ASD傾向のある夫の最近の変化
こんにちは。
2人の発達障害のある子どもの母、co~changです。
ご訪問ありがとうございます。
前回の次回予告とは異なり、最近の夫の変化を書いてみようと思います。
子どもたちがまだ幼い頃、夫は所謂、仕事人間で早朝から深夜まで働いていました。子どもが起きる前に出社、子どもが寝てからの帰宅が多かったです。
最近はコロナ禍の影響で在宅勤務も増えていて、時間的に余裕が生まれたのか、または年の功か、引越しをして環境が変わったからか、イライラすることが減りました。
貧乏ゆすり、舌打ち。
本当にめっきり減りました。
夫は努力家なのは、よく分かります。平日の帰宅後も、休みの日も本を読んだり勉強したりすることも日常でした。
そんなところを好きになり結婚したんだと思います。
自分に厳しい。
そして他人にも厳しいところは、結婚するまで気がつきませんでした。
気がつかないフリをしていたのかもしれません。
努力できない人が理解できない。
そんな感じです。
下の子は、ASDと知的障害もあるので、様々な能力に限界があります。
手が今でも相当かかりますが、何だか憎めない。口ごたえもしませんし、できません。
上の子は、ずっと定型発達だと思っていました。
何故出来ないのか?
何故出来ないことを人のせいにするのか?
何故出来ないことをやる気がないと
諦めて、反抗的な態度をとるのか?
自分の子どもながら、分からないことだらけでした。
生まれながらの脳機能がそうさせている。ADHDの診断がついた今なら、分かります。
他責なところは、本人の性格だと思いますが。
夫は、診断がついた後にも、
自己弁護のための診断では?とさえ言いました。
(傷つけてしまった方、ごめんなさい)
もちろん、私は反論しました。
どこまでADHDを理解しているのか?
どこまで上の子の発達障害を理解しているのか?
下の子はよくて、何故上の子のことは理解できないのか?
夫はずっと、上の子の日常生活に不満を持っていました。
それは私も同様でした。
しかし、つい最近、
「まあ、元気そうならいいか。」
私は耳を疑いました。
夫の口からそんな言葉を聞くなんて。
上の子はもう自立してもいい年齢です。この家から出すことばかり考えていた夫を何度も引き止めて今日まできました。上の子も家を出たい出たいと口ばかりでした。
本人の覚悟がないうちは、精神的に落ち込む秋から冬には家を出る決断をするべきではないという主治医からの進言もありました。
父にありのままを受け入れられたい上の子。
上の子を受け入れられない父親。
少しずつ、歩み寄る。
そしてまた、離れる。
次に歩み寄る日は来るのか。
そんな気配を感じた一日でした。
次回もお付き合いいただけましたら、幸いです。