東京ゲゲゲイ

私は多分「古参」ではないがそこそこ長く5人の頃からの東京ゲゲゲイを愛し、推して来た。
あの堪らない音の取り方のダンス、人間とは思えない動き、シンクロ、MIKEYさんの作り出す世界が好きだった。
仕事がらどうしてもコロナにかかれなかったのでガールズの卒業公演は泣く泣く諦めた。
そして今年である。
何とかスケジュールを調整して3公演のチケットを取れた。
観て私は正直、予想はしていたものの、ここまで変わり果てているとは思わなかった。
ボーイズ達は当然、MIKEYさんのダンスの遺伝子は持っていない。
それでもきっとMIKEYさんは公演の為に彼等のダンスを生かす場面を創ったのだろう。
だが正直、私にはふとした時に東京ゲゲゲイの公演の一場面ではなくクインさんのショーに見えてしまった。
それがいけない訳ではない。
ただ、私が観たかったのはMIKEYイズムの詰まったダンスであり才能ある繊細なドキドキしっぱなしのステージだった。
MIKEYさんの歌は相変わらず素晴らしかった。
何故、全員卒業しなければならなかったのか?
BOWちゃんはお母さんになるからとして、ゆうゆちゃんは昔から抜けたいみたいだったし結婚もされた。じゃあマリエちゃんとミクちゃんだけでもMIKEYさんの側にいる事は不可能だったのだろうか?
ボーイズと違う世界のダンスをしたいのならそれもありでマリエちゃん、ミクちゃんがいてはいけなかったのか。
もちろんファンさんは「新しい一人になったMIKEYさんも応援します!」と言っている方が大半だろう。私も彼の生み出す曲はこれからも聴き続ける。
しかし遺伝子を消してしまう事には反対だ。
あの素晴らしいダンスはシンクロは、MIKEYさんと時を過ごし気持ちをやりとりしたメンバーにしか出来ないダンス界の遺産なのだ。
多分、絶対無理なのだろうけど、戻って来て欲しい。
マリエちゃん、ミクちゃん、可能ならゆうゆちゃんも。
東京ゲゲゲイはやはりMIKEYさん一人ではないのだと強く私は感じた。
これに反感を持たれるファンさん、ごめんなさい。
でもこれは私のブログです。
私の考えを自由に書かせてください。

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