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【就活コラム】業界研究「会社四季報 業界地図」

志望企業から内定を得て就職活動を終える学生がいます。また、内定を持ちながら夏採用・秋採用にチャレンジする学生もいます。就職情報サイトでは新規求人も多く、内定のない学生はエントリーを続けて就職活動を継続しています。

就職活動は長期化傾向にあります。4年生の就活が一段落する前に、インターンシップやリクルーター面談など3年生の就活がスタートしています。

企業の採用スケジュールの変更で大変なのは就活生だけではありません。企業の人事部採用担当者は、数年前までと比べると仕事量が格段に増えています。今年は内定辞退者が多く、2024年卒の採用活動が終了していない企業は少なくありません。

2025年卒の3年生も就職活動を意識しながら、計画的に大学生活を送る必要があります。昨今の就職活動はやるべきことが多く、選考直前に就職活動を始めても間に合いません。

内定を取ることが就職活動の目的ならば、早くから準備をする必要は無いでしょう。しかし大手企業や人気企業から内定を得るためには、相当の準備が必要です。時間とお金を自己投資しなければ実現しません。人気企業やアナウンサー・キャビンアテンダントなどの専門職種はライバルも多く、競争に勝ち抜くことは容易ではありません。就職活動を100%満足で終える学生は意外と少数です。

3年生が今やるべきことは、自己整理・自己分析と業界研究・企業研究・職種研究です。自己整理・自己分析は、自分の過去を振り返り項目に分けて整理することなので、比較的取り組みやすいでしょう。しかし、自分が現時点で知っている会社や仕事は、想像以上に少ないものです。

「就活スクール」で毎年購入する書籍はいくつかあります。その中の一冊が「会社四季報 業界地図」です。最近は世の中の動きが激しく、企業同士の合併や業界再編が繰り返されています。企業名が変わることも珍しいことではありません。

就活生に人気のある業界や企業は、限られています。学生にあまり知られていない、一般に知名度の低い企業に国際競争力があり、将来性も期待できるケースがあります。完成品メーカーではなく、部品や部材、素材メーカーは業績もよく、シェアも高いです。日本企業の技術力・開発力は世界トップクラスです。

大学生活で時間に余裕がある時期に「会社四季報 業界地図」を通読して基礎知識を増やし、自分が興味も持てる業界や企業を見つけましょう。今年のある就活生は、「会社四季報 業界地図」を常に携帯しており、会社説明会などで入手した新たな情報を書き込みして、オリジナルの業界・企業研究書を作成していました。

就職活動の初期段階で自分の進むべき方向の間違えると、時間の無駄になり志望企業から内定を得ることができません。就職活動を始めて3か月後に個人面談を受けた4年生が話していました。

「友人の影響で金融業界(銀行)に多数エントリーしましたが、自分には向いていないような気がします。」

就職活動は、時間との勝負です。能力や実力があってもエントリーしなければ、企業は評価して採用することはありません。

【大阪梅田就活スクール】の受講生となり、3年生の今の時期から少しずつ就職活動を進めることが、第一志望の企業から内定を得る1つの方法です。

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