1日でも何もしないでボーッとしていると心も体も滅入る
昨日の話
久しぶりの休みで、朝から溜まったビデオを見ていた。
見たかったはずのドラマもバラエティもなんだか面白く感じない。
何か頭が痛くなってきた。
無気力から派生して、無力感と脱力感、そして不安感まで顔を出し始める。
体調の悪さをあからさまに感じた。脳が萎縮していく感じが分かるような気さえした。
最初の緊急事態宣言の最中に有名な芸能人が2人自殺したことを思い出した。
こんな事が一週間も続いたら、死にたくなるだろうなと思った。
酒飲むかあ!と思い近くのスーパーに買い物に出かけた。
色んな人が買い物をしていて、食べものを作った人がいて、並べてる人がいて、レジの人がいる。
みんな生きているなあと、ちょっとだけ安心する。
家に帰って、米を洗ってジャーにセットしてメニューで急速炊飯に変更しスイッチを入れる。
29分で出来るらしい。
買ってきたきゅうりを叩き潰してドレッシングと和えた。
椎茸をバターと醤油で痛めた。
味付きの牛肉も焼いた。
買ってきたメンチカツと白菜のお新香たちも皿に盛り付ける。
これらの作業に集中している間は、なにも考えることは無い。
それに心は救われる。
意志を持って取り組んだつもりでも、メンタルやフィジカルにリターンが無いと、脳はつまらないということか。
なんとなく始めたことでも、リターンがあると脳は活き活きとするということか。
受動的にボーッと見るテレビより、能動的に、手足や五感を使って活動した方が、脳にいいに決まってる。
そんなことに気付かされた。
ぬくぬくした部屋よりも、生きていることを感じられる寒い外へ出よう。