木造と鉄骨造の違いを比較。家を建てるならどっちがいい!?
まず材質の比較からです。
🔳(引っ張り強度)引っ張った時の強さ
鉄・コンクリート・木(ヒノキ)を比べると
木(ヒノキ)の方がおおよそ鉄の3倍、コンクリートの120倍の強さがあります。
🔳(圧縮比強度)おされた時の強さ
鉄・コンクリート・木(ヒノキ)を比べると
木(ヒノキ)の方がおおよそ鉄の3倍、コンクリートの10倍の強さがあります。
多くの人が考えてる以上に
木(ヒノキ)の強度というものが鉄やコンクリート以上にとても高い
次は熱の伝導率すなわち断熱性の性能を見てみます。
鉄筋コンクリートより木は断熱性が高く、断熱性の高い省エネルギーの住宅を建てるのに適しています。近年の木造戸建ての断熱性は技術的な向上もあり鉄筋コンクリートのマンション以上の性能も出ます。鉄筋コンクリートは木造建築のおおよそ2倍のコストがかかります。
木造住宅の7つのメリットについて
①木造建築費や材料費が低く済む
=比較的賃料が安く建築費用は鉄筋コンクリートのおおよそ半分
②鉄筋コンクリート造に比べ、通気性が高く断熱性も高い
物理的に、木造は200年以上、鉄筋で100年以上と考えられます。
建築した住宅の周辺環境やメンテナンスの頻度次第では、木造でも法隆寺のように1000年以上も長持ちさせることも可能です。フランスでも築600年、イギリスでは築500年の古民家が現存します。
日本では兵庫県に築1200年の古民家が現存し、築200年以上の古民家に至っては分かっている範囲でも全国に300件以上あります。
③吸湿性に優れる。
④鉄筋コンクリート造の物件とは違い、部屋の角に梁がなく広く使える。
⑤近年、建築技術、素材など建築業が発展しているため、耐久性・耐震性などが優れている物件が多い。耐震性能は木造でも鉄筋でも、使用している建材や構造体次第では高くなります。木造の場合は揺れを吸収する構造体を使用することによって、高い耐震性を維持することが可能です。
⑥鉄筋の場合は鉄や鋼を使用していると、基本的には鉄筋のほうが耐震性能は高くなるとされていますが、現在では構造体次第で木造でも高い耐震性能を期待できます。
⑦更に、近年は難燃、不燃資材の開発も進み、木造建築物でも火災に対しても十分対策が可能になっています。
このようにコストから考えても性能は高く優れた建材といえます。
木造住宅についてもっと詳しく知りたい方は、
住宅のプロであるMISAWAが分かりやすく解説をしている動画がありますので、以下の動画を見てみてください!
株式会社MISAWA 代表取締役 三澤邦浩
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