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製造現場×Tableau DATAsaber挑戦記


1.この記事の目的

製造現場で日々生産に従事している者の目線で、データ活用やTableau、またDATAsaberに挑戦することで得たものなどについて書いています。また現場の作業者に向けたTableauに関するわかりやすい解説なども折込んでいければと思っています。
主観的な要素が強いため一般的な考え方とは相違がある可能性がございますのでご承知おきください。

2.自己紹介~Tableauとの出会い~DATAsaberへの挑戦

●自己紹介
私は某自動車メーカーで製造現場の管理職をやっています。ここでいう製造現場とは生産技術や保全ではなく、直接、車を生産する部署のことです。ちなみに私の課では1日に400~500台くらいの車を、約900名の作業者で生産しています。
私の係では工程編成を主軸として、「安全」「品質」「生産」に対する課題を解決するための企画立案などを推進しており、比較的データを活用している部隊といえます。
車を造る技術的なスキルでいえば、長い経験を積んでいるためそこそこの域に達していると思われますが、パソコンを扱う業務については素人レベルで
エクセルの機能の半分も活かしていないと自己分析しています。

●Tableauとの出会い

3年ほど前から会社の中で「データ活用」が声高に叫ばれるようになり、その一環で「Tableauを使って品質向上」的な取り組みが立ち上がりました。
当時私は品質に関する業務も持っていたので、この取り組みの課内担当者となり、勉強会を経てTableauのライセンスを付与されることになります。
これが私の「Tableauとは何ぞ?」の旅の始まりでした。
ちなみに先ほどの「Tableauを使って品質向上」についてはやや曲者で、一部では「すごい効果があった‼」と喧伝される一方、現場の我々からすると「そもそも使えていない」といった乖離が発生しています。
この問題を解決することも私のミッションだと思っています。

●DATAsaberへの挑戦

「Tableauを使って品質向上」を立ち上げたのち、しばらくTableauを触らない時期がありましたが、せっかくのライセンスを有効活用せねばと考え、あらためて業務で使い始めました。
使い始めてはみたものの…自己紹介でも書いた通りエクセルもそこそこしか使えないスキルの私はとても苦戦することになります。
連続・不連続??ディメンション・メジャー??
頭の中は???だらけでしたが書籍などを頼りに勉強しました。
そんな中、Tableauの「製造業ユーザー会」に参加したことをきっかけに「DATAsaberプログラム」というものがあることを知り参加を決意したのです。私でも大丈夫なんだろうか?という不安を胸に抱きながら…

3.DATAsaberに挑戦して感じたこと

※まだこの時点で合格しておりません。開始後1か月半経っての感想です。

●90日間でTableauの技術的なスキルを効率的に身につけられる
独学で学ぶよりも、短期集中で学習できることから効率的に身につられる。またわからないことを相談できる師匠がいることで心理的な安心感がある。

●勉強会などのディスカッションを通じて様々な業種の方と交流できる
同じ目標を持った方との意見交換や交流はTableauの技術的なスキルを身につける以上に貴重な体験ができる。

●勉強時間
いままでいろいろな公的資格を取得してきたが、そのどれよりも勉強時間は取っている。
受かるために過去問を頭に詰め込む勉強と、自発的に理解しながら進める勉強の差だと感じる。

具体的な勉強時間 1~2時間/平日 4~6時間/休日 

●ハードルは高いか?低いか?
エクセルの基本的な操作ができるぐらいのレベル感として…
ハードルは非常に高い!!といえます。
しかし、立ち向かえないことはなく3か月間、必死に勉強する気持ちさえ
あればチャレンジすることは全然可能!!
というのが今現在の結論です。

4.今後の目標

① 製造現場からデータドリブンな文化をボトムアップしていく
② 製造現場にTableauを活用したデータ分析の面白さを伝えていく
③ 製造現場だからこそできる「経験やカンを活かせるデジタル人材」を育成する
④ 製造現場のDATAsaberを育成する

こんなことを考えながら、引き続きDATAsaberになるための勉強を進めていきます。このブログも記録としてだけではなく、目標を達成するためのツールとして活用できるように今後も続けていきたいと思います!!

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