地球防衛軍6 考察前段~DLC1はどの周回か問題~
地球防衛軍6の考察やっていくよ。
あくまで個人的なものなので、そんなに目くじら立てないでね。
※地球防衛軍6がどんなゲームかは知ってる前提で話をしていくよ。
ようわからん人は@wikiなり公式サイトを見ておくれ。
ネタバレ込みなので、その点よろしく。
まずは、本編及びDLCの時間軸解説の前に、
DLC1 LostDaysの扱いについての考察から。
って思ったより長くなりそうなので、何回かに分けてやるよ前段なのに。
~DLC1は、周回として何度目なのか問題~
様々な考察を見てきたが、DLC1を、ループのどの位置と考えるか。これがまた非常に難しい。なんたって、公式の見解やゲーム内での表現が非常に少なく、確定している情報が少ないから、どうしても想像になる部分が多くなるのよね。それはお許しを。
プライマー
まずは、地球防衛軍5及び6のメインストーリーから読み解ける、プライマーとその戦術についてザックリ。もちろんこれらはプロフェッサーや学者連中の脳内での推測よ。実際はわからん。
・プライマーは何万年か、何十万年か未来の存在
・プライマーは火星由来の生命。
・プライマーがいる時代、人類は滅び、怪物が地球を跋扈している。
・プライマーは人類や地球の歴史に興味がある。
・プライマーはタイムスリップが可能な技術を持っている。
・プライマーは観光するかのように過去(様々な時代)の地球を訪れてい た。時には人間と接触を持っていた※人間の歴史上、超未来の技術を持ったプライマーは神のような存在として語り継がれた。伝説、伝承の類もプライマーが関わっている可能性も考えられる。
……ここまでは未来の生き物の趣味の領域や余暇、旅行だった。
・しかし、ある時ふと気が付く。「過去の人類に俺らの存在がばれたら、自分らの存在が消される可能性があるんじゃね?」
・あわてて過去への干渉を止めるがすでに遅し。事故が発生し人類にその痕跡が発見される。それが原因でEDF創設へ。
※ここで自分らの痕跡を消そうとすると、「墜落船で地球外生命体(プライマー)の痕跡に気づきEDF創設⇒痕跡を消す⇒人類はプライマーを知らない⇒人類に痕跡がばれないので墜落船を消さない」という矛盾を生む。タイムスリップ物のバック・トゥ・ザ・フューチャーにも登場する「タイムパラドックス(時の逆説)」が発生することになる。その為、EDF創設後の歴史にしか干渉できない。
・プライマーは怯える。消されたらどうしよう。※しかしこの時点で存在が消えていないので、スルーしておけばプライマーは無事だった可能性が高い。仮に自分たちの干渉により存在しなかったEDFが誕生していても、コードNが存在し、またそれを味方にぶち込める軍事組織が存在する以上、人類の歴史的な滅亡は避けられなかったと考える(人類が未来の自分らの滅びを認識できるのは、最後の周回。エンディングでプロフェッサーが言う、「人類は未来を知ったうえで選択できる発言から想像できる)
・よし、人類滅ぼそう。
地球侵略と時間戦術
そして、地球侵略を開始。
地球防衛軍5~6のストーリーが展開されるわけだが、プライマーは対人類戦争に際し、時間戦術を取るわけですな。
時間戦術は、
・過去へ戦力を送り込み戦う。
・その結果により、再度過去へ情報と追加戦力を送り込み歴史を書き換え
・さらに追加情報と戦力を送り込み
・満足いくまで戦争をやり直す(歴史を書き換える)。
これにより、仮に人類が全核戦力(またはそれに近い大量破壊兵器)を用いてプライマーと共倒れ(もしくは地球そのものにダメージを与える状況)になろうとも、リセポチのごとく戦争そのものをリセットし、その大量破壊兵器を使用前に破壊することが可能となり、より自分らの思うような戦果を得られるまで戦争を繰り返すことが可能で、さらに何かの間違いで自分らが不利になっても、さらに強力な戦力と情報を過去に送り込み、その歴史を書き換えることも可能になるわけです。
しかし、「時間」に干渉するタイムスリップはチート持ちのプライマーにも扱い兼ねるのか、より技術的な問題をクリアするための制御装置「リング」を送り込むものの、そのリングに対する外部攻撃を起因とした「事故」により、ストーム1とプロフェッサーの「記憶」のみが過去に送られる「タイムリープ」を発生させてしまうとは、皮肉なものですね。
あれ・・・?プライマーは新しい手を打つごとに自分の首を絞めているような。歴史を変えようとしたことで核戦争になり、核戦争を止めようとすれば民間人、1兵士がストーム1という伝説の存在になり、歴史を都合よく書き換えようとすれば、その都度EDFが力を増す。
ループを行うほどタイムパラドックスが進む、もしくは蓄積されるというのはプロフェッサーの仮説だが、事実かもしれないな。
プライマーは自身で、人類代表を鍛え、育てていたんだから。
DLC1は1回目(周回ではない)
確定しているのは、今回のDLC1がEDF5の「前日談」であること。
つまり、前作「地球防衛軍5本編」の「前周回」の話であることは確定している。
で、出て来る疑問は、このプライマーの侵略が、「最初なのか、2回目以降4回目未満」なのかなわけで。@wikiの考察では、2~4回目となっていたけど、自分的にはこの侵略が1度目ではないかと考えてる。つまり、リープが行われることなく人間が滅び、上書きされて消え去ってしまった歴史の記録。
前提条件として、DLC1ラストが核戦争END(コードNをコードnuke、核ミサイル発射コードと考えれば)となったことから、人類側に核戦力を残した状態だと、人類が劣勢になったとたん核戦争になる可能性が高いこと。※今回使用した主力の怪物が、地上でのみ繁殖可能だったことも原因の一つと考えられる。地上に露出し繁殖が止められないとなれば、大量破壊兵器の使用やむなしとなるのも無碍なるかな。
DLC-M19を見て分かる通り、核戦争になった場合、ストーム1の生存が難しく、(リングの出現まで生き残ることが出来ずに)タイムリープが行われずLostDaysの繰り返し(核戦争エンド)になる。
この場合、プロフェッサーやストーム1の生死にかかわらず、プライマー側のループが行なわれ、歴史はEDFのループを開始するには、そもそも人類から核戦争の選択肢を取り除かなければ話にならない。下手すれば、プライマーが核をある程度破壊できる体制が整うまでは、プロフェッサー&ストーム1のリング事故によるループそのものが困難だろう。
つまり、核戦争となった時点で、これが2度目以上のリープではありえない、仮に2度目以降だったとしても、プロフェッサーが核戦争の記憶を持ち合わせていない以上、リープの中で核戦争が起こったことは考えづらいということ。※本編内で、過去の戦争の1度目は核戦争だったろうという、推測を述べていることからもそう考える。DLC1以降の展開の中で、運よくプライマーの侵略を生き延びた2人が、リング事故を引き起こしたと考えるのが、シナリオ的な破綻がなく、かつ分かりやすい展開ではないか。LostDays。失われた日々は、誰の記憶にも残らないまま多くの命が失われ、リープの中にも入らない失われた時間。ってわけだな。
あと、1週目だと思う理由として、228基地に対する攻撃が中途半端であった点や、マザーシップ等、大型兵器の数の少なさ、波状攻撃の少なさや、敵の種類の少なさ、そして、会話の中でもあるように、プライマー側でも制御が出来ていない怪物軍……とにかく洗練されてない部分が多い。
戦術的な面でも、EDFの痛いところを突き切れていない点から考えると、プライマーは未来でも「知的生命体」に対する戦争経験としては非常に浅いものだったとも考えられる。未来の地球の生物のテッペンがカエルと考えると、そこまで頭がいいとも思えないもんな。
戦争の才能としては、カエルより、プライマーより、人間のほうがはるかに優れていた。プライマーの誤算も、この人間の闘争本能や、戦争に対するセンス、侵略に対する反応の過敏さにあるのかもしれないね。
あと、プロフェッサーがストーム1のことに言及していることが2赤い目以降のループの根拠としている考察もあったが、ストーム1もプレイヤーが観測できる場面以外でポーカーをやっていたというセリフもあることから、ひょんなことから知り合いとなり、その異常な活躍に希望を見出した…という解釈も成り立つと思う。この因果は、2人が存在し、戦争が行われる限り変わりのない、リープがなくとも2人を結びつける「因果」のようなものかと個人的には思っている。その因果が2人を無限の戦いに導くとしても。
核戦争の結果、戦争をやり直したプライマー、しかしその結果、1人の兵士が生き延び、ある科学者と出会い、そして自分たちが作ったリングで歴史を繰り返し、自分たちを追い詰めていく。
まとめ
ストーム1とプロフェッサーがリープを行う為には、全面核戦争を行うだけの核兵器を人間が持ち合わせていない、もしくはその戦力の大半を失うように戦う事が必要であり、事実、EDF5~7に至るまで、回数を重ねるごとに人類は核戦力を喪失し、N6を使用した全面攻撃は行われていない。結果、EDFの敗北後もストーム1が生き残る土壌になっている。※コードNのかわりが、オペレーション・オメガと考えると皮肉なものだが。
また、プライマーにとっての2週目に突入する際に、228基地の危機の日に再度戦争を開始していることからも、その日より前、もしくはそのあとに戦争を開始する事が連中にとっては難しいと考えると、その後の展開につじつまが合いやすい。
※それより以前に戦争を開始すれば戦力が整う前に戦いを行う事が出来るのに、同じタイミングで開戦というのは不自然。1週目にグラビスにコテンパンだった経験から、先に地下基地から侵略を開始する事で、パイロットや追加戦力の抹殺、ミサイル基地の破壊等を企図していたと考えられる。また、開戦日が違う可能性も考えたが、民間人であるストーム1が基地を訪れる機会(警備会社としての仕事)がそうそうあるとは思えないので、すべての時間の中で、同一日であると考えられる。
以上の理由から、DLC1が、地球防衛軍6の発端。しかし、リープの発端ではないと考える。
DLC2は、6の後日談となるか、それとも、5以前のリープ以前の話になるか。結構楽みだったりする。
あわわ、タイムリープとループがごちゃ混ぜになる。。。
プライマーのやり直し⇒タイムループ
ストーム1&プロフェッサーのやり直し⇒タイムリープ
考察としては、自分の考えを書きなぐっただけの内容だったな。。くそ反省。もっと、シンプルに考察をまとめれるようになりたい。今後の自分に期待。
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