しし座流星群に、願ったことは。【ポケモン絵しりとり】
九九より先に、151匹のポケモンを覚えた。
私の小学生の思い出は、ほぼポケモンで占められている。
毎週木曜日の19時からはポケモンのアニメ。
放映の30分間、短い。次回までの1週間、長い。
ポケモンとの出会いは、小学2年生のクリスマスだった。
サンタさんが包みを枕元に置いたのを薄目で見ていた。あまりの小ささに
「まさか、ポケットティッシュ！？いい子にしてなかったから…？」
と、朝まで枕を濡らした。
開封してみるとゲームボーイと緑の「ポケットモンスター」だった。
ゲーム自体初めてだった私は、友達の力を借りてなんとか進めていった。通信交換や対戦も楽しんだ。ミュウが作れると豪語していた男子にみんなが群がったこともある。ミュウを作れる彼、今はWebデザイナーの仕事をしているらしい、なんとなく合っていると思ってしまった。 ( #どうでもいいか )
とにかくあの頃の子どもたちは、ポケモン一色であった。
私は、「いつかポケモンが本当に現れたらいいな」と思っていた。
朝起きたら、家の周りがマサラタウンになっていて、草むらからはポケモンが飛び出してきて…私たちは学校に行かずに、旅に出る。
そんな風になったら、どんなに嬉しいだろう。
ちょうどその時期に、しし座流星群を見られるという噂が立った。
流れ星…消えるまでに3回願いを唱えれば、願いが叶う、そんな言い伝えを信じていた。
「流れ星に願えば、ポケモンが本当に現れるかもしれない。」
ただ、流れ星は一瞬。消えるまでに願いを言うにはかなりの早口でなければならないようだ。
それを聞いて、しし座流星群の日までに私は早口を練習した。
「ピカチュウピカチュウピカチュウ」(早口)
「ポケモンポケモンポケモン」(早口)
「マサラマサラマサラ」(早口)
この単語を練習したところで流れ星に通じるのかどうかは分からない。
でも、ひょっとするとこの単語のどれかを流れ星が聞いてくれて、
朝起きたら、周りがマサラタウンになっているかもしれない、そう確信していた。
しかし、しし座流星群の当日…
天気は曇りであった。
せっかく早口を練習したのに、しし座流星群を見ることはできなかった。
失意のうちにその日は眠った。
夢の中で早口言葉を唱えたかもしれない。
だが、翌朝周りにポケモンがいるということは、もちろんなかった。
あれから30年近くが経過した今、ポケモンは世界的なコンテンツだ。
そして、ポケモンGOという位置情報を活用したゲームも登場している。
ピカチュウを中心に様々な企業とのコラボも行われている。
そして、大人である我々が、今、「ポケモン絵しりとり」で遊んでいる。
これは…私たちの世界にポケモンが現れた、ということにはならないだろうか。
…だとすると、である。
私が曇りの日に流星群に願ったこと、もしかして、実現しているとは言えないだろうか？
雲を突き抜けて、流星群、ちょっと耳を傾けてくれたんだろうか？
…だとすると、である。
今のポケモンの繁栄。
私のおかげ、といっても過言ではない。
いや、普通に過言やろ。
さて、ここからが本題。
本記事は、アルロンさんの「 #ポケモン絵しりとり 」の企画です。
前回の走者は「のろのろな野呂」さん
素敵なエッセイも併せてお楽しみください！
幻影旅団のところ、HUNTER×HUNTER好きにはたまりません！
私最初、「カヒリキー」しれっと入団してるの気づきませんでした。
恐ろしく自然な擬態、俺なら見逃しちゃうね。（←ダメなやつ）
そうそう…絵だった..絵！
えーと….
ガサゴソ…ガサゴソ…！なかは ゴミ ばっかり！
あれ〜？ないなー
あった！
シュオオオオン（モンスターボールの音）
あれ……
これ、ポケモンじゃなくて、アルロンさんやないかーーい！！
気を取り直して……
キミに決めた！！
シュオオオオン
だーれだっ！！
キイイイイイ….バーーーン！！（←それコナンくん）
次回は……今大活躍中の本田すのうさん‼️
「プロジェクト路」「下書き再生工場」「すのう杯」など数々の企画を立ち上げ、「注目記事」にも度々選ばれているすごいお方です！
この企画以外で、私が好きな記事をご紹介します✨✨
私が初めて感動してコメントした記事です。
自分は2歳の男の子を育てていますが、ここまでできるだろうか…と思っております。子育ての先輩としても新たな道を見せてくれるお人です。
ちなみに…書籍も出されていて、私、この本買ってます！！
やはり本を読む時間は大事。折に触れて読んで、モチベーションを高めています。
ではではっ！
いいなと思ったら応援しよう！
