【なぜ社会保険が生まれたの?】
おはようございます!
ミニマムが好きなしょうです。
今日のテーマは「なぜ社会保険が生まれたか?」です。
これはイギリスの歴史が大きく関わっています。
農業革命から産業革命に世界が大きく変化した時に、
資本家(国)が農民の土地を回収して、羊を育てる場所として
その土地を使ったのです。(通称囲い込み※エンクロージャー)
理由は当時、毛織物の需要が高まり大量生産する必要があったためです。
そこで土地を奪われて、行き場を失った農民は工場で働く労働者としてまたは、職失った人たちも多くいました。
職がない人、老人、障害者、疾病者は働くことができないので、そのような民を救うために生まれたエリザベス救貧法によって世界が大きく変わりました。
働けるものは、働くことを制限し、働けないものは税金によって保護する。
社会福祉の起源になったのです。
つまり社会保険の起源は、農民から土地を奪ったことが始まりだったと言えるでしょう。