まるでNARUTO⁉な景色 インドネシア・スマトラ島旅行記①【Payakumbuh編】

こんにちは。インドネシアのジャカルタに留学中のIanです。私はこの度休みを利用して、インドネシア人の友人とともに2024年の1月にスマトラ島に行ってきました!

今回の旅行は20日間に及び、その間パヤクンブ、パダン、リアウなど、たくさんの箇所を訪れました。

今までインドネシアではジャカルタ以外の場所をほとんど訪れたことがなかった私にとって、この20日間はとても刺激的で、忘れられないものになりました!

ここではその体験を、4回に分けてお伝えします。それでは早速始めていきます!

目的地①:Payakumbuh

最初の目的地は、パヤクンブ(Payakumbuh)でした。

この場所に向かった理由は、友人の祖母に会うためでした。実は今回私がスマトラ島旅行を決心したのは、観光はもちろんのこと、インドネシアの家庭での暮らしを実際に体験してみたかったからです。以前から、そのような考えを持っていました。その矢先に友人が自身の帰省に誘ってくれたので、同行することを決意しました。

ジャカルタからパヤクンブまでは、バスと船で移動しました。もちろん飛行機もあるのですが、時間短縮よりも貴重な体験をしてみたいという気持ちが勝りました。ちなみに運賃はひとりあたり日本円で8500円程度でした。

ジャカルタにあるバスターミナルから、ジャワ島の北西部にある港まで移動します。その後、バスごと船に乗り込みます。一旦バスから降りて、船の旅を1時間ほど楽しみます。そしてスマトラ島に上陸すると、再びバスでの移動が始まりました。

船からの景色です。とてもきれいでした

乗っている時間こそ長かったですが、バスでの時間は想像していたよりも快適でした。足を伸ばしきれるほどのスペース、毛布、充電できる環境、冷房、これらがすべて揃っていました。数時間に一回トイレ休憩もあり、バスに乗っている間きつい思いをすることはほぼありませんでした。(自分で予約しておきながら)バス移動は不安要素の一つだったので、正直とても安心しました。

所要時間、約36時間。1日目の朝9時に出発し、パヤクンブに到着したのは2日目の夜9時でした。その家は昔ながらのつくりで、部屋の明かりは小さな豆電球一つでした。最初こそ驚きましたが、次第にその環境に落ち着きを覚えるようになりました。夜中に作った即席麺はとてもおいしかったです。友人の祖母とは、拙いながらもインドネシア語でコミュニケーションをとることができました。雨のなか長時間移動してきた私達を気遣ってくださり、気温は低かったですが心は温まりました。

次の日からは、多くの場所を案内してもらいました。飲食店、学校、市場。。日本人は珍しい存在だったようで、至る所で声をかけられました。
僕は特に景色に感動しました。見渡す限り広がる田園風景、そびえ立つ山々。聞こえてくる水の流れる音。なんだか「日本の原風景」に近いものを感じました。

パヤクンブでは、ゆったりとした時間を過ごしました。地域の方々と交流したり、涼しい気候のなかで昼寝をしたり。心も体もリラックスできました。

沢山の自然の風景に触れた日々でしたが、中でも特に印象的だったものがあります。

それは、ハラウ谷という場所です。

あたり一面に広がる田んぼ、そしてそれを囲っている数々の崖。崖からは、いくつもの滝が流れています。

まさに圧巻の景色でした。友人曰く、この景色は「NARUTO」に登場する”木の葉の里”のようであるとして多くの人に親しまれているそうです。僕自身「NARUTO」を読んだことがないため詳しいことはわかりませんでしたが、絶景だったことは間違いありません。

パヤクンブでの日々を過ごした後、僕たちは友人の実家のあるリアウに向かいました!それではまた次回~


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