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製造現場×Tableau DATAsaber挑戦記 Vol.2

今回は、DATAsaberの技術力に関する課題Ord1~Ord10までを一応クリアしたので製造現場の視点から感想や気づきを書いていこうと思います。
もしスキル不足などで挑戦することに不安を抱いている方がおりましたら、参考にしていただけると幸いです。
そして最後には製造現場においてDATAsaberって役に立つの?必要なの?といったことについて私の結論を書こうと思います。

ご注意‼ あくまでも私のレベル感で語っていますので、製造現場で働く方すべてに当てはまるものではありません。
参考までに私のレベルは、高卒、エクセルの基本操作ができる(計算式などめったに書かない)、無駄にマウス操作が多い、Tableau歴1年、といったものだと思ってください。

1.私がここに至るまでの勉強時間と進め方について

・勉強時間 
平日1~2時間 休日4~8時間 これをほぼ毎日やって52日間かかりました。1日平均で約5時間を費やしていたことになります。

私は比較的公的資格を取得してきたほうだと思っています。(「危険物取扱」「自主保全士」「2級整備士」「高圧ガス取扱責任者」など)
とりわけ一番難しかったのが「高圧ガス取扱責任者」だったのですが、それでも休日に過去問を4~5時間、勉強することで取得できました。
そう考えると、これだけひとつのことに関して勉強したのは初めてといえます。

・勉強の進め方
設問に対して「まずは自分で考えてやってみる」というのを念頭に置いて進めました。
しかしながら最後のほうに行くにつれて、考えても手が動かせないくらいわからなくなりKTさんの動画に頼るケースが多くなりました。

こんな感じで進めてきたわけですが、正直つらくないといえば嘘になりますし、わからないことが多すぎてへこみましたが、それ以上に「知らないことが身についていく事」の喜びは大きかったです。
そして何より行き詰ったときに助けてくれる師匠や仲間たちがいる事が、救いだったと思います。

2.何を学びどんな気付きを得たか?

・何を学んだか?
技術的なスキルはもちろん、ビジュアライゼーションに関する知識や商品体系、得意なこと苦手なことなど、Tableauに関するあらゆることを包括的に学ぶことができました。これはひとつのツールを身につけるということを超えた大きな経験になったと思います。

・どんな気付きを得たか?
① Tableauってやっぱり凄い
TableauのすごさとVizがもたらす説得力はやはり強力です。
実際に部長に対してのプレゼンでTableauを使ってみましたが、効果は絶大です。いままでの通り一遍の報告会を超えた生きた議論が生まれてきます。
しかしTableauを使いこなすにはまだまだ勉強が足りないことも強く実感しました。
今後も勉強を続けていきたいと思えることが私にとっては有益といえます。

② 今までやってきたことを見直す機会を得た
今までは特に気にすることなく、昔ながらの書式による報告書や資料を作成してきましたが、ここで勉強したことによりそれに疑問を持つような感覚が芽生えてきました。
視覚的な効果や適切なグラフの選定など、Tableau以外にも応用可能なスキルが身についたと思います。

③ 自分の職場はデータドリブンな組織といえるか?
このプログラムでは、組織に「データドリブンな文化」をもたらすにはどうすれば良いかも学びます。そして私が一番影響を受けたのもこの部分です。
ここで得た視点で自職場を見たとき、どれほどの課題があるのか?
経営的にもどれだけの無駄が当たり前のように行われているのか?
そしてそれらの課題に対して私は何をするべきか?を真剣に考えるようになりました。

3.結論 製造現場にDATAsaberは必要か?


答えは一つ!!間違いなく必要です!!
製造現場だからこそ「データドリブンな組織」になるべきですし、企業にもたらす効果は絶大だと思います。
製造現場は体が資本とながらく言われてきましたが…少子高齢化の現代においてはそれも限界です。
データに裏付けされた経験と勘による改善やTPM活動による生産性の向上を進めない限りは、日本の製造業は衰退していくことでしょう!!

もしDATAsaberに挑戦してみたいけど躊躇している製造現場の方がいたら迷わずチャレンジしてみてください。
そこはとても厳しいところです。しかしとても優しい世界でもあります。
師匠や仲間たち、もちろんわたしも…きっとみんながあなたのチカラになってくれると思います!!
ぜひ勇気を出して扉を開けてみてください!!


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