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はじめの一歩

自分がデザインしたランジェリーを作りたいと思ったものの肝心な作り方がわからない。

一応ファッションの専門学校で服飾を学んでいたとは言っても、服とランジェリーはまるで違う。
服を作るためには、パターンという型紙の作成、作りたいものに応じて適する生地を選定する必要があるが、型紙の引き方も適する生地もさっぱり分からない。

「ランジェリーを作りたい」と思い、はじめにぶち当たった壁は、「ランジェリー制作の学ぶ方法が分からない」だった。

洋服とかだと、本屋に行けばパターンの本や縫製の本である程度のものは作れるが、ランジェリーは全くそういった類のものがない。
あったとしても、海外の書籍や個人ブログの記事が数件ヒットするくらいで私が求めている情報はなかなか得られなかった。

そんな中で検討したのが、学び直しだった。
「バンタン」という専門学校でランジェリーを学べる「ランジェリーデザインコース」という学科があるという情報を得た。

早速、資料請求をした。

ランジェリーデザインコースの概要としては期間12ヶ月
週1回、日曜日に通学して、オリジナルランジェリーブランドの立ち上げを想定して、商品デザイン、企画、サンプル制作実習、ブランドビジネスに必要な知識と運用ノウハウを盛り込んだカリキュラムとのこと。

資料請求をしたものの気になるのは学費面とカリキュラムの内容。

入学金5万円
設備充当費、授業料、実習費含めて87万円
合計で、12ヶ月で92万

https://www.vantan-career.com/faculty/lingerie/

社会人とはいえ、92万はなかなか痛い。


あとは授業数に対してのカリキュラム。
2024年の日曜日の日数は52日。

52日でビジネス、デザイン、制作、採寸やフィッティングスキル、カラーやテキスタイル、ブランド企画、仕様書、ビジネス立案、SNSマーケティング、プロモーション、サンプルチェック…等がカリキュラムとして組まれているが、「え、時間足りなくないか?」と感じた。

私はファッション専門学生の時に高校の延長のような学校生活を送っていた。
平日月から金曜日、約7時間を3年間学んでいた身からすると、52日間でファッション未経験の人も対象とした基礎的な知識から専門的な知識まで…到底こんなカリキュラムがこなせると思わなかった。

「カリキュラムをこなせたしても、軽く触るぐらいで深掘りはできないんじゃないか?」、「私が学びたい縫製、パターンの分野とはズレているんじゃないか?」という疑問が生じた。


他の道も探している時に、別のランジェリー教室にたどり着き早速、ランジェリー教室にアポをとり話を聞きに行くことにした。


続きはまた次回。




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