WCS横浜で起こった人生を変えた出来事
自己紹介
おれの名はゴーメーン。
ポケカ歴は一年半
作曲家、アーティスト
良かったら聴いてね。
注釈 おれ→精神的に平穏な一人称
俺→精神的に不穏な一人称
プロローグときめき
その日おれはポケモンセンターでダメカンダイスを買おうとしていた。ルギアのダメカンダイスだ。朝起きて心が躍っていた。ロンドンの物はメルカリで購入したが今回は自分で買えるぞと喜んでいた。
スペクターバッチを取ってくれた友人に感謝をしたい。
ありがとう。
エピソード1怒り
会場に向かうとポケモンセンターに入るのにスタッフさん誘導が上手くいかず時間が押していた。しょうがない、、、ダメカンが買えるまでの辛抱だ。そう思った。
1時間後、炎天下の中ようやく中に入ることができた。
探した、探すに探しまくった。
いざ入るとそこにダメカンはなかった。誰かに買い占められていたのだ。初日なのにだ。おかしいじゃ無いか。初日なのにだぞ。
俺は荒ぶった。すごく荒ぶった。ダメカンが欲しかったからだ。
あのルギアのダメカンは欲しかった。色がとても好みだった。俺の部屋にピッタリの色だった。
ダメージを食らったのは自分だけだった。
エピソード2怒りからの挑戦からの怒り
ポケモンセンターでダメカン以外に欲しいものもあったのでレジに並んだ。
まあ他にも欲しいものは買えたんだ。自分を納得させることにした。
ポジティブに考えることは良いことだ。視野が広がる。
せっかくスペクターバッジも持っている。
サイドイベントに出よう、、、
そう思った。外国人とポケカをしたことがないし、良い経験になると感じた。
あの時のおれはハイだった。忘れられないほどハイだった。
綾鷹を飲んでいた。
そしてサイドイベントの受付に着いた。
受付を済ませ待った。
時間になったらメールが届くと言われた。
メールが届いたと思っただろう?
結果はNOだ。
俺は荒ぶった。すごく荒ぶった。なぜならメールが来て欲しかったからだ。
来ると思っていたメールが来なかったのだ。システムエラーと言われた。
それを聞いて自分を見失うことになる。
エピソード3椅子に座る外国人
自我を失った自分は何も感じなくなっていた。
目の前が真っ暗になっていた。
サイドイベントに出たかった。
だが出られない。
どん底の俺を友人がある一言で光を与えてくれた。
フリーマッチだったら片っ端から声かけたらいけるんじゃないの?と。
それだと思った。同時に自分の頭の硬さに絶望した。
そうか、最初から声を積極的にかけるべきだったと反省した。
一人でフリー対戦の席に座っている外国人に目をつけ声をかけた。
Hey men!! Free match ok?と聞くと
彼はこう答えた。Sure!
これがあんなことになるなんて、、、
エピソード4国を超えた戦い
戦いを申し込んだ青年はとても気さくで良いやつだった。
彼はVstarマーカーをガールフレンドに作ってもらってた。
おれはナイスと言った。
彼もまたミステリーボックス限定ルギアのスリーブを褒めてくれた。
嬉しかった。日本を誇りに思った。
お互いにリスペクトしあいながら試合が始まった。
おれは一撃ルギア、彼はロストギラティナ。
彼はとてもユーモアがある。
キュワワーのはなえらびの時にwitch??と聞いてきた。
どちらか選んでと言ってきたのだ。
おれは右を選んだ。
彼はエネをロストした後、ゲッコウガのかくしふだでロストしてない方の札をそのままトラッシュした。
Same card???と聞くと彼はにやけた。
同じカードだったのに選ばせてきたのだ。
なんてコメディアンでイカしたやつなんだと思った。
ふざけてるうちにバンギラスの山なだれLOを決めて勝利した。
彼は負けると悔しがって何回も挑んできた。
結果的に同じくらい勝って同じくらい負けた。
対戦の中で彼と仲良くなった。
エピソード5World Champion
一旦休もうと彼に言われ一緒にTordの試合を観戦していた。
その時に彼の友達が来た。ブラジル人らしい。
おれは必死にネイマール!サッカー!と言った。
ブラジル人に名前を聞かれゴーメーンと名乗った。
その時彼がMy friendと紹介してくれた。
ブラジル人はうなずいた。
試合が終わりもうそろそろ行くねと彼に言われた。
せっかくだからツイッター教えてよとおれが聞いた。
彼はSure!フォローすると言いアカウントを教えてくれた。
おれはそこでとんでもない事実に気づくことになる。
彼の名前はHenry Brand
2019年の世界王者だったのだ。
なんてこった。
You are world champion?と聞くと
HenryはYes!と答えた。
オーマイガーである。
彼はNext year!とおれに言った。
来年ハワイで待っているよ!と。
おれは自分のプレイを見直し、ポケカに積極的になる決心をした。
最後に熱い握手を交わし解散した。
ハワイに行く目的ができた。
Henryにミステリーボックス限定ルギアのスリーブを渡すことだ。
だが今のところチャンピオンシップポイントが40ptしかないのだ。
道のりが険しい。エベレストくらい険しい。
だがおれは諦めない。
ありがとうHenry
エピローグ
家に帰ってありがとうとHenryに連絡をした。
すると彼から返信があり遊んでくれてありがとうと曲を聴きたいと言ってくれたのでリンクを送った。
楽曲リスナーにオーストラリアが1となっていた。
Henryだと信じたい。
最後まで見てくれた方達に敬意を表します。
ありがとう。