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コミュニケーションとプライベート
休みの日って何をして過ごしてるんですか。
職場の休憩中や業務のシーンとした空間に昇りやすい言葉ではないでしょうか。社会人になって数年、ずっと会社員で働いていてこの話題は何回かされたこともあるし、自分もオウム返しでしたこともある。
仲良くしたい気持ちから聞かれるのか、会話しないとという配慮から聞かれるかなんて意図は年齢を重ねる度にどうでもよくなってきました。
当たり前だと言われてしまうけど、職場で自分と趣味嗜好が似ている人を見つけるのは中々難しい。高校生までは学校と部活の毎日、実家に住んでいるし友達と過ごす時間は大体芸能人、音楽、学校等が共通話題で全てだった。大学ではクラスがないから、自分の好きな選択先にいた人と仲良くなるし、同じ選択をする人は好きなことが似ているパターンが自分は多かった。
その後の社会人。自分で入社を選択したとはいえ、まず年齢が違う、役職が違う、既婚・未婚等ライフスタイルも違う。違う部分が多く見える人たちと同じ集団になり1日の1/3共有するなんて、自由過ぎた学生時代と比べると息苦しい。でもそれは若者と上司の共通項でもある。お互いがお互いに同じ集団としてコミュニケーションを取るのに苦労しているのだ。そうでないとTwitterで溢れる職場の愚痴やサジェストで仕事辞めたいと出てくる訳がないと思います。上司も若者もお互いが宇宙人だと思って意思疎通を図って寄り添い信頼関係を築かないと何も上手くいきません。
話が通じるということは、安心します。会話はお互いの情報の売買だと思います。職場の人とは業務に支障を起こさない程度にコミュニケーションを取れれば問題ないと思っていますが、信頼できる人同士ってプライベートな付き合いや悩みを共有できることが多いような気もします。自分は上手く馴染めなくても気に病まないし、人間関係をもっと頑張ろうとも思えないという性質。そんな仲良くしたいと思えない自分と会話をしてくれる(情報を売ってくれる)人にじわじわと心を開くのは北風と太陽の教訓でしょうか。
信頼を得るために個人的な情報を共有する。でもその加減は自分でうまく調整して生きないといけないので、(聞いた話をスピーカーのように盛りまくったり、常に聞き耳立てている人もいるから)生きることって難しいと30年生きた今も感じています。