「なんのはなしですか」って言ってそうな人5選
noteにおけるコニシ木の子さんとの出会いって、RPGみたいじゃない?
とある呪文「 #なんのはなしですか 」を知らないうちに唱えたら、ギリシャ神話みたいなアイコンが現れて….
驚いて、招待状を受け取った場所に行くと…そこには「路地裏世界」が広がっていた…
みたいな!
私は路地裏に出会って、note生活が格段に楽しくなった。
誰にも教えたくない、でも誰かに教えたい、「 #なんのはなしですか 」
だが、そもそもである。
「なんのはなしですか」に出会う前、「なんのはなしですか」を意識したことはあっただろうか?
百人一首にもある、こんな短歌を思い出す。
これを、「なんのはなしですか」に無理やり当てはめてみる。
「なんのはなしですか」に出会ってしまった今に比べたら、昔は「なんのはなしですか」について、考えてなかったな…
こんなにも、「なんのはなしですか」を意識したことは、これまでにあっただろうか。
一度、原点に戻ってみたい。
「なんのはなしですか」とは、そもそもどういう時に使われる言葉だったのかを、もう一度探りたい。
そこで、「なんのはなしですか」を言ってそうな人を5人、選んでみた。
1.天然女子
「なんのはなしですか」と言ってそうな人、それは天然女子である。
できれば10代後半〜20歳前後の清楚、ピュアな子がいい。
男子たちが「オトコだけにしかわからない話」で盛り上がっている。天然女子が、なんの拍子にか、その輪に入ってくる。
すると、それまで盛り上がっていた場が静まり返る。
「なんのはなしですか?私も、混ぜてください^^」
男の1人が言う。
「お…オトコにしかわからないはなしだよっ!!」
天然女子は、きょとん…とした後、ちょっと残念そうに「そうですか…」と言って去る。
一瞬の静寂。
男子たち一同「天使や…」
安堵と興奮の混じった声。
「そういえば、俺たち…なんのはなししてたんだっけ?」
2.できる後輩
次に「なんのはなしですか」と言ってそうな人、それはできる後輩である。
主人公は社会人3年目のOLであるが、仕事はそこそこできるもののそそっかしい。それを、クールなメガネの後輩くんがカバーしてくれるのだ。バディもの、恋愛もの、エロい系(広告によく出てくるやつ)、どこにも転べそうな、可能性あふれる話である。
彼は主人公のワタワタぶりに呆れるが、色々と助けてくれる。
「後輩くん…ありがとね。」
「なんのはなしですか、先輩。さ、行きますよ。」
ここから始まるのが、バディか恋かエロか、あなた次第である。全部乗せも、1つをマシマシにするのも可。
3.ロッテンマイヤーさん
『アルプスの少女ハイジ』に出てくるロッテンマイヤーさん。ハイジがフランクフルトでクララの話し相手をしていた時に、ハイジを厳しく躾けた、ゼーゼマン家の家政婦長である。
小さい頃は、ロッテンマイヤーさんのことが厳しくてイヤだったが、大人になると、破天荒過ぎるハイジに対してこうなるのは仕方がない、むしろ優しい方なのではないか、と評価が上がっている。
実際にそう言ってるのを聞いたことがあるわけではないが、おそらくロッテンマイヤーさんは、「なんのはなしですか」って頻繁に言ってると思う。
「ハイジ、なんのはなしですか。早く寝なさい。」みたいな。
ハイジが訳の分からないことを言うたびに「なんのはなしですか」と言う。そうして、ハイジがアルムに帰った後、思い出すのだ。
「あの時は、なんのはなしですか…って言ってばっかりだったわね…」
4.旅番組のナレーター
「ぶらり途中下車」のような旅番組。
ナレーターと旅人との、のんびりした会話を楽しむ人もいるだろう。
「なんのはなしですか」はここでも使われていそうである。
私に取っての「ぶらり途中下車」は、「舞の海さんと滝口順平さん」のやりとりだ。滝口順平さんは残念ながら2011年に亡くなってしまわれている。
それでも休日にどこまでも続きそうな旅番組をずっと見ていられたことは記憶に残っている。
舞の海さんが立ち寄った店で美味しい最中アイスを頬張り、ほふぁほふぁと言っててよく分からない。
そんな時、滝口さんが独特の牧歌的な口調でこう言う。
「舞の海さ〜ん、なんのはなしですか?」
5.ラスボス(裏切り型)
最後に相応しいのは、ラスボスだ。
それも、最初から出てきて主人公たちの仲間かと思われていたのに、ラスボス(かと思われたキャラ)を倒した後に、「フフフ…」と出てきそうな、裏切り型のキャラクターである。
主人公「あ…あなたは、僕たちの味方ではなかったのか?」
ラスボス「え…なんのはなしですか?」
主人公たちは満身創痍で、もう戦える状況ではない。そこに出てくる真のラスボス。
絶望的な状況である。
ラスボスの「なんのはなしですか」と言うセリフで終わる。
エンディングテーマが流れる。エンディングテーマでは多分主人公たちが水着で海水浴を楽しんでいる。そこには真のラスボスも混じっていて、切ない気持ちになる。
ちなみに次回は最終回で、タイトルは、「なんのはなしですか」だ。その「なんのはなしですか」の回は、ラスボスの過去回想編から始まる。ラスボスがいかに辛い過去を送ってきたかが語られる。
現在に場面が転換され、ラスボスと主人公の一騎打ちとなる。でもなんやかんや奇跡があり、主人公たちが力を合わせて、最後は主人公たちが勝利する。
ヒロイン「なんのはなし…だったんだろうね。」
ちなみにこのラスボスの声優は石田彰さんを希望する。
石田さんがなんのはなしですかと言ったならそれはもうラスボスである。
(全然短歌の体をなしてない気まぐれサラダ記念日風)
有益そうで全く有益じゃない記事を書いてしまった。
なんのはなしですか?
なんのはなしですか、の話だ。