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タラコの玉の間攻略17 放銃率が高い相手との戦い方。


東1局は白のみ1000点。678の7pと67mの6mを先切りし、3pをドラにくっつけに行った。ちなみにモータルはピンズ6778の中膨れを残し、間2萬を払うそうだ。
 

5200放銃。

東2局は立直に1発で打ってしまう。8sを打っていれば結果的に放銃回避だが、実はモータルは 7s 99.9  6p 0.02 8s0.01 と9sでフリテンになり、待ちの場況も悪くなる打8sは半端な一打とし、6p以下の評価にしていて面白い。もっと面白いことは、8sを打っていたら15巡目対面の6sでロンできていることだ。その上振れ3900がありながら6pを下回る評価をされた8sがかわいそうでならない。

東3局

さすがにこれは外し、リーのみ2枚切れ。45678s25p14pで良型聴牌。

ここで平和がつく8sを自摸。上家下家は2pを持っていなさそう。2p自摸で2600オールの夢を見て1p切りリーチ!

ここで、対面あいさつ代わりの7pプッシュ。4巡目6pの両面固定は十分ある河で安牌とは言い難い。


下家は降りていそうだが、ここで対面が3sも押す。


終盤のワンチャンスの8pも押される。

ここで持ってきた絶望の東。これかと。しかし、ここで信じられないことが起こる。

えええ。まさかのイーシャンテンからの押しであった。そして、出てくる無筋は…

ここで奇跡が起こる。ここで、海底を私に回したくなかった。上家は8sをスルー。そして、4mを自模ってきて聴牌。上家は、すたっつでの放銃率は高かったが、58sの聴牌から東を持ってきてやめたあたり、最近は守備的になっていたのであろう。しかし、そのおかげで、海底放銃を回避できたのである。

そうなると、当然流れはこっちのものだ。ここで2sをポンすると、流れを失う。速度もそんなに速くなっていないし、打点が半分になってしまう。そもそも、放銃率高めの方々だから、ダブ東ポンのケアなども、あまりしていないだろう。69s入ってのドラそば7m待ちも、出る。そう確信していた。その結果…

因縁の相手対面から出た。11900!!これで完全に流れをものにした。


一方、完全に流れを失った対面。北家のドラ1北バックにラス1の北をすぐつかみ放銃。

日和って、3mだったが1mはほぼ通る牌。結果的にタンヤオドラ1の
上がり逃し。


この上がり逃しで上がるのは、当然リーチをかけた上家。振るのは、落ち目の対面。だれでも押す西である。


そして次局も、下家が放銃。落ち目の対面に打つことはないという思いもあったのだろう。このような横移動は、放銃率が高い人達だからこそ発生している。

逆に、私は横移動の確率が高いため、前巡、タンヤオドラ4のイーシャンテンで、4sを心置きなく抜くことができている。

次局は、

対面が、嘘みたいな牌をつかみ一発放銃。



南2局。ここも、潔く打4s 打9mとかで粘らない。


知ってた。


上家リードを広げる。しかし、南2局2本場。

ここで、打7sがやらかし。

ポンをケアしなかったせいで、満貫の手替わりを逃してしまった。


3900を加点し、トップ目に肉薄する。






ここではいった勝負手。4翻以上が確定している。直撃も狙うため、ダマ。

立直が来たがダマ続行して上がりきる。放銃率高い対面が子の立直一人になら押してくる可能性も見ての部分が大きかった。

次局。イーシャンテン。モータルは90%押すという9s。私は迷っていた。
理由としては、上がるとほぼトップ決まり。下家に自模られると、おそらく上家に満貫自摸条件。でも対面が推して放銃もありそう。しかし、これは局収支の差があるため、割と押そうと思った。

次巡6sを放銃麻雀AIでもこの2巡は全部こう打つだろう。9sを押した時点から、いや、8sポンの時点からこの展開は覚悟していた。(モータルは推奨していないポンだった)しかし、恐れていたことが起きた。ここにきての、満貫放銃。

この局面で冷静によく見ると、萬子が4連続系でそうずが両面。鳴くことによって、それほど良くなっていない。実際次の自摸は7s。放銃率が高い3名との対局だったため、横移動が起こる確率も大きい。そう考えると、これをポンしてまで決めに行く局面ではなかった。
そして、ここからオーラスでものすごいドラマが起きる。


ここで、チーテンのとれる4s。しかし、私はこれをスルー。理由は下家が聴牌の場合萬子待ちだと読んだからだ。もし、これで親が万が一ノーテン。上家が聴牌でも、対面はおそらく100%張っているため、2人聴牌。(2位とは3200点差なので3000点しか縮まらない2人聴牌は堪え。)親が聴牌なら続行。


そして、ここで、自摸6m 打6s 
実はこの時の下家の手牌は

なんとチーしていたら自摸られていた。
そして、下家自摸切り後、対面が、持ってきた牌が

ここで、1枚切れの南の方が赤5mよりは遥かに安全。ここで、放銃率15%対面が下した結論は…



打赤5m 一応、ギリギリ対面は飛ばないので試合は続く。
そして、実はこの時、

全くノーマークだった、上家が実は聴牌っていた。。
ここで、対面が弱気な南を打てば、対面4位確定。しかも、上家の1位で試合が終了。対面は飛び。対面の強気な5m押しが奇跡を起こしたのだ。

しかし、恐怖はまだ終わらない。

4巡目、私が先処理した。ドラ2mを上家がポン。条件ができてしまった。
しかもこの時、対面は回線落ち。タンヤオならチーポン鳴いていけば簡単に上がれてしまう。南バックの可能性もあるので南は絞った。


私も南を重ねイーシャンテンで粘っていたが、ここで、5mを上家がチー。2234mからの5mポンだったようだ。このチーで上家は確実に聴牌。むしろ、あの5mがロンではなかったのが奇跡なくらいだ。

そして、ここで聴牌!南は誰かに対子とみて、打1s 対面の安牌自摸を切に願っていた。


審判の瞬間。

親の連荘か...いや、対面のトビだ!!!!ちなみに上家の58s 8sがポンされているが、5sは2山。上家自摸は無条件敗北だが、対面下家が打った場合は、なんと、下家がロンで、いったん私を捲るが、私もロンし、それを捲り返すというドラマ顔負けの展開であったのだ。
ドラマチックなこの半荘。制したのは私タラコであった。

今回のポイント148 雀豪1 2043 → 2191 
通期の成績 5-6-4-2 平着2.18 

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