壮大さの欠片も見当たらない。
今になって思えばみんな編集して自分好みの写真に仕上げているからだけど、その当時はそれをわかっていなかった。
次第にカメラを持ち出さなくなっていた。
② 富士フィルム X-T1
そんな私であったがまたカメラ熱がやってきた。
それは偶然手にしたX-T1のカタログだった。
その頃人生で1番病んでいて、正直どこでそのカタログをもらったのか全然思い出せない。
気がついたら家にあったのだが、そのパンフレットの写真がかっこいいこと、この上なかった。
休職中だったこともありなけなしのお金で買ってしまった。
初めての富士フィルムだが、色にハマりここから富士フィルム熱が上がってゆく。
③X100F
子供が生まれたので、子供をスマホやX-T1で撮っていた。
X-T1で撮った写真はスマホとは全然写りが違うため、家族間で使っている「みてね」というアルバムアプリに挙げると家族が「全然違う」「写りが綺麗」と評判だった。
しかし、小さい子がいると外に連れ出す時大荷物になる。
そこにミラーレスとは言えども大きなカメラは正直重かった。
そこで調べていくとX100シリーズというコンデジがあることを知った。
思い立ったが吉日。
すぐキタムラに行き中古の取り寄せをお願いした。
今は高額となっているX100シリーズだが、その当時X100Fという機種は中古の良品で10万円ちょっとで買えたのである。
(1個前の型だったけど。)
めちゃくちゃコンパクトでカバンに忍ばせられるのでよく持ち運んだ。
しかし、撮影対象が子供のため走り回る子供を撮るのはかなり至難の技だった。
④X-T3
正直X-T1からX-T3に替えた理由は忘れてしまった。
多分年数がたってきたからだと思う。
あとは100Fでは追いつかない子供の動きを捕捉したかったからかな。
しかしこれもたまに撮っては防湿庫に眠っていることが多かった。
⑤X-T5
子供も大きくなってきたので荷物が少し減ってきたのでまたカメラ持ち出したいな。
そして、子供の行事も撮りたいからAF性能がいいものが欲しいなと考え始めた。
しかし、X-T3はお世辞にもAF性能はいいとは言えない。
そこで買い替えを検討することにした。
CanonやSONYも考えたけど富士の色が好き。
やっぱり富士フィルム…。
でもこの時既にカメラの価格高騰の波が来ており、富士も軒並み値段があがり、とてもじゃないが手を出せるものじゃなかった。
でもどうしても欲しい。
そこで元々下取りに出す予定だったX-T3だけでは到底買えるものでは無いだろうということで、当初予定にはなかったX100Fもとりあえず査定に出してみることにした。
カメラのキタムラに在庫はなかったので近くの家電量販店に行くとなんと在庫あり!
これは値段によっては買ってしまうかも…とは思っていたが、手が届く値段になるとは思ってもいなかった。
ドキドキの査定額はなんと、20万!!
T3は程々だったのに対して、100Fが高かった。
やっぱり人気があるのね〜なんて思いつつさあどうしよう、T5買えちゃうよ?
在庫もあるし持って帰れちゃう。
なんなら子供の行事が今週末あるから今日買えばちょっと練習して使えちゃうよ?(この日は月曜日。)
査定してくれた店員さんもいい人で「悩みますよね〜全然下取りキャンセルでも大丈夫ですよ。」と話してくれたが、優しくされたらされたで決めちゃいたい。
「…買います!」
かなり気合いを出して絞り出して言ったと思う。
いくら買えるといっても元値が元値だからである。
「ありがとうございます!」
店員さんから返事が返ってきてすぐ購入手続きに。
こうして手元にX-T5が来たのでした。
チャンチャン♪
カメラ遍歴だけ見ると無駄に多いので、写真撮るのが上手くなってるんじゃないかなとか勘違いしちゃいますがそんなことは全然ないのです。
そのうち撮った写真をnoteに載せてみたいなと思います。
関係ないですがnoteの編集がなかなか難しいのでお見苦しい箇所があったらすみません。
長々と読んでくださってありがとうございました。