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「ポケモン絵しりとり」って、なんのはなしデスカーン?

デスカーンというポケモンをご存知だろうか?

図鑑の説明はこんな感じだ。

ピカピカの おうごんの からだ。もはや にんげんだった ことは おもいだす ことは ないと いう。

「ポケットモンスター ソード」より

こわっ。
短い図鑑説明だけで、ポケモンの過去、何があったかがわかる。
そしてデスカーンがどんな人間だったのか明かされることはない。
図鑑説明って、こんなに文学だったのだ。

もっとポケモンの図鑑を読んで創作のインスピレーションを得たい。

ところで、である。

私の敬愛するアルロン氏が『ポケモン絵しりとり』を企画されている。

企画『ポケモン絵しりとり』

①概要
【開催期間】※募集期間は後述。
12/1(日)~全員回るまで(状況によっては2周目以降も検討)

【方法】※わかりにくいと思うので、都度説明します。
(1)事前に参加者を募集(後述)。
(2)走者(絵を描く番になった人のこと)の順番を決めます(後述)。
(3)走者は、前回の走者の絵からポケモンを推理し、絵を描いて投稿してください。このとき、本記事のリンクを貼ってください(アルロンが拾いやすくなるため)。次があるので、なるべく指名があってから1日か2日くらいで投稿していただけると幸いです(もしもの場合については後述)。
(4)毎日アルロンの記事にて、走者の記事と次の走者をお知らせします。次の走者をお知らせする際、その人の記事のリンクを貼ります(記事はテキトーに選びます)。

②参加者の募集
11/18(月)~11/24(日)の間、本記事のコメント欄にて参加する旨を教えてください。
※11/19追記:上記以外の方法でも、アルロンに伝わればなんでもいいです(関連記事へのコメント、Xのリプなど)。


③参加者の順番決め
原則、コメントした順とします(=最初にコメントした人は、好きなポケモンを描けます)。ただし、もし自分の番で長期間noteに投稿できない状況だった場合、アルロンまでお知らせください(noteのお問い合わせでも、Xでも、なんでもOKです)。
※11/18追記:順番決めについては、少し検討します(コメント順では不具合がありそうだったので、くじ引きかなにかにする予定)。

④投稿方法
・ポケモンの絵を描く(アナログでもデジタルでもOK。AIはダメ)
・noteのテキスト機能を使い、その絵の写真やデータを貼り、本記事のリンクを貼り、投稿する。

アルロン氏の「ざっくりルール」から引用

(24日まで募集してるみたいです!)

やはり、今は路地裏回収ウィーク。
#なんのはなしですか 」を絡めていきたいものである。

「なんのはなしですか」に相応しいポケモンといえば
やはり「デスカーン」だ。

デスカーンさん!

にんげんだった ことは おもいだす ことは ない」ってなんのはなしですか?

なんのはなしですかー?

なんのはなし….デスカーン?

駄菓子菓子!!!!!(渾身)


デスカーンは、ポケモンではあるがしりとりには参加できない。
なぜなら…彼は、デスカーン。「ン」が付いてしまうからだ。


でも…こんなに「なんのはなしですか」と相性がいいデスカーン。
しりとり関係なく、描かせてもらえないだろうカーン?

すると…アルロン氏からこのようなお言葉が…

ん?なんのはなしですか?なんのはなしデスカーン?(もういいよ)

….ハっ!!

路地裏を司るコニシ木の子課長のアイコン。蛇が巻き付いている。

そういうことデスカーン!!!


役者は揃ったようだな。(誰)
あとは描くのみ!!!


カキカキ…ヌリヌリ…シャコシャコ…ケシケシ…


描けた!!!

なんのはなしデスカーン

ほら!ちゃんとアーボが巻き付いてる…!
コニシさんだった時の記憶ですかね…??
でも…なんか…デスカーンさん…本物と比べると….

ガチャピン…っぽくね?

#なんのはなしデスカーン ?)


以下、わからない人にはなんのはなしかわからないはなしをしよう。

私がポケモンのゲーム(赤緑)に初めて出会ったのは小学2年生の時のクリスマスである。ゲーム自体が初めてなので、どう動かせばいいのかわからずに部屋の壁にぶつかってずっとブンブンと言っていた。

やがて動かし方がわかるようになるが、手探りで進めているのですぐに「目の前が真っ暗」になる。そして、近くのポケモンセンターからやり直し。

特に苦しめられたのが、例の「アーボ」だ。
「アーボ」は「まきつく」攻撃を仕掛けてくるのだが、これがまた厄介で、「まきつく」をされている間、自分のポケモンは攻撃も引っ込めることもできない。じわじわと体力が削られていくのを待つしかない。

アーボを味方にしたら相当強いのではないか。
そう思った私は、アーボをなんとか捕獲した。

しかし…味方になったアーボはそれほど強くはなかった。
「まきつく」攻撃をしている間は、攻撃している側もまた、ポケモンを動かせない。しかも、相手の体力は少しずつしか減らない。

このことを思い出すにつれ、逆もまた然り、であると悟った。

自分がアーボを持っていても、大したことがない、と思ってしまう。
だが、攻撃される側となると、アーボは脅威である。

これは、自分の能力や文章力、感性、全てのことにおいて言えるであろう。

自分は大したことがない、他人が羨ましい、私はいつもそう思っている。
だが、最近noteで私が尊敬している書き手の方も「書くのに自信がない」とおっしゃっていて、驚いた。あのお方が、そんな風に思っているなんて…
謙遜ではなく、本気で自信がないと思われているようである。

自分の強さ、魅力なるものは、他人にしか分からないものである。
だから、自分に自信を持とう。

隣の芝生は青いから、自分の芝生も青くする。
野生のアーボは強いから、自分のアーボも強くする。

そして、他の方の良いところを見つけたら、その魅力を伝えていこう。
そのように決意した。

そんなことをぼんやりと考えていたら…例のアルロン氏から、趣旨は同じものの、遥かに優れたエッセイが投稿されていた。

私のはいいから(笑)、下記を読んでほしい。

あるものほこり、って響きかわいいな。

何回も言いたくなる。
あるものほこり。
あるものほこり。
アルロンほこり。

って…

なんのはなしデスカーン?

デスカーンのはなしデスカーン。

おしまい。


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亜麻布みゆ
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