2024レノファ、色々な個人的ベスト3で振り返る
まるでジェットコースターのようなレノファの2024シーズンが終わって、プレーオフまでぽっかり空いた2週間、来年J2にやって来るチームの予習を兼ねてJ3を観たりしつつも落ち着かない日々が続きますが、ひとまずシーズンのまとめを個人的ベスト3色々と共にお送りします。
ちょうど募集もあったので。むしろ他の方の2024レノファ思い出記事が読みたいです!
それはそれとして関東から近い沼津のプレーオフ可能性が消えて惜しい! 福島がほぼ6位確定(まだ7位北九州の大逆転(勝点差3を追いついてかつ得失点差11をひっくり返す)の可能性はある)ということで森晃太選手がJ2に戻って来たらアツい。
3位富山、4位松本、5位FC大阪はプレーオフ確定ということで、松本のアルウィンが一番行きやすいしまた行きたいけど、他3チームは未踏の地なのでそれも気になる。
現地観戦ベストゲーム
あくまで現地観戦した試合に限定します。
そりゃ全部含めたらホーム清水戦2-0になったりしそうですが。あれはもう2024最大のクライマックスといっていい。
何べんでも見りゃあええいや!(清水エスパルスさん優勝&J1昇格おめでとうございます)
第3位
第7節3/30アウェイ対ヴァンフォーレ甲府
山口2-0甲府
得点
山口:平瀬大(50分)、山本駿亮(79分)
甲府:なし
快晴快勝! シーズン序盤のみらスタ名物田んぼサッカー連発を吹き飛ばす快勝でした。珍しく家族で車遠征からの渋滞で遅れつつ、午前中いちご狩り行って、現地ゴール裏着は後半からでしたが、2得点はいずれも後半だったので美味しいところを見逃さず、子供も飽きずにちょうどいい感じという。ストライカー平瀬大のやまぐち一番も家族に好評でした。
第2位
第15節5/12アウェイ対いわきFC
山口2-1いわき
得点
山口:河野孝汰(7分)、山本駿亮(65分)
いわき:谷村海那(23分)
2年連続のいわき遠征、去年は正直なんで勝てたのか分からないくらい押されっぱなしの中の1-0勝利だったけど、今年は内容でも負けず、しっかり先制してから追いつかれても再度突き放す強さを感じられたナイスゲーム。しかも孝汰&駿亮の山口県出身Wゴールだし!
スタジアムMCの兼頭さんがお子様連れで現地ゴール裏に参戦されてたり、ナイキが初のメンバー入りでいきなりやまぐち一番最前列で弾けたり、駅からウォーキングしたり、みゆきの湯に入ったり色々盛り沢山で楽しかったー。
第1位
第26節8/10ホーム対栃木SC
山口4-3栃木
得点
山口:オウンゴール(26分)、河野孝汰(45+1分間)、オウンゴール(70分)、小林成豪(86分)
栃木:大島康樹(17分)、宮崎鴻(44分)、山本桜大(90+5分)
5年越しのみらスタ現地観戦リベンジ!
試合内容的には昔のレノファ感満載の馬鹿試合だったけど、とにかく楽しかったし6000人ちょいとは思えないほどの盛り上がりだった。
個人的にはフラッグベアラーから間近で高橋洋子さんからバック席家族観戦からの後半ゴール裏参戦(自分だけ先にゴール裏も買ってた)とか全力でみらスタ観戦楽しんだ感が。
ベストゴール
こちらも現地で見たものに限定します。そりゃ全部含めたらアウェイ長崎戦の孝汰の以下略
V・ファーレン長崎さん、シーズン最終戦は力及ばずすみませんでした! 素敵過ぎるピースタであと2連勝を!
第3位
天皇杯準々決勝9/25対横浜Fマリノス
奥山洋平(23分)
ゴール動画は見つからなかったのでハイライト動画を、0:21あたりから。
まさに夢舞台、雨の平日夜三ツ沢に集ったレノサポの前で大爆走からの同点ゴールがアツすぎた。
第2位
第22節6/29アウェイ対水戸ホーリーホック
末永透瑛(88分)
謎の翼メンバー外からの今一つ乗り切れない試合展開で先制され、このまま終わってしまいそうなところからの起死回生同点ゴール。正直近い側のゴールのはずなのにどうなってたのか現地ではあまりわからなかったけど後で映像みたらロングボールめっさトラップしてそのままアウトサイドで決めてる透瑛の謎の決定力すごい的な。おかげで今年の夏ユニが透瑛になりました。
第1位
第15節5/12アウェイ対いわきFC
山本駿亮(65分)
ベストゲームとかぶってしまってるけどこの決勝弾がおそらく一番近くで見たゴール。綺麗にヘッドで決まるところがもう。そしてショートコーナーで4人集まる謎トリックから何故かゴール前一人だけの駿亮が完璧に競り勝っているという謎だらけなところも含めて一番嬉しかったのでこれで!
対戦相手のゴール
ここで現地で見た相手のゴールベスト3を。うは、こりゃすげえや! ってなってしまうのもまた観戦の醍醐味でありますな!
第3位
第34節10/6アウェイ対モンテディオ山形
ディサロ燦シルヴァーノ(2分)
開始2分て! 一縷の望みを一瞬で打ち砕く上手すぎるヘッド。そこからこう決める!?
第2位
天皇杯準々決勝9/25対横浜Fマリノス
山根陸(16分)
奥山洋平選手と同じ試合なのでJFAの方のハイライトを。0:35あたりから。実況なしの横アングルでもすごい。遠いゴール裏からでも『まじすか…』ってなったJ1級のごっついシュートでした。
第1位
第31節9/14対清水エスパルス
矢島慎也(72分)
この恩返し弾マイスターっぷり。大和ゴールで同点に追いついて超盛り上がってたところでこのロングボールからの美し過ぎるループですよ。なんてことしやがるんだ来季はJ1で大活躍を!
スタジアムグルメ
実はあまりスタグル食べなかったりというか走ったり山に登るのか君はと言われそうな感じで水と行動食(ミックスナッツとか柿ピーとか羊羹とか)と塩タブレットで全力応援に振り切りがちですが、珍しくスタジアムで買った数少ない品から。
第3位
第22節6/29アウェイ対水戸ホーリーホック
ホーリーホック牛乳とおもてなしブースの梅酒
毎回飲んでる気がするホーリーホック牛乳と、ビジター席側にある貴重なブースであるところの梅酒、写真撮ってもらって来年飾ってあったら一杯タダになるシステムで無事にいただきました。日本酒ベースの梅酒が好き。試合当時は来年ももし同一リーグなら、とお話ししましたが、来年もよろしくお願いいたします!
第2位
第15節5/12アウェイ対いわきFC
常磐鯖干しフライとたこめし
やっぱり地元っぽいものを! というわけで常磐ものに惹かれてこちらを。さっき試合前には飲まない派と言っていたのにここでもセットでお得だったからとビール飲んでる罠。たこめしもボリュームあってパワー回復できました。去年食べたソースカツ丼も美味しかったしスタジアムのコンパクトな熱気も合わせて好感度が高いです。
第1位
第26節8/10ホーム対栃木SC
クラキチさんのジェラートとたこの丸さんの冷製パスタ
アウェイだと思ったか! 遠隔地サポにはホームこそが大遠征なのだよ。というわけでみらスタで食べたこの2点がほんとに美味しかったので。夏真っ盛りの中、久しぶりに家族で行ったみらスタで食べた思い出補正もさらについてでそらもう優勝よ。
スタジアム外グルメ
実はスタジアムではなく、その前後で食べた方で印象に残ってるベスト3を。群馬で登利平とか栃木で餃子とか甲府でほうとうとかそんな感じで。
第3位
第33節9/29ホーム対ベガルタ仙台
唐戸市場の寿司&ふくのみそ汁
ねんがんの唐戸市場で寿司を食べたぞ!
下関開催の度にTLに溢れる寿司写真を今度は送れる側になったことでもう感無量。関門海峡を眺めるデッキで食べることで美味しさ2倍、しょうゆが甘いさしみ醤油なことでさらに倍、という関東在住山口出身民なのでした。
第2位
第34節10/6アウェイ対モンテディオ山形
水車生そばさんの元祖鶏中華
天童の老舗お蕎麦屋さんでラーメンを?
初の山形遠征で天童周辺のお店を色々調べていたところ気になったのが『冷たい肉そば』『げそ天』そして『鶏中華』。元々はまかない用メニューで、和風のスープに中華麺を入れたもの、とのことでしたが、ロクダスで山形のオススメグルメとしてプッシュされたので開店直後あたりに行って食べたらマジで美味かったという。
野菜(?)の甘みのある澄んだあっさりスープに弾力のあるやたら美味しい鶏肉、そしてスープに絡む麺とこれは確かに食べるべき、と言いたくなる一品でした。
第1位
第38節11/10ホーム対横浜FC
ボーノさんの熟成ビーフステーキランチ
そして優勝がこちら! どちらかというと普段使いからちょっと美味しいものが食べたいときに良さそうなおのだサンパークにあるイタリアンのお店、レノファの選手の話に時々出てくるので気になっていたところ、最終戦前日に行けたのでこちらを。
坪さんが好きという『生ウニのペペロンチーノ』も気になりましたが、試合前に気合いの肉! ということで。脂肪の少ない赤身肉でありながらしっかり柔らかく、筋肉にパワーが入りそうな一品でした。
なんとなく覚えてた紹介記事がこちら。選手がらみのエピソードが。
観光スポット
最後にスタジアムだけでなく前後に観光するぜ! と寄ったスポットから今年印象に残った3ヶ所を。単独遠征だと限界スケジュールを組みがちなのでご家族連れにはオススメしづらい罠。
第3位
第20節6/16アウェイ対ザスパ群馬
赤城山
過去に筑波山からケーズデンキスタジアムや真夏の鋸山からのフクダ電子アリーナなどたいがいおかしなことやっとる『山とスタジアム』シリーズ最新作。
前橋からバスで山方面に向かえばそこは赤城山。ヤマノススメ巡礼な地蔵岳は眺め最高、道の登りやすさと眺めの総合力では赤城駒ヶ岳が、最高標高の黒檜山より良かったりも。秋の紅葉シーズンだともっと良さそう。
第2位
第9節4/7アウェイ対栃木SC
CITY FOOTBALL STATION
栃木シティがすごい、まず俺が最強(by田中パウロ淳一選手)でおなじみの栃木シティのスタジアムが本当にすごいのか行ってみたらほんとにすごかったという。
ただし岩舟駅の田舎っぷりもすごかった。だがたぶんみんな車で行く。駅から見える山のヌカっと切れ落ちた崖とか、『死後さばきにあう』とか、途中歩道が無くなる道路とかアドベンチャー感を抜けた先にある栃木市岩舟総合運動公園にあるコンパクトで綺麗なフットボール専用スタジアムが正直羨ましくて。スタンドは流石にちょっと狭いけど、こんな感じなのきらら博記念公園とかに建てようぜってなる。
そして栃木シティ、J3昇格おめでとうございます! 北関東ダービーがJ2から消え、J3で新たな栃木ダービーが生まれるとは予想外の展開。パウロがJに帰って来るのなら、ナイキも高知でJに帰って来ようぜ!
第1位
第38節11/10ホーム対横浜FC
火の山ロープウェイ
またホームだよ! しかも下関開催のときに行きそびれて最終戦前日にかなりの強行軍でサンパークから火の山まで行って来たよ!
というわけで66年の歴史にいったん幕を閉じた火の山ロープウェイ、本当に小さい頃綾羅木あたりに住んでいたことがあって、おぼろげに覚えていた記憶と一致する昭和な設備と関門海峡の絶景、溢れるありがとうのメッセージとかこれはギリギリでなんとか行けて良かったと思った場所でした。
レノファユニ着てたので『最終戦行かれるんですか! 勝ちましょう!』と声をかけてくださった係員さん、この道30年の方ということで、火の山ロープウェイ関連のNHKのニュースとか色々出られてました。ガイドさんの毎回変わる案内も聞けて良かったなあ。下りではちょっとしんみりとしてしまったりも。
2024シーズンをとりとめなくベスト3×6で振り返ってみましたが、本当に、9月の現地5連敗さえも、みんな楽しいシーズンでした。
レノファが無ければ行かなかった街に行ったり、逆に実家に帰るきっかけになったり、それに今季はプレーオフ圏内の争いを終盤まで体験するというドキドキに天皇杯ベスト8のマリノス戦が加わって、まさに夢・感動・元気をもらった感が。
来季、どんなメンバーでどんなサッカーを、そしてどんな位置での戦いになるかはまだ分かりませんが、終わった時にまた『面白かった!』と言えるシーズンになるといいなあ!