「ポケモン絵しりとり」って、なんのはなしデスカーン?
デスカーンというポケモンをご存知だろうか?
図鑑の説明はこんな感じだ。
こわっ。
短い図鑑説明だけで、ポケモンの過去、何があったかがわかる。
そしてデスカーンがどんな人間だったのか明かされることはない。
図鑑説明って、こんなに文学だったのだ。
もっとポケモンの図鑑を読んで創作のインスピレーションを得たい。
ところで、である。
私の敬愛するアルロン氏が『ポケモン絵しりとり』を企画されている。
(24日まで募集してるみたいです!)
やはり、今は路地裏回収ウィーク。
「 #なんのはなしですか 」を絡めていきたいものである。
「なんのはなしですか」に相応しいポケモンといえば
やはり「デスカーン」だ。
デスカーンさん!
「にんげんだった ことは おもいだす ことは ない」ってなんのはなしですか?
なんのはなしですかー?
なんのはなし….デスカーン?
駄菓子菓子!!!!!(渾身)
デスカーンは、ポケモンではあるがしりとりには参加できない。
なぜなら…彼は、デスカーン。「ン」が付いてしまうからだ。
でも…こんなに「なんのはなしですか」と相性がいいデスカーン。
しりとり関係なく、描かせてもらえないだろうカーン?
すると…アルロン氏からこのようなお言葉が…
ん?なんのはなしですか?なんのはなしデスカーン?(もういいよ)
….ハっ!!
そういうことデスカーン!!!
役者は揃ったようだな。(誰)
あとは描くのみ!!!
カキカキ…ヌリヌリ…シャコシャコ…ケシケシ…
描けた!!!
ほら!ちゃんとアーボが巻き付いてる…!
コニシさんだった時の記憶ですかね…??
でも…なんか…デスカーンさん…本物と比べると….
ガチャピン…っぽくね?
( #なんのはなしデスカーン ?)
以下、わからない人にはなんのはなしかわからないはなしをしよう。
私がポケモンのゲーム(赤緑)に初めて出会ったのは小学2年生の時のクリスマスである。ゲーム自体が初めてなので、どう動かせばいいのかわからずに部屋の壁にぶつかってずっとブンブンと言っていた。
やがて動かし方がわかるようになるが、手探りで進めているのですぐに「目の前が真っ暗」になる。そして、近くのポケモンセンターからやり直し。
特に苦しめられたのが、例の「アーボ」だ。
「アーボ」は「まきつく」攻撃を仕掛けてくるのだが、これがまた厄介で、「まきつく」をされている間、自分のポケモンは攻撃も引っ込めることもできない。じわじわと体力が削られていくのを待つしかない。
アーボを味方にしたら相当強いのではないか。
そう思った私は、アーボをなんとか捕獲した。
しかし…味方になったアーボはそれほど強くはなかった。
「まきつく」攻撃をしている間は、攻撃している側もまた、ポケモンを動かせない。しかも、相手の体力は少しずつしか減らない。
このことを思い出すにつれ、逆もまた然り、であると悟った。
自分がアーボを持っていても、大したことがない、と思ってしまう。
だが、攻撃される側となると、アーボは脅威である。
これは、自分の能力や文章力、感性、全てのことにおいて言えるであろう。
自分は大したことがない、他人が羨ましい、私はいつもそう思っている。
だが、最近noteで私が尊敬している書き手の方も「書くのに自信がない」とおっしゃっていて、驚いた。あのお方が、そんな風に思っているなんて…
謙遜ではなく、本気で自信がないと思われているようである。
自分の強さ、魅力なるものは、他人にしか分からないものである。
だから、自分に自信を持とう。
隣の芝生は青いから、自分の芝生も青くする。
野生のアーボは強いから、自分のアーボも強くする。
そして、他の方の良いところを見つけたら、その魅力を伝えていこう。
そのように決意した。
そんなことをぼんやりと考えていたら…例のアルロン氏から、趣旨は同じものの、遥かに優れたエッセイが投稿されていた。
私のはいいから(笑)、下記を読んでほしい。
あるものほこり、って響きかわいいな。
何回も言いたくなる。
あるものほこり。
あるものほこり。
アルロンほこり。
って…
なんのはなしデスカーン?
デスカーンのはなしデスカーン。
おしまい。