正解はひとつじゃないから難しい
どうも、ライレイです。
11月10日に八ツ首杯という非公認大会に参加しました。
こちらの大会は11月24日から施行される禁止・制限が適用された大会で新制限に対応させた数契約を使い参加しました。
その時に「数契約って構築が難しいですよね」と言われた事で数契約ってあんまり知見が広まってないなと思ったので今回は私なりの構築論を書きましたので参考にして頂けたら幸いです。
フェルマの枚数
フェルマの枚数ですが1〜3枚のどの枚数でも大丈夫です。
と言うのもフェルマのテキストを見ると分かりますが
主に使うドロー効果は重複しないので1枚あれば役割をこなす事が出来ます。
さらにフェルマを盤面に復帰させるカードも多くあるので1枚でも問題ありません。
では複数枚不要かと言うとそのような事はなく復帰札はラヴィエルなどの煌臨カード、リーンXはデッキを回す為に素出しする時にコストが重く出しづらいです。
そしてラヴィエル、ラプラスデビルで復帰させた場合は煌臨しているので後からフェルマシーラムを引いても次ターンまで待たなければいけません(クラウディブロウが入っているなら別)。
この違いが構築の違いを生み出す訳です。
フェルマ3枚構築
デッキリストがこちら
この構築はデッキをぶん回してフェルマシーラムを早いターンで出す事に特化した構築になります。
フェルマを安定して用意する為に初手契約を除くとフェルマ自身を含め復帰札が9枚も入っておりデッキも安定して回せます。
更にネクサスの枚数が7枚入っているので1枚目が処理されたとしても2枚目のフェルマも出しやすくなっています。
この構築の場合はフェルマの安定供給が第1なので初手契約を除きフェルマと復帰札が8枚以上は欲しいと思います。
環境が創界神に寄っている場合はネクサスの枠を減らし金雲スピリットを増やしたりホーリーサインを入れたりしてもいいと思います。
そしてフェルマシーラムなのですがカウント10以上になってから、QEDを並べてからじゃないといけないと思っている人が居ますが5点出せるなら出してアタックした方がいいです。
カウント6で召喚4回以上の状態でフェルマに煌臨してアタックするとまずアタックステップ開始時に4点追加で5点になります。
煌臨元のフェルマの効果でカウント+2が入るのでOC中になるのでマジックを使用してない間アンブロです。
これだけで相手何もなければリーサル取れちゃいます。
これは数契約を使う上で大事な事なので覚えておきましょう。
フェルマ1〜2枚構築
デッキリストがこちら
これは私が八ツ首杯で使用したリストになります。
雑多な環境になると思いバースト等の受け札を多めに採用しています。
この構築ではフェルマシーラムでの早期リーサルではなくQEDも絡めた確定リーサルに重きを置いています。
受け札を多く採用するという事はフェルマを復帰させるのに煌臨を使用しても次ターンがくる可能性が高まるのでフェルマの枚数を減らしています。
フェルマは1枚でもよかったのですが2枚にしたのには理由があります。
それはフェルマシーラムとQEDを並べやすくする為です。
フェルマシーラムとQEDを同一ターンで並べるには大まかに3通りあります。
①場のフェルマにQEDを裏契約煌臨し、煌臨スピリットまたは2枚目のフェルマを素出ししてからその上にフェルマシーラムを煌臨する。
②前のターンで煌臨中のフェルマにQEDを裏契約煌臨する。その後リーンXの効果でフェルマを召喚し、そのフェルマにフェルマシーラムを煌臨する。
③場のフェルマにQEDを裏契約煌臨する。その後別のフェルマにフェルマシーラムを煌臨する。
このようになり2枚目があると③が出来るようになり、選択肢が増えるので採用しました。
前の構築で復帰札の数の話をしましたがこちらの構築の場合は受け札が多いので初手契約を除きフェルマと復帰札で6枚以上あればいいと思います。
数学者ペンタン
新制限で話題の彼?ですが強さはと言うと強すぎるって事は無いです。
と言うのも召喚時の効果を使うには召喚2回目以降でないといけないからです。
なので序盤の展開は止められず、どうしてもネクサスの効果を止めたい場合に手札を2枚も使わなくてはならず辛いです。
ただ激覇や呪鬼のような遅い創界神デッキにはかなり強いです。
出張性についてもフェルマ契約しなきゃそもそも使えないし召喚2回必要だから無理そうに感じます。
最後に
新制限適用後に神メタデッキとして期待されていたりしますが数契約が出てからずっと使ってますがメタデッキとして見るとあんまり強くないです。
ただ回していて楽しいデッキではあるので純粋に数契約に興味があった人は立ち位置は良くなっているので使って見るといいかもしれません。