タラコの玉の間攻略24 　　細かい選択の精度を上げることで、雀聖レベルの打ち手になれる。

2024年9月15日 14:56

東１局。

私以外全員がリーチするカオスな展開だったが、対面が裏３の跳満自摸。

東２局。私の細かい選択にミスが出る。

ドラなし赤なしの手。こういう時は、１ｍ４sの聴牌リーのみはあまり見ない。しかも、今回に至っては３色同順もあるため、4s切りしかなかった。ドラドラくらいの手牌でやっと、2sが選択肢に出てくる。

結果リーチしていた下家から出た赤５ｐをとらえ5800の上がり。

そしてこの局面。ここで打南としたが、これは悪手。この手牌はホンイツ白赤の満貫が明らかに見えており、打２ｐが正着だった。

この局面で本来なら打北。ダマテンにして、両面変化でリーチ。索子にくっついたり、南ポンできたりしたらホンイツに向かう。

そしてこの局面。割と大差で打４ｐ　７ｐ単騎待ちは満貫確定。５ｐですらくっつけば5800は堅い。４ｐを残して５ｐのくっつきよりも、２ｐの重なりの聴牌の方を重視し、打４ｐのようだ。

一巡一巡が難しい選択の連続となっている。ここは、ダマとした。
まず、今回のダマテンの条件として、待ちが不満で変化が多いというものがある。2p 5m 4m 8m。また、待ちの６m自体について考察すると、はやめに９ｍを切っている対面下家の所持率が高いといえる。実際その二人が３枚もっており、これをリーチすると１山とかなり分が悪くなるところだった。実際モータルもダマを推奨している。

ではこれはどうだろうか。３暗刻がつくため、打７ｍ。それにより、変化が少なくなる。また、待ち自体の考察をすると、２ｐについては、1p 3p 3pの上家が持っている可能性はほぼ０。　また、発を鳴いた下家も１ｐの切り出しがはやく、持っているとは考えにくい。対面も、ピンズで３４５のメンツがあるのに、２ｐをまだ持っているケースはレア。５ｍはノーヒントしかし、親で、手替わりが減り、待ちがよくなったのでリーチとした。これは、モータルもリーチだった。実際待ちは４山。下家は５山。果たして…

先にいたのは８sでした。

東３局は七対子と、面子手の天秤。下家の河からして、下家は、ダブ東もしくは発バック。しかし、積極的な仕掛けからダブ東の方がちょっと可能性が高いかも。でも、東が通ったら面子手。通らなかったら東単騎の七対子というイメージ。

東が通り北が出て聴牌。後３ｐを持ってくる。
シャボ３残り　両面４残り。場況がいいのは、1p2p9s 。４ｐは少し上がりにくいイメージ。迷った末、枚数正義の両面に取った。モータルはここは枚数で行く両面だそう。

2p 9s と切られていき、ヒヤッとするも頼みの１ｐが切られここは上がりとなった。

東４局。

前巡の中切りは当然として、ここも悩んだ。４ｐ引きでも聴牌できる打７ｍか、４連形を尊重する自摸切り。ここは、結果的にいうと、当然の自摸切りだった。まだ序盤なので、萬子が５連形や両面になる良型変化を見る。３ｍ８ｍの８枚で３面張。５ｍ６ｍの６枚で両面。ロスは４ｐの４枚のみ。

そして、この局面も難しい。２sポンでタンヤオドラ３確定の広いイーシャンテン。ポンテンも取れる形。しかし、スルーなら跳満も見える手。ここはポンとした。満貫打点十分で上がり率最大としたかったからだ。モータルもポン寄りだった。しかし、山を見ると、次巡自摸4s　その次巡自摸２s
ピンズ悪しとみて、シャボでリーチするだろうから、跳満逃し。だが、これはポンの方が得なので仕方ないのである。

ここでは、モータルと選択が分かれた。ここでは打点十分で、他家の打点をあげないためにも、モータルは打２sだが、私は加槓した。理由は、私が、この手に困難を感じていたからだ。
この2p2p3p5p5pの形はピンズが場に重い今回なかなか埋まらないと予想できた。自摸抽選を１回でも、増やし、この手の上がり率を少しでも上げたいという思いだった。その積極策がここでは成功。