北海道旅行のリベンジ的な福岡旅行①
一昨年12月の北海道旅行。
費用と時間と事前準備をがっつりやったはずが、
非常に心残りや後悔の多い旅行になってしまいました。
そのリベンジじゃないけど、
行ってよかったなぁと思うような旅行をする為に、
再度旅行の企画をしました。
前段
で、今回は九州旅行。もっと言えば福岡県旅行。
何故九州かといえば、
①綺麗なフェリー乗る
②νガンダムFFの立像見る
③震電レプリカ見る
この3つが叶うから。
※あとは比較的安く行ける!という利点も。
3つのメイン
①フェリー
フェリーはさんふらわぁのリベンジ。東京九州フェリーを利用します。門司港から横須賀まで出ているという長距離フェリー。しかも、新型フェリーで乗り心地や食事、設備がよさそう。
それいゆ乗りたい。はまゆうでもいい。
※自分が乗った時はドック入りしていたらしく、日本海フェリーから出張してきてましたが。でも、新型は新型、不満なし。
②νガンダムFF
等身大RX-78ガンダム(お台場ガンダム)、ユニコーンガンダム、横浜ガンダム、上海フリーダム等々のお仲間。観に行くことはないだろうなと思っていたけど、チャンスがあれば見たいと思っていたのでこの機会に行こうと。プラモも買うよ。初RG。
③震電
太刀洗平和記念館にある実物大のレプリカ震電。
出所不明のレプリカだったんだけど、実は映画「ゴジラ-1.0」に登場した震電。実物大のレプリカがこれだったと。判明した以上観に行かないといけないじゃん?ゴジラと戦記物好きとしては。地味にνガンダムよりも優先度が高い。
これらを叶えるためのプランを練ります。
簡易プラン
今回の旅行は前回年末年始でいろんな意味でバタバタしてしまったので、今回は年明けから世の中落ち着いてからの出発を企画し、1月12日~13日で予定。12日金曜日は仕事を休みます。しかしながら急に会議が入り、1週間ずらすことに。結局1月19日~20日で行きました。
行程としては、7:20成田発ジェットスター、23:55門司港発のフェリー。門司駅22:30のシャトルバスに乗る都合があるので、大体9:30~22:15の間にすべてを回る必要があります。まぁ、目標地点は相互に距離が離れているわけではないので、十分可能でしょう。
今回意識したのは、目標ポイントだけを決めて、行程そのものは緩くしか決めなかったこと。空港からスタートし、太刀洗、大宰府、福岡(νガンダム)をうまく結ぶことを考えました。
※大宰府は10年前に奥様と行ったので、その思い出をたどろうという気持ちと、震電とνガンダムだけだと明らかに時間が余りまくるので。
位置関係的に、大宰府、福岡はそこまで離れていないのでワンセット。門司は遠いので、福岡近辺から門司駅までのタイムリミットを設けて乗り遅れに備えました。それが大体20:00ぐらい。
こうなると、空港⇒太刀洗 福岡⇒門司は固まります。
中間は、大宰府とららぽーと福岡(νガンダム)、どちらを優先し、どの程度の時間を過ごすのかのせめぎあいです。まぁ、ここはがちがちにするよりも、現地でどれだけの時間を使うのか、行った時に決めればいいかって感じでした。ゆるいね。
そして、フェリー内で過ごす20時間。23:55~20:45。21時前に横須賀に到着すれば、当日中に自宅までは余裕で帰ってこれる計算でした。
そして前回は帰りが歩きになったのと、朝が早いこともあり、自転車で駅まで行き、駅の公共駐車場に止めて帰りも自転車という方法を取りました。これが大当たり、すごく楽でしたよ特に帰り。今まで市営の駐輪場使ったことなかったけど、1日50円は破格。これから出張で電車使うときはこれ使いたいなぁ。
事前準備(荷物)
前回の北海道旅行最も力を入れた部分であり、今回最も力を抜いた部分。前回は帰りの飛行機のことを考えずに荷物を増やしてしまった経験から、今回はとにかく荷物を減らす方向で考えました。
モバイルバッテリーと充電器、あとは飛行機内とフェリー船内で読む小説を一冊。着替えは割り切って下着だけ持ちました。どうせ1日+船内だし、その気になれば船の中で洗濯乾燥まで可能だからね。
結局、普段仕事に持ってくリュック1個で出かけました。
実行段階 1月19日 福岡空港⇒博多⇒太刀洗
1月19日(金)
4:50自宅発。チャリ漕いで寒い中駅へ向かう。始発電車に乗り込んで一路成田。成田では乗り換えの時間が45分程度しかなくて、急いで第3ターミナルへ行く。
荷物を減らしたこと、ポケットに何も入れない作戦で手荷物検査もスムーズに通過。遅れることなく乗り込み成功。不安ポイント1つクリア。ちなみに飛行機は離着陸共に遅延して、行程に微妙に影響が出た。
福岡空港到着。とりあえず博多駅を目指す。
博多駅到着。太刀洗を目指す前に朝食をとる。朝ラーメンを仕掛けようとしたが、ホームのラーメン屋がまだ開店しておらず、立ちそばを食べることに。せっかくだから、福岡らしい立ちそばにしようと思い、かしわ入りの蕎麦に丸店がのっかったものを注文。
歯ごたえのある丸天と、かしわの味を楽しみつつ完食。食べながら笑顔がこぼれるほどに旨い。完食後、電車に乗り込み出発。JR鹿児島本線で博多から基山、ローカル線の甘木鉄道(レールバスというらしい)で太刀洗まで。駅の目の前が目的地の筑前町立太刀洗平和祈念館。震電が待っている。
太刀洗駅に着く少し前から携帯に何度か着信。フェリー会社から。低気圧の影響でフェリーの入港が遅れ、出港、横須賀着が1時間以上も遅れるとのこと。低気圧の影響が出ているらしい。調べたら北海道発着の太平洋フェリーは運休だった。一瞬、明日中に帰れなくなるかとぞくぞくしたが、ぎりぎり終電には間に合う時間だった。ちょっと安心。
気を取り直して記念館へ足を運ぶ。
記念館の目玉である震電。
いやぁ、すごい。
すごいしか出てこない。
でも、震電もすごかったけど、マジでここにしか存在しない戦闘機が他に2機。しかも復元実機だから本物ときたもんだ。正直そっちのほうが感動してしまった。零戦32型と97式戦闘機。他で見れる零戦は21型だったり52型だったりで、32型は世界に2機しかないうちの1機。最近まで世界に1機だったけど、アメリカで復元されたから2機に。
※レストアされたようなので、実機ととらえるかは微妙かも。でも本物の部品も使ってるから復元って扱いでも悪くないんじゃないかと思ったり。ちなみにそちらは飛行可能だそうな。
97式戦闘機は正真正銘の世界に1機しかないもの。博多湾に沈んでたやつを引き上げて復元し、松本零士が車輪を提供して展示。他は塗装まで再現しているのに、97戦はあえてアルミむき出しの外観。これは貴重だ。
本来は震電だけを見に行ったのに、零戦と97戦にくぎ付け。実際戦場に出た機体だからね。展示の戦闘機の椅子にも弾痕が残っていて生々しさが伝わる。
他に興味を引かれた展示としては、航空戦の教本の展示があったこと。食い入るように見てしまった。
もともと太刀洗には、東洋一といわれる太刀洗飛行場が存在しておりました。その跡地に記念館やキリンビール工場があるんすわな。
飛行場の歴史、それに付随する地域の歴史、そして、日米開戦からの戦争後半に行われた大空襲。その空襲で亡くなられた方の中には一般人や子供も多くいたようで、その子供たちの写真もあり、胸が締め付けられる思いをした。
で、展示を一通り見た後にお土産購入。土産ではないけど、船で風呂に入る際にタオルがないので、記念館のスポーツタオルを購入。有意義な買い物になりましたわさ。
記念館の近くにあるキリンビール工場を見学しようかと考えたけど、歩く元気もないし取りやめて大宰府を目指します。
太刀洗⇒大宰府
太刀洗から再び甘木鉄道からの西鉄に乗り換え。西鉄二日市から、太宰府駅に向かいます。
なんと専用列車旅人に乗れました。ラッキー。内装も凝っていた。
でも、乗ってる人が思いっきり女性ばかりで少し肩身が狭かったなとほほ。
大宰府では参道をとことこ。本社殿は現在回収作業中で、仮本殿が建っています。でもその仮本殿がすごくおしゃれ。
屋根が森でございました。これがまたおしゃれすぎて唖然。お参りして、奥さんの厄除けお守り購入して引き上げ。参道では名物の梅が枝餅を購入。焼き立てがうますぎ。口に含んだ瞬間の小豆の香りも最高。
結局自宅へのお土産は梅ヶ枝餅にしました。賞味期限は1日?まぁ大丈夫。明日には帰るから。あとは、明太子茶漬けを購入。いやぁ、こんな臭くないもんなのね、現地の明太子。うまい。
昼もすっかり過ぎたので、10年近く前に旅行した際に、大宰府で食べたラーメンを再度食べようと思いつき、ラーメン屋を探す。記憶を頼りに適当に入店したら大当たり。やったね。
大宰府を後にし、一路νガンダムを目指します
二日市温泉⇒νガンダムFF
大宰府から西鉄で二日市駅、JRの二日市に向かうには多少歩く必要があり、市内を駅に向けて歩いていたら、「二日市温泉 700m」の看板が。心惹かれるものがあり、そちらに向けて住宅地を歩いていたら、何度住宅地のど真ん中に温泉街が。ワクワクしながら共同浴場があったので入店します。入浴料250円。んー安い。
のんびり浸かって疲れを癒します。今回温泉に入るつもりはなかったので、かなりの棚ぼた。体力回復し、νガンダムを目指します。
そしてついにνガンダムとご対面。
予定では福岡限定νガンダムファーストロットカラーを買う予定が、結局RGのνガンダムFFを購入。あとは土産を購入しつつ、門司を目指すだけとなります。
博多⇒?⇒門司
博多駅で土産と酒を購入。予算不足になりかけたので、ちょっとお土産を削る。博多駅から門司までは約1時間半ちょい。電車に揺られます。
少し時間に余裕があったので、途中で晩飯を食べようと思い付き。豚骨ラーメンも食ってしまったので、いろいろ調べていたら、どうも小倉の近くに旨い鳥の内臓を食わせる店があると判明。小倉で降りてモノレールに乗り平和通りへ。
やってきましたは、39(サク)。
鳥のタタキ、肝の串焼きをハイボールで頂きます。
うぉ、もう4500文字。続きはまた次回。